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そんな傲慢さで好いてもいいよね
やっぱり天使だ
そう思った時、僕に「お待たせ」って
かわいいね、その鞄
綺麗だね、その脚
終止符を打てなくて
また会いたいなんて甘いよな
月曜日を僕にくれないか?
既読にしたくない
リップは何をつけてきたの
隅々まで知りたいのは愛しているから
しっかり美しい
そう思った時、僕に「君はどう思う?」って
やっと持ってくれた、僕に興味
気遣いでも構わない、その言葉
ひと段落出来なくて
次はどこに行
「ねぇ、遊園地行こ?」ひとときの理想 、
「ねぇ、遊園地行こ?」
片想いしている君を遊園地に誘った。
脈ありなの気づいてるかな?
なんて考えてる暇も無いままあれやこれやと服の準備。香水はこれか、つけない方が好印象かな?
靴はやっぱりスニーカーか。
待ち合わせ場所に居た君はやっぱり爽やかでかっこよくてこりゃモテるわと考えながらお待たせ。
上がった口角に力を入れていざ出陣
「メリーゴーランド、乗ろう!君は後ろのお馬さんに乗ってね。」
だって
「ねぇ、遊園地行こ?」ひとときの理想
「ねぇ、遊園地行こ?」
片思いの相手から誘われた。最近できた所らしい。
なんで僕なんて考えてる暇も無いままあれやこれやと服の準備。香水はこれか、つけない方が良いのか?
靴は流石にスニーカーか。
待ち合わせ場所に来た君はやっぱり可愛くて、綺麗でなんと言うかなんか天使、、、?
伸びた鼻下に力を入れていざ出陣。
「メリーゴーランド、乗ろう!君は後ろのお馬さんに乗ってね。」
なんで?
「次はジェットコー
「足りなくなった、進め方が分からなくなった–マッサージブラシ買おうかな–」
蒸気で灯りが揺れる
背骨に沿って気泡が上る
関節に沿って希望が生まれる
ぬるくなるまでともう少し片思いの湯に浸かる
虚しいな 何もないな
追い焚きを押せずにいる
もう暖かくならない事 心の隅で感じてた
「いい匂い」と言ってくれたシャンプーはもう無くなったよ 販売中止らしい
足まで伸ばしてはいるけど優雅なんてもんじゃない
人生の光が遠くに行ってしまう
高いの入浴剤は使ってい
【仮】モノクロの暗いってどんな色?
素敵な人と出会った夜は
モノクロの夢が色付いて高揚し目覚めてしまう
夢中になって傷に気づかないフリをすれば
私の痂皮は少し柔らかくなる
多分、勘違い
実際 そんなことなくて
痂皮は痂皮のまま
半分自傷行為で開けたピアス
塞がるのは何がが満たされる時
どこか遠くへ行きたい
生き方が分からなくても
嫌っていたんだよ
偉人の名言
私の中で反響しない
こだまになんてならないよ
自己嫌悪の痣を掻き消
【仮】鼻の下、伸ばしすぎた ショートストーリーなのかも分かりません
「楽しいって感情いまいち分からないよね」
いちごにスプーンを伸ばしながら彼女が呟く。
今流行りのレトロ喫茶店に訪れていた。
メニュー表には時代を意識した商品が並び、彼女は迷う事なくいちごパフェを選んだ。
食パン色の襟付きワンピースを着て、ちょっといつもよりおめかし。姿勢良くソファに掛けるお美しい方が僕の恋人なんてと思いながら惚気をちょっと失礼。
「分からない?」
「そう、友達と遊んでもその時は『会
何がしたい?に捧げた日 ショートストーリーなのかも分かりません
「生産性のある会話をする人。」
彼女が好きな相手はそんな人だった。
付き合って4年。半同棲を始めて5ヶ月。アラサーの部類に分類され始めた僕達はお互いに熟知し上手い付き合いをしていると思っていた。
彼女はどっちかって言うと効率良くで理論的。物事を深く考え何をするのも慎重派。
僕はその場の感情で行動をする派。楽しければいいや、と考えてしまうタイプでそろそろこの考えの癖もどうにかならないかと思っていた時
こえ、聞くと暑くなる。鈍くなる。ショートストーリーなのかも分かりません
「女の子って花束貰ったら嬉しいの?」
君は細めの黒眼鏡をクイっと上げた。
「うーん、女の子に限らず嬉しい人は嬉しいんじゃ無い?どうしたの急に?」
同じ速度で橋の上を渡っていた。耳には蝉のこえが届く。私たちから見たら短い時間の中で汗がじわじわと噴き出てくる様に終わりを感じながら命を全うしているのだろう。
ほんの少し背の高い君には、このこえはどんな風に聞こえているのだろう。
「この前読んだ本の中で、主
【仮】翻るジンベイザメの斑点 ショートストーリーなのかも分かりません
「昨日の流星群見れた?」
蝉の声が段々と消えていく時、僕らは2階の自室でゲーム対戦をしていた。
僕はぼろ負けして意気消沈。彼女は勝った喜びでずっと笑っていた。
ノースリーブのワンピースを纏った姿はその純白さからか眩しい。
「なんで、急に?まあ見れたよ。写真も撮った。」
「いいな、見せて!」
なんの匂いか分からないけどいい香りが僕を包む。
「いい写真だね。送ってよ!」
これは俗に言うあざとテクニック
キャミソールって何色だっけ?ショートストーリーなのかも分かりません。
「私達、どう言う関係?これ以上にはなれないの?」
ベランダで煙を吸っていたらキャミソール姿の彼女から投げつけられた。
その問いに回答することに罪悪感を感じて何も言えなかった。
目線も合わせると苦しくさせるだけだと思い逸らした。ただ、目の前が白くなっていった。
しばらくすると彼女は僕が買って来た黒胡麻プリンを食べ始めた。 2人分食べた。
きっと今、彼女は怒っている。
馬鹿でも分かる。
空になった容器