マガジンのカバー画像

本屋家族

61
「本屋で子育てをする」。 本屋で子連れ店番をすることもあれば、本のイベントに子供と出かけたり、知人の本屋に子供とでかける。 私たちは「本屋家族」です。 これは「本屋家族」の日記…
運営しているクリエイター

#絵本

ゆかい・痛快・かわいい!ロッタちゃん

みなさん「ロッタちゃん」というかわいいヒロインをご存知ですか?

ロッタちゃんは、『長靴下のピッピ』でも知られるアストリッド・リンドグレーンの作品で、世界中で愛されている4歳の女の子です。

ニイマン家の末っ子のロッタちゃんは、いつも不満でいっぱい。
 

こんなチクチクするセーター、いやだ!ベルベッドのワンピースがいい!! ―ベルベッドは日曜日に着るの。やわらかくていいでしょ? 

わたしだって

もっとみる

子供は、「のぶみさんの絵本」が好きなのか?

(まとめ)

■あなたは、のぶみさんの絵本は、好きですか?

■こどもが「好きだ」と言っていたら、気にしてほしいこと

■のぶみさんの絵本には楽しい絵本もある

■子供が追いかけるのではなく、親が追いかける絵本を

(本文)

■あなたは、のぶみさんの絵本は、好きですか?

親世代でのぶみさん、という絵本作家を知らない方はいないでしょう。

名前を知らなくても『ママがおばけになっちゃった』を描いた

もっとみる
【家族】そばで見守れなくても「三つ目の存在」が守ってくれる

【家族】そばで見守れなくても「三つ目の存在」が守ってくれる

おばあちゃん家でのひみつ
娘が、おばあちゃん家に行って帰って来た時のこと。
「今日は何してあそんできたの?」と私は聞く。
「んー、わかんない。」と娘は答える。

「今日は何食べたの?」と聞く。
娘は「ぎゅうにゅう。」とだけ答える。うそだな、と思う。

「おかあさんね、しってるよ。ガムも食べたでしょ。」と言うと
「え?うん…(笑)どうしてしってたの?」と答える。

「だって、あなたのおでこにお目目つ

もっとみる
【本屋】大人はヒヤヒヤ、子供はドキドキした絵本のはなし。

【本屋】大人はヒヤヒヤ、子供はドキドキした絵本のはなし。

こどもの頃大好きだった絵本で
大人になって読んでから考え込んでしまった絵本があって
その話をしようかなぁと。


『あさえとちいさいいもうと』という
筒井頼子さん・林明子さんの名コンビの絵本で福音館書店から出ています。

ずーっと心のなかにあって
いつか子供に読みたいと思っていて

あるとき、長女と次女に読もうと
手に取りました。

ページを開いて
さぁ読むぞ、と読み上げたとたん

「お、ぉお

もっとみる
2019/12/27 風の精は枯葉しか誘わない

2019/12/27 風の精は枯葉しか誘わない

2019/12/27
夜中末っ子が嘔吐したため、すぐ動けるようにとリビングで眠る。
明け方次女が寝室に親がいないことに気づき、うなりはじめたところで声をかけ、私の右腕に潜り込む…ところまでは記憶にあるけれど、
気づけばもうお天道様がのぼっていた。朝だった。

長女→次女→末っ子の順に目覚め、末っ子はよろよろしながら長女の腕にまっすぐに飛び込む。長女も優しく抱きとめる。うつくしき姉弟愛。
 
長女と

もっとみる
”心の姉”と”心の友”に会いに行った日

”心の姉”と”心の友”に会いに行った日

夏休みも終盤。
先日、子供たちが行きたがってたイベント「HUGっと!プリキュア みんなでおうえん!フレフレワールド」に家族で行ってきました。

■”心の姉”プリキュアねえさん。

長女ににとって、プリキュアは「おねえちゃん」。
それも、「わたしだけのおねえちゃん」なのだそうです。

妹と弟を抱えて、自分にもお姉ちゃんがほしいと思ったのか
親が自覚していなくてもついうっかり「年長者扱い」してしまうの

もっとみる
【7/28】ONESTROKEの「ふしぎな穴」展と「絵本のひきだし林明子原画展」へ

【7/28】ONESTROKEの「ふしぎな穴」展と「絵本のひきだし林明子原画展」へ

台風接近といわれた28日。
私と長女は、朝から都内へ出る支度にとりかかっていました。
帰宅の目標時刻は午後3時。台風がひどくなる前に行って帰る計画です。

28日は、市民祭りで長女の和太鼓発表会が開催される予定でした。
年長の園児たちの恒例行事で、私たちもとても楽しみにしていたのですが
台風接近の予報で前日に中止の連絡を受けることに。

落ち込む長女と、どうやって1日を過ごすか…
「あ、そうだ、展

もっとみる
【家族】「そのままでいい」ではない言葉を届けたい

【家族】「そのままでいい」ではない言葉を届けたい

子供の頃、周囲のみんなができるのに自分ができないことがあると
どうしてもみんなと並びたくて、必死に追いかけようとしたことが
何度もありました。

がんばってできたものもあれば、結局できずにコンプレックスとして残ったものもあります。
大人になった今は、できることとできないことの見境がある程度はつくので、
無理しなくなりましたが、やはり、幼少時は「みんなと一緒に成長したい」と思ってしまうものなのでしょ

もっとみる