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教員研修の記録

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自分が担当している講座を中心に、どんな研修を行なったかの振り返りレポートです。
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#研修

「ICTを活用してもできる、子供同士が認め合う活動」体験会を開催!

「ICTを活用してもできる、子供同士が認め合う活動」体験会を開催!

12月から毎月1回開催してきた、うちのチーム主催の所内勉強会。
これまでは生徒指導提要の読書会でした。

3月、年度最後の勉強会は、「ICTを活用してもできる、子供同士が認め合う活動」体験会にしました。
参加者も6人→12人→14人と増えて、今回は16人集まりました。

本県ではまだまだICTが文房具にはなりきれていない状況。
誰でも簡単にトライできるよう、比較的使い慣れたツールであるGoogle

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遊戯療法補助員の大学生と一緒に学びました

遊戯療法補助員の大学生と一緒に学びました

私は県の教育センター教育相談チームに所属しています。当チームでは来所相談も受け付けており、その中に、遊戯療法での対応もあります。遊戯療法補助員として、今年も6人の大学生が登録してくれました。

遊戯療法を必要とする来所相談がない場合は、対人援助職に必要な知識やスキルを一緒に学ぶスキルアップ研修をすることにしています。心理・福祉・教育などの分野に進みたい彼らの将来にも役立つ事を願っています。

今年

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最終回はどうだった?所内『生徒指導提要』読書会

最終回はどうだった?所内『生徒指導提要』読書会

12月から3ヶ月にわたって、月一で開催してきた『生徒指導提要』の読書会。

今回が最終回となりました。
口コミで広がり、1回目6人だった参加者が、2回目は12人、3回目は14人と増えていきました。皆さんがいかに対話の場を欲しているかがわかります。
毎回、席はくじ引きで決まるという宴会並みの楽しさもいいのかもしれません。いつもは話す機会のない他チームの人達と関われます😊

最終回はどんな対話が繰り

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高校初任研「学級経営の基礎・基本」〜後編(セッション2)〜

高校初任研「学級経営の基礎・基本」〜後編(セッション2)〜

セッション1:生徒と信頼関係が結べるような教師の関わり方
セッション2:生徒同士の関係性

と大まかに分けて行いました。
前編では
セッション1:生徒と信頼関係が結べるような教師の関わり方
について書きました。

今日は翌日行ったセッション2について書きます。
ではではレッツゴー!

セッション2:生徒同士の関係性

この多様性が叫ばれる現在における、クラス経営。
初任者の先生方には最終的に生徒同

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高校初任研「学級経営の基礎・基本」〜前編(セッション1)〜

高校初任研「学級経営の基礎・基本」〜前編(セッション1)〜

生徒指導提要では

学級経営について

と言っています。

経験的にも、生徒と信頼関係が結べるような教師の関わり方が学級集団づくりには必須だと思っています。さらに、教師が生徒同士の関係性を築く場づくりや足場かけをすることも大切です。高校の場合、やはり授業が勝負なので、授業デザインに生徒指導の要素を組み込んでいくことが効率的だと感じています。

今年は研修のコマ組がイレギュラーで、1日目オンライン4

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Q-Uを活用した学級づくりと児童生徒理解

Q-Uを活用した学級づくりと児童生徒理解

Q-U、ご存知ですか?

Questionnaire Utilitiesの頭文字を取ったもので、児童生徒の学級満足感を測るアセスメントツールです。

標準化されていて信頼性も妥当性も担保されているので、出てきた結果は正式な書類などにも書けます。裁判の資料とかにも。

福島県では小中学校でのQ-U実施は以前から多くありましたが、最近では高校でも実施する学校が増えてきました。6月ごろ1回目を実施する学

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オンライン解決志向ホワイトボードミーティング、CanvaのホワイトボードとGoogle Jamboard どっちが適してるかやってみた

オンライン解決志向ホワイトボードミーティング、CanvaのホワイトボードとGoogle Jamboard どっちが適してるかやってみた

養護教諭対象のオンライン講座で、解決志向ホワイトボードミーティングを紹介し演習してもらいました。

解決志向ホワイトボードミーティングとは

教育相談の分野だと、ケース会議のように児童生徒への支援策の検討などの文脈でよく用いられます。本来はオフラインで行われます。
解決志向アプローチのスキルやマインドを持って、その子のリソースをみんなで掘り起こし、支援策をみんなで出し合う会議です。

ごく簡単に要

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