「ねぇ、遊園地行こ?」ひとときの理想 、

「ねぇ、遊園地行こ?」

片想いしている君を遊園地に誘った。
脈ありなの気づいてるかな?
なんて考えてる暇も無いままあれやこれやと服の準備。香水はこれか、つけない方が好印象かな?
靴はやっぱりスニーカーか。
待ち合わせ場所に居た君はやっぱり爽やかでかっこよくてこりゃモテるわと考えながらお待たせ。
上がった口角に力を入れていざ出陣
「メリーゴーランド、乗ろう!君は後ろのお馬さんに乗ってね。」
だって少しくらいは追われてみたいじゃん。
「次はジェットコースター行こ?怖くても手は握らないでね」
ドキドキしてジェットコースターどころじゃなくなるからやめてね。
「楽しかったね。」
夕方解散になってしまうのか!?
「この後もうちょっと時間ある?なんか食べない?」
これは良いのでは、、いや待てこのままのってしまったら軽いと思われるかも。え、今って試されてる?
「うーん、また今度にしよ?もう楽しみすぎてヘトヘトだし」
よし!次の予定立てるチャンス!
「分かった、また遊ぼう。今日は誘ってくれてありがとう。じゃあ、、、駅まで送るよ」
「大丈夫!またね」
いや、好きだけどこれ以上一緒にいたら帰れなくなる。
「うん、」
うんだけ、、やっぱり脈無し?
振り返って告白する勇気を誰かください。

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