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一日一記

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江草が毎日何かしら考えたことを書く日記みたいなプロジェクトです。 2023年2月から一時的にお休み中でしたが、10月13日より再開します。
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2022年7月の記事一覧

7月のnote活動を振り返るんだぜ

7月のnote活動を振り返るんだぜ

7月最終日なので、今月のnote活動の振り返りをはじめまーす。

はい、まずね、江草君、きみね。

長いのよ。

文章。

長い。

なんなの、こないだ500字ぐらいでラフに更新しますって言ってたばかりじゃないの。

1000字ならまだ分かるよ?

でも昨日のこの6000字ってなによ。

明らかに突破してるでしょ。

限度。

つい出来心で、ってこないだもそう言ってたじゃないの。

……まあええわ

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民主国家とトロッコ問題

民主国家とトロッコ問題

シロクマ先生のこのブログエントリを読みました。

シロクマ先生ご自身の付記コメントも踏まえ、先生のブログエントリの要旨を勝手にまとめると

という感じでしょうか。(あくまで江草の解釈です)

これは非常に興味深いポイントに触れられてると思うので、江草も勝手に相乗りして、この「民主国家とトロッコ問題」について掘り下げてみようと思います。(そういう意味ではシロクマ先生のエントリへの回答や返答というわけ

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誰にとっても必要なものでありながら贅沢を言えばきりがないもの

誰にとっても必要なものでありながら贅沢を言えばきりがないもの

誰もが住居は必要だけど、誰もが豪邸に住むわけにはいかない。

誰もが衣服は必要だけど、誰もがプラダを着るわけにはいかない。

誰もが食事は必要だけど、誰もが毎晩フレンチのコース料理や回らないお寿司や鉄板焼レベルの食事を食べるわけにはいかない。

万人に最低限を保障することと、最高を保障することは全く別次元の話となる。

現実は最低限の保障でさえ難しい。
ましてや最高を保障するなんてことは、神ならぬ

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優秀だけど「負の外部性」が大きい人の扱いは難しい

優秀だけど「負の外部性」が大きい人の扱いは難しい

仕事はちゃんとこなしていて業績も十分な人、なんなら仕事が早いと言える人がいたとしたら、一般的には「仕事ができる人」とみなされることでしょう。

それは素晴らしいことだ、こういう人こそ褒めて報酬も上げるべきだと思われるかもしれません。

この条件だけ聞いたら確かにもっともではあります。

ただ、厄介なのはしばしばこういう人の中には「負の外部性」を持つ人が混ざってることなんですよね。

つまり、その人

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世界で自分にしかできない仕事が降ってきた

世界で自分にしかできない仕事が降ってきた

このたびリアルワールドで、ひょんなことから世界で多分自分にしかできない仕事が降ってきました。

たいていの仕事は自分より優れた人や詳しい人がいるものですが、特殊な設定が組み合わさるとたまたま自分しかできそうな人がいないということは起こりえるんですよね。

それこそ特定可能すぎる話になるので、具体的な内容はご紹介できないのですが、

自己啓発でよく言われる理論

に近い感じで「こいつぁ自分にしかでき

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本を平行して読むスタイル

本を平行して読むスタイル

読書をするにあたっては、一つの本に集中して読むというのが一般にはポピュラーだと思います。

『吾輩は猫である』を読んでいるなら『吾輩は猫である』を読み終わるまでは『人間失格』を読まない。他の本を読むのはあくまで『吾輩は猫である』を読んでからと。

理想的と言えば理想的です。

ただ、よほど時間に余裕がある方や速読が得意な方でなければ、一冊の本を読み終わるのに通常数日以上はかかります。

でも、人間

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ブログに書くべきは「書きたいこと」か「読者ニーズ」か問題

