マガジン「プログラミング教育」総目次
小中学校のプログラミング教育
予言:「プログラミング教育」政策は失敗する
読解力に焦点を当てて教育を改善しない限り,小中学校でプログラミングなどやっても人材は育たない。高校でのプログラミングの授業から考える。
プログラミング教育を考える(1) 発端
「小学校プログラミング教育の手引き第3版」(文科省)を読んで考えたこと。
プログラミング教育を考える(2) 「なぜ,今学校でプログラミングを学ぶのか」を斬る
「なぜ,今学校でプログラミングを学ぶのか」(平井・利根川 技術評論社 2020 2月)を読んでがっかりした話。
プログラミング教育を考える(3) 「プログラミング」が必要か
「プログラミング的思考」とは何かについての疑問。わざわざ「プログラミング」と銘打つようなものだろうか。今まででもやっている,ごく普通の「手順を考えよう」ではないか。
プログラミング教育を考える(4) プログラミングは試行錯誤か
小学校プログラミング教育の手引(文科省H30.3.)の中にある,「試行錯誤しながら継続的に改善することで問題が解決する」はおかしい,という話
プログラミング教育を考える(5) それで「プログラミング」ができますか
「小学校プログラミング教育の手引き第3版」の,5年生の算数:正多角形の描画:についての批判。
「プログラミング的思考」という幻想
文科省のいう「プログラミング的思考」では,プログラミングはできない,という話。高校「情報」での授業実践から考える。小中学校で養うべきは,「プログラミング的思考」などではなく,テキストの読解力,数理科目の理解力なのだ。
高等学校新課程「情報Ⅰ」
高等学校「情報」のプログラミングを考察する(1)
学習指導要領からプログラミングに関するところだけ拾う。学習指導要領だけでは具体的に何をしていけばいいのかわからない。
高等学校「情報」のプログラミングを考察する(2)
「情報Ⅰ」の学習指導要領解説を読む。全体ではなく,プログラミングのところ。一言でいうと,机上の空論という印象だ。書いてあることはもっとものように思えるが,その実現を考えると無理ではないかと思われるもの多数。
高等学校「情報」のプログラミングを考察する(3)
中学校の「中学校技術・家庭科(技術分野)における プログラミング教育実践事例集」を読んで,中学校での学習を知る。
高等学校「情報」のプログラミングを考察する(4)
フローチャートについては賛否両論がある。筆者は否の方で,もう30年以上前にフローチャートをやめている。GOTO文とともに捨て去った,という話。フローチャートは教えるべきではない。
高等学校「情報」のプログラミングを考察する(5)
モデル化とシミュレーションについて。教員研修用教材のモデル化とシミュレーションの節を見て考える。
高等学校「情報Ⅰ」文科省研修用教材を検討する(1)「はじめに」
高等学校「情報Ⅰ」 文科省研修用教材を改めて読む。
高等学校「情報Ⅰ」 文科省研修用教材を検討する(2):第1,2,4章
高等学校「情報Ⅰ」 文科省研修用教材を読む。
高等学校「情報Ⅰ」文科省研修用教材を検討する(3):誤差の問題
文科省の研修用教材に書かれている「誤差」について補足した。
文科省研修用教材を検討する(4) プログラミング(1)
文科省研修用教材を検討する(5) プログラミング(2)
文科省の研修用教材のプログラミングの内容について補足を2回に分けて書いた。
文科省研修用教材を検討する(6)シミュレーション
Pythonで書かれたシミュレーションのプログラムを検討した。
数学の「関数」とプログラミングの「関数」
研修用教材に書かれている「関数」の概念について。
クイックソートは難しい? : 文科省研修教材のコードには虫がいるよ
クイックソートのコードにバグがあったという報告。
文科省の情報Ⅰ教員研修用教材第4章を検討する(1)情報通信ネットワーク
文科省の情報Ⅰ教員研修用教材第4章を検討する(2)オープンデータの利用
文科省の情報Ⅰ教員研修用教材第4章を検討する(3)さまざまな形式のデータ
文科省の情報Ⅰ教員研修用教材第4章を検討する(4)量的データの分析
文科省の情報Ⅰ教員研修用教材第4章を検討する(5)質的データの分析
文科省の情報Ⅰ教員研修用教材第4章を検討する オープンデータをJSONで利用する
高等学校「情報Ⅰ」に向けての準備
高等学校情報のプログラミング教育を考える:Python(1)
「情報Ⅰ」で使うプログラミングが Python になるものとして,今授業で使っているCindyScript から,2年後にPythonへ移行するとして,その準備のためのメモ。「みんなのPython 第4版」(柴田淳:SB Crative)を読んでまとめた。「インストールと起動」「書法」
高等学校情報のプログラミング教育を考える:Python(2)
Pytonについてのメモ。「算術演算子」「変数」「リテラル」「文字列の扱い」「複合演算子」「変数の型」「リスト」
高等学校情報のプログラミング教育を考える:Python(3)
Pytonについてのメモ。「繰り返し:for 文」「条件判断 if 文」
高等学校情報のプログラミング教育を考える:Python(4)
Pytonについてのメモ。「ユーザー定義関数」「グラフを描く」「時計の取得とアニメーション」
高等学校「情報Ⅰ」のプログラミングのために(1):早期に準備が必要だ
2022年度からの新課程,プログラミングを教えるために早期の準備が必要だ。
高等学校「情報Ⅰ」のプログラミングのために(2) どの言語を選ぶか(暫定版)
授業で扱うプログラミング言語として何を選ぶのがよいのかを考えた。
高等学校「情報Ⅰ」のプログラミングのために(3) Cindyscript って,誰さん?
