#エッセイ
愛すべきおバカ映画たち3選。
映画っていいですよね。
知らなかったことが知れたり、
見たこともないような映像が観られたり、
物語に自分を重ねて感動したり。
楽しみ方は人それぞれだけど、
映画が持つちからって、すごい。
たくさんの映画たちの中で、
上質な人生の無駄遣いができる映画というジャンルがあります。
とても真剣に作られているのに、
観るとなぜか可笑しい。
深くない。
気軽に楽しめる。
そして観終わった後、そんなに何
不思議なあの日々のこと
「今となっては何故だかわからないんだけど」と言いたくなるような不思議な日々が人生の中にはある。
自分の価値観を180度変えてしまうくらいの衝撃を受けた本や漫画が今となってはどこがいいのか理解できなかったりするし、身を削ってでも頑張らなきゃいけないと思っていたあの頃の自分のことを「なんであんなに必死だったんだろう、かわいいな」と思ったりもするし、身を焦がすような恋愛のことだってもうすっかり思い出せ
Quick and Dirty
物書きになる前に勤めていた会社で「Quick and Dirty」という考え方を教え込まれました。
一旦仕事に取りかかったら、なるべく早い段階で、大雑把でいいから「形にしたもの」を人に提示する。そうすれば問題点や改善点を素早く指摘してもらえて、「やり直し」の時間が短縮できるので合理的。
「丁寧にきちんと仕上げること」にこだわって一人でコツコツ作った挙句、後から根本的な問題点を指摘され、一からやり直
頼まれもしない仕事をしよう。
その文章を読んだが最後、しばらくのあいだ、頭から離れてくれないことばというものがある。腐れ縁の親友が部屋に居座ってなかなか帰ってくれない、そんな感じ。もちろん嬉しくて楽しんだけど、他にやることもあるんだけどなぁとちょっと厄介みたいな。今回のそんなことばはこれ。
もちろん、100%そのまんまこのことばの通りではないけれど、じぶん自身に当てはまる。しかし、当てはまるだけでは頭に居座ることはない。横尾
どこへも行かない感情たちの行方。
時刻は23時前。思ったよりも乗客の少ない、夜の山手線にぼくは乗っている。行き先は自宅の最寄駅・・・ではない。これから最後の打ち合わせ場所へと向かっている。帰宅は丑三つ時コースになるかもしれないぞ、というゲゲゲの鬼太郎の妖怪センサーばりの多忙センサーが警告している。ということで、膝の上にパソコンを乗っけてカチャカチャとキーボードを打っている。隣の人を気遣い、心なしか優しめにソフトタッチで。
この文