ブログに書くべきは「書きたいこと」か「読者ニーズ」か問題

ブロガーあるあるの「書きたいこと」を書くべきか、「読者ニーズがあること」を書くべきかの悩み。

これに回答したぷーおんさんの記事に光栄なことに江草のnoteも言及いただきました。

ひろゆきぷーおんさんが大事なことを全部言ってくださってる気がしますが、せっかく言及いただいたのもあって、江草の視点でも考えてみます。

さて、ブログは「書きたいこと」と「読者ニーズがあること」どっちを書くべきか。

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「エッセンシャルライフ」を取り戻す

「エッセンシャルライフ」を取り戻す

エッセンシャルワークの大切さはちょっとずつ見直されてきてる風はありますが、さらにその影にもうひとつ大切な「エッセンシャル」が隠れています。

それは「エッセンシャルライフ」です。

ここでいう「ライフ」は「生活」の意味で、「ワーク」が「仕事」であることと対比してます。

「エッセンシャルライフ」とは江草の勝手な造語ですが、具体的には、家事や育児などの家庭活動、睡眠や運動、食事などの自分ケア活動があ

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夏休みの宿題を最初にやるか、最後にやるか

夏休みの宿題を最初にやるか、最後にやるか

夏休みの宿題をいつやるのかには、性格が表れますよね。

江草は、早々に宿題に取り掛かって7月中には終わらせておくタイプでした。もっとも、工作系の宿題は苦手だったので、そういう類の宿題と、日記だけは残ってた気がしますけれど。

最近のこどもたちは宿題の量や内容が変わってるでしょうし、今では7月中に終わらないのかもしれません。
でも、もし今こども時代をやり直したとしても江草はさっさと手をつけるタイプに

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ユーモアのあるテキストを書きたい

ユーモアのあるテキストを書きたい

前々から江草は悩んでいることがありまして。

それは「ユーモアのあるテキストが書けないこと」です。
つまり、面白いことや笑えることが書けないのです。

noteでもTweetでも、テキストがなんとなくこう固いというか、真面目というか。
江草も全くふざけたことやネタ投稿を書かないわけではないのですけれど、「めっちゃおもろいやんこれ」みたいなテキストにはほど遠い感じがしてならないのです。
どうもパンチ

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読書は賑やかな対話

読書は賑やかな対話

読書してると言うと静かに一人を楽しんでるイメージがあって、逆に飲み会に行ってると言うとみんなでワイワイ対話をしてるイメージがあるじゃないですか。

でも、読書好きの身からすると、読書ってめっちゃ対話してるんですよね。

多くの本は、著者が膨大な時間を注ぎ込んで書いています。
つまり、著者の思いのエッセンスが凝縮されてると言っていい。
それを読むということは、著者の声に耳を傾けているということです。

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サイゼリヤ番号注文問題について

サイゼリヤ番号注文問題について

そろそろほとぼりが冷めたと思うので、千葉氏の「サイゼリヤ番号注文問題」について思ったことを書いておきます。

サイゼリヤの注文が紙に番号を書く形式になっていたことについて、千葉氏が怒りをこめたつぶやきを放ち、それが賛否両論を生んでるという話。

なかなか興味深いトピックではあります。

まずひとつ思ったのは、「ユニークIDと紐付いていること」と、「ユニークIDで呼ぶこと」は別問題であって、後者を千

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ブログはどこへ消えた?

ブログはどこへ消えた?

ネットメディアとしてのブログの凋落が言われて久しくなっています。

確かに往年の「個人が意見を発信する」という形でのブログのスタイルは不人気化し、多くの人が訪れるのは検索で流れ着いたマネタイズ目的のアフィリエイトブログばかりでしょう。

長文でバズるのも「イケイケなパーフェクトヒューマンになるための3つの方法」みたいな自己啓発的であったり、ノウハウ的なものが多くなりました。

ブログやnoteの長

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『三体X』読んだよ

『三体X』読んだよ

宝樹『三体X』読みました。

SF小説『三体』シリーズのスピンオフ(二次創作)作品。

『三体』シリーズがとてもとても面白かったので、スピンオフも気になって買ってしまいました。

読んだ感想は、「世の中には天才がいっぱいいるんだな」と。

このスピンオフでは本家『三体』シリーズで語られなかった謎解きや、その後の宇宙の命運まで描いてます。

ネタバレは避けますが、これがほんとよくできてて、緻密かつ壮

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