Python,JavaScriptと並んで,候補として挙げているCindyscriptについての説明。
高等学校「情報Ⅰ」のプログラミングのために(4) Python,JavaScriptは「やさしい」か
センター試験の問題を Python,JavaScriptで書いた結果,決してやさしくはない,と感じた話。
高等学校「情報Ⅰ」のプログラミングのために(5) フローチャートをやめよう
フローチャートを書かせるのは無駄が多いという話。
高等学校「情報Ⅰ」のプログラミングのために(6) 教科書会社の対応状況
現時点でわかる,教科書会社で出している副教材について調べた。
高等学校「情報Ⅰ」のプログラミングのために(7) Python,JavaScript の入門書を探す
書店や図書館でいろいろ本を探した。その結果について書いた。
高等学校「情報Ⅰ」のプログラミングのために(8) 共通テスト試作問題に見る方向性
「平成30年告示高等学校学習指導要領に対応した大学入学共通テストの『情報』の試作問題(検討用イメージ)」が公表された。
高等学校「情報Ⅰ」のプログラミングでどの言語を選ぶか(その2)
Pythonで学ぶ情報の教材
高校向けPython入門(11) Pythonにおける真理値
プログラミング:モンテカルロ法で遊んでみた(2)
(1) へのリンクも入っている。
ライフゲームを作る(4) 完成版
モデル化とシミュレーションにあるライフゲーム。(1)〜(3)のリンクも入っている。
Pythonで高校数学
2次関数のグラフ(1)
f(x)=a(x-p)²+q のグラフをスライダで係数を変えながら描く
2次関数のグラフ(2)
定義域を変化させたときの2次関数の最大・最小の問題をグラフで考える。
2次関数のグラフ(3)
一般形で係数が文字のとき,制限された定義域での最大・最小を考える
大学入試共通テスト
共通テストの「情報」新設を考える
2024年度からの,共通テストの教科再編で,情報が新設案が報道されている。これについて考える。「新設は高校から歓迎されるか」「大学は採用するか」「試験の内容はどうなるか」
高等学校「情報Ⅰ」:共通テスト試作問題を検討する
「平成30年告示高等学校学習指導要領に対応した大学入学共通テストの『情報』の試作問題」を検討した。
8大学からの要望書で潮目が変わるか:高校「情報」
8大学情報系研究科長会議による、「大学入学共通テストの「情報」に関する要望」を読んだ。
共通テスト「情報関係基礎」の問題を見る
2021年度の共通テスト「情報関係基礎」の問題。
情報Ⅰ 共通テスト試作問題の第4問をPythonで書く
交通渋滞のシミュレーション。
大学入試共通テストサンプル問題の問題2を教材化する
2021年3月に公開されたサンプル問題の問題2:ドント方式のプログラミングを教材として使う。
入試問題のプログラムをコーディングする
大学入試センター試験「情報関係基礎」問3をプログラムする
大学入試センター試験「情報関係基礎」の問3はプログラミング。その過去問を実際にコーディングする。例として 2020年の宝探しをとりあげる。
大学入試センター試験「情報関係基礎」問3をPythonで書く
大学入試センター試験「情報関係基礎」2009年度の素因数分解の問題をPythonで書く。過去問の中でも,事前準備が不要でやりやすい問題。ここで,以前 Python の入門書でまとめた事柄ではわからなかった点が浮上。
「情報関係基礎」2009年の素因数分解の問題をScratchで書く
Scratchで書くとどうなるかやってみた。結果としてはOK。
「情報関係基礎」2009年の素因数分解の問題をJavaScriptで書く
JavaScripte で書いてみた。言語の違いだけでなく,開発環境の違いもわかる。
センター試験「情報関係基礎」2007年のブロック落としをCindyScriptで書く
授業でも扱ったプログラミング。
センター試験「情報関係基礎」2007年のブロック落としをPythonで書く
旧作なので削除し,書き換えた。
センター試験「情報関係基礎」2007年のブロック落としをJavaScriptで書く
やっみてわかった,JavaScript の開発環境(デバッグ)のこと。JavaScript が HTML5 の密接な関係にあることを改めて実感したこと。
「情報関係基礎」2017年の三角形の個数の問題をPythonで書く
旧作を書き換えた。
「情報関係基礎」2017年の三角形の個数をJavaScriptで書く
配列の要素を検索する方法が,Python,JavaScript では異なること。書籍には載っておらず,Web で探した。
センター試験「情報関係基礎」2018年の迷路をCindyScriptで書く
迷路の問題。表示部分をどうコーディングするか,思案のしどころ。
センター試験「情報関係基礎」2018年の迷路をPythonで書く
Cindyscriptでは比較的簡単にできたものが,Pythonではなかなかできない。難航した話。
センター試験「情報関係基礎」2020年の問3 宝探しをプログラミングの教材にする
2020年の問題は,ボタンの作成や画像の表示などが入っている。これを作って教材化する。
「情報関係基礎」過去問を教材化する:2010年 漢数字で数を表す
「情報関係基礎」過去問を教材化する:2011 年:最大・最小・順位づけ
高等学校「情報」授業実践から
プログラミング:想定外の解答
高校「情報」の授業でプログラミングを扱っていて出た,想定外の解答について。題材は「値の入れ替え」。
バブルソートは易しいか
高校の「情報」で扱ったバブルソートの話。生徒はどこでつまずくか。バブルソートの考え方は難しいか。実教出版の副読本「実例で学ぶ プログラミングの基礎」を見て考えたこと。
大学入試共通テスト 情報Ⅰ 試作問題(検討用イメージ)を現役生が解くと
試作問題のうち,現行の教科書の内容で解けそうなものをやらせてみた。
その他
プログラミング今昔:コッホ曲線
「フラクタルCGコレクション」(渕上季代絵:サイエンス社)で,BASICでコッホ曲線を書いていたという話。