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地球に優しい引っ越し術

今まで転々としながら住んでいたのは、家具家電付きだったので、段ボール2箱と自分のバックパックとカバンで引っ越ししていました。

しかし、今回は家具家電が自分のものであり、今回初めて業者にお願いをする大がかりな引っ越しです。

こんな大がかりの引っ越しをするのは初めてで、ゴミが増えることやプラスチック包装するものがあったりと、環境負荷が気がかり。

今回、自分なりに試行錯誤しながら、地球と自分に優しい引っ越し作業を実践しているので、ご紹介します。

引っ越しによる環境への負荷はどんなもの?

・ゴミが多く出る
引っ越しに伴い、使っていないモノや古くなったモノを捨てます。
梱包材・緩衝材はプラスチック素材のものが多く、引っ越し業者指定の段ボールに入れるため、新居で開封後にゴミとなっていきます。

・運搬車両からのCO2排出
大がかりな引っ越しは、業者の大型トラックの利用は欠かせませんが、できるだけCO2排出量を抑えたいです。

引っ越し前の余計な購入をしない

引っ越しの日が決まったら、食品や日用品がどれくらい持つか逆算して、余計なものは買わず、あるものを使い切るように生活しましょう。
特に冷蔵庫は引っ越し前夜に電源を落とすため、冷蔵庫や冷凍庫にあるものは早めに消費していきましょう。
⇨食品ロスの削減や荷物の削減につながります。

不要なものを手放す

モノを荷造りしながら、「いる」「いらない」を判断しましょう。
「いらない」と判断したものは、「売る」「自治体や店頭の不用品回収を活用する」「寄付する」といった方法を取ることで、捨てずに手放す方法を考えましょう。
⇨モノを減らすことで、段ボールや梱包材の使用量も減らすことにつながります。

<売ったり寄付できるサイトやお店>
・メルカリ
・ジモティー
・セカンドストリート
・ブックオフ
・ハードオフ
・衣服や下着の回収ボックス(ユニクロなどで実施されている)

私はメルカリなどが面倒なので、文房具も洋服もすべて無料で引き取ってくれるショップに持って行っています。

「小型化」を意識する

鍋や皿の重ね方を工夫して、余った空間には小さなものを詰めて、余計な隙間をつくらないように梱包しましょう。
⇨梱包材・緩衝材の使用削減につながります。

梱包材をタオルで代用してみる

梱包をタオルや服などの、家にあるもので代用してみましょう。
私はポストに入っていたチラシやフリーペーパーも置いていたので、それらを使っています。
引っ越し業者が支給してくれた梱包材は、キッチンペーパーのような素材で、弱くて破れやすかったので(私の雑さが原因かもしれませんが)、私は家にある新聞紙を使いました。
⇨梱包材の使用削減につながります。

タオルや布巾で代用
新聞をチョキチョキ適切な大きさへ

カバンや収納ボックスを使用する

段ボールのリサイクル率は95%を超え、環境負荷の低い資源と言われていますが、できるだけ利用は削減したいです。
私は収納ボックスやバックパックなどの大きめのカバンに荷造りしました。
スーツケースやクリアケースなどもたくさん入るのでいいですよね。
⇨段ボール利用削減につながります。

長距離の引っ越しなら混載便を選ぶ

「混載便」とは、相乗りのようなもの。大きな引越しトラックに、複数の引越し先の荷物を載せて運ぶことです。トラック1台の稼働で複数の届け先に荷物を運ぶため、業者の人件費や輸送費削減となり、運搬車両のCO2排出を削減でき、料金も安くなります。
⇨CO2排出や料金の削減になります。

自分の車に載せられるものは載せる

引っ越しのトラックに載せるものは、しっかりと緩衝材で梱包しなければなりません。しかし、自分の車であれば、バスタオルや毛布に包むだけで載せられます。
私は全身鏡や扇風機をバスタオルや毛布で包み、自分の車に載せて運びました。
⇨梱包材・緩衝材の削減につながります。

バスタオルで包んだ扇風機
奥は毛布に包んだ全身鏡

いかがでしたか?

今回、人生初めての引っ越し作業で、こんなに地球環境について考えられる機会があるのか!と驚きの連日です。

ぜひみなさんも、作業するとき、ひとつずつ選択を見直して、環境にも、そして自分にも、優しい選択をして、心地よい引っ越しを目指しましょう!

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