【夏の旅】甲・信州紀行 at 清里・軽井沢(2019.07.30-31) 52 佐々木蒼馬-aoma‐ 2019年8月4日 11:54 甲州の旅。2日目。山梨県立美術館・文学館を訪ねる。「山と水の文学」をテーマにした展示がなかなかおもしろい。芥川の展示も多かった。 甲府を出発し、小淵沢駅で小海線に乗換え、清里駅におりたつ。標高1200mの涼しさ。 昼食に萌木の村ROCKにて。カレーが有名とのこと。すさまじい量。 せっかくだからと注文したBBQの大きさに驚愕する。 清泉寮にて、有名なソフトクリーム。濃厚ミルクを想像すると、拍子抜けするほどあっさりとしたミルクの味わい。ミルク自体も飲んだが、やはりあっさりしていた。 森林浴。ペンションに行くと、昨日の疲れか、熱が出てきた。いま思えば熱中症のような症状だ。夕食はペンションのマスターと二時間ほど話し込んだあとは早く寝てしまった。 翌朝、熱は引いて、散歩にでる。近くに牧場があるのでたずねてみる。涼しい。 馬が嘶いている。 かつてのレンタルビデオ店の廃墟。 ペンションの朝食。 マスターもゴルフをしに行くというので、車で清里丘の公園まで送ってもらう。僕はパターゴルフ場にきた。広い。 駅まで2キロほどの道を歩く。さすがに日向は暑い。 途中、馬に出会う。 牛にも出会う。 夏の空。 清里駅周辺の廃墟。ほとんど街のシンボルとなっている。かつての隆盛を思う。 小海線に乗り、小諸を目指す。小諸からしなの鉄道で軽井沢へ。2時間の旅。車中はあまり人がいないので、山あいの風景を堪能しながら過ごす。 野辺山駅。一番高い駅。 軽井沢に到着。自転車で旧軽井沢銀座まで来て、茜屋珈琲店にて休憩する。ぐれえぷじゅうすの白。美味。 別荘地の方を歩く。 林の中の涼しさ。おそらく25℃もない。ひんやりした空気。しかし、湿気は多い。苔の鮮やかさ。 川のせせらぎ。 ショーハウス。 室生犀星詩碑のあたり。誰もいない。 我は張りつめたる水を愛す。 堀辰雄の小径。ここをステッキ片手に歩いたのだろう。 再びしなの鉄道にて信濃追分へ。 堀辰雄と立原道造の地。信濃追分に到着。実際に回るのは翌日にして、この日はもう休むことにする。 信濃追分の空。 旧軽井沢銀座の写真店で浅間山の噴火写真を買う。立原道造は昭和10年あたりの噴火をみて「はじめてのものに」を書いたという。この写真は昭和6年の噴火。なるべく近いころの浅間山噴火を見たかった。写真店の店主が「最近は噴火しませんねぇ。まぁ噴火されても困りますけどねぇ」と言っていた。何かに似た佇まいと口調だと思ったら、吉増剛造さんにとてもよく似ていた。 #日記 #エッセイ #写真 #詩 #旅 #現代詩 #写真好きな人と繋がりたい #写真日記 #文学 #一人旅 #photo #書くこと #旅日記 #夏のオススメ #人生を変えた出会い #風景写真 #スナップ #ひとり旅 #文章を書く #スナップ写真 #旅とわたし #旅エッセイ #書く #旅する日本語 #旅コラム #あの夏に乾杯 #好きな日本文化 #軽井沢 #紀行文 #紀行 #photo探訪 #清里 #室生犀星 #堀辰雄 #立原道造 #近代詩 #旅photo 52 Web Magazine「鮎歌 Ayuka」は紙媒体でも制作する予定です。コストもかかりますので、ぜひご支援・ご協力くださると幸いです。ここでのご支援は全額制作費用にあてさせていただきます。 記事をサポート