マガジンのカバー画像

何度も読み返したい素敵な文章の数々・・・!!!

81
運営しているクリエイター

#ビジネス

可処分時間を、いかに「まとめて」とるかの時代へ

可処分時間を、いかに「まとめて」とるかの時代へ

現代は、可処分時間の奪い合いだといわれます。

スマホにはSNS、ゲーム、ニュース、ショッピングとあらゆる機能をもつアプリが入り、それぞれが消費者の細切れの時間を奪い合っています。

これからもこの傾向は続いていくと思いますが、競争が激化しすぎた結果、これ以上広告を投下しても費用対効果が見合わないという分岐点がもうすぐそこまできているように思います。

最近話題の動画も、面白くなければ10秒ほどで

もっとみる
凡人で良かったと思うこと

凡人で良かったと思うこと

生まれた年代を問わず「普通は嫌だ」「人と違ったことがしたい」「レールの上を歩きたくない」と思う若者は少なくないようで、最近こんなエントリーがバズっていた。

4ヶ月で大学を中退し起業します。レールに沿ったつまらない人生はもう嫌だ。(いしだの話)
※こちらのサイトがクローズされフィッシング詐欺サイトになっていたのでリンクを削除しました。

この往年の尾崎豊の歌詞を彷彿させるようなエントリーに対して、

もっとみる
「才能」の定義

「才能」の定義

先日、とあるコピーライターさんとお話しする機会があった。その話の中で、「ある若手の面倒を何年かみているが、どう考えてもコピーライターの才能がない。でも本人に自覚がなく、どうしたものか考えあぐねている」という話を聞いた。

最初こそ「才能がないのではなくまだ未熟なだけなのでは?」「1人の師匠がダメ出ししたからといってその人に才能がないとも限らないのでは?」と思ったのだが、いくつかの「ダメだと思った」

もっとみる
知性は批判にでる

知性は批判にでる

私が大切にしている言葉のひとつに、
「プライドとは己を律する心であり、教養とは人を傷つけることなく接する術である」
というものがあります。

プライドも教養も、ときに「鼻につくもの」として忌避されることもありますが、私は2つの本質は自らの行動を規定することにあることを前提として、正しく使うことが必要だと思っています。

そして、その人の本当の知性というものは、批判する際の姿勢にどれだけこの2つに対

もっとみる

メーカー型思考とコンシェルジュ型思考が決定的に違うところ

新卒で百貨店に入ろうと思ったとき、そのきっかけは「たくさんのブランドが扱えること」でした。

大学時代にGODIVAでアルバイトをしていたのですが、立場上どうしても自社ブランドの中からしかお客様へご提案ができないフラストレーションが大きく、「百貨店にいけば全部扱えるやん!」という短絡的な発想が、百貨店に興味をもったきっかけだったのです。

GODIVAは昔から大好きで、学生アルバイトは雇用していな

もっとみる

STEAM教育は抽象的すぎると思う

STEAM教育

STEAM教育(スティームきょういく)とは、 Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合的に学習する「STEM教育(ステムきょういく)」に、 Art(芸術)を加えて提唱された教育手法である。

昨今話題です。STEMだけだったのですが、Aのアートも必要ということで、アートが足されてます。他にもあ

もっとみる

ロジックは、個人の感性を一般化するために必要なもの

昨年から小林秀雄にハマっている私ですが、年末年始に「人間の建設」を読み、小林秀雄の対談相手である岡潔にも興味を持ち始めました。

岡潔は日本最高の数学者と呼ばれた人なので、学生時代あまり数学が得意ではなかった私はなんとなく近寄りがたく、それが理由で「人間の建設」も読めずにいたのでした。

しかし、小林秀雄との対談を読んでみると、非常に哲学的で情緒や感性を重視していることがわかり、これまでもっていた

もっとみる
相性を決めるのは「WHY」ではなく「HOW」

相性を決めるのは「WHY」ではなく「HOW」

一緒に働く相手を選ぶときに必ずと言っていいほど聞かれる志望動機。

「何がやりたくて応募したのですか?」
「なぜそれをやりたいのですか?」

こうした質問は、相手の動機がどこにあるかを探るものです。

しかし、世の中には内発的動機で動くことができる夢組だけではなく、すでにある1を10にするのが得意な叶え組の人たちがいます。
参考:「世界は『夢組』と『叶え組』でできている」

彼らの「やりたいこと」

もっとみる
「モノの移動」が「ヒトの移動」に追いついてない問題

「モノの移動」が「ヒトの移動」に追いついてない問題

今年の年末は、いつになく移動の多い日々でした。

22日〜25日で実家に帰り、東京に戻ってきてすぐ鴨川へ旅行、そしてまたすぐ香港へ経ち、バタバタの2週間でした。

それだけ移動してみて思ったのは、

「荷造りも荷解きも荷物を移動させるのも全部めんどくさい!」ということ。

特に、乗り物のルールや言語も違い、普段より移動のストレスが大きい海外で、空港からホテルまでの道のりを大きなキャリーバッグを抱え

もっとみる