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「拝啓」と君からの手紙 サブストーリー

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新マスク文庫「拝啓」七田苗子×ジユンペイ と400字の君からの手紙 ここから生まれたサブストーリーを自由に創作していただいた作品を収録していきます。
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#手紙

わたしを貸そう。  サブストーリー

わたしを貸そう。  サブストーリー

悲しみに包まれたあなたの心を。

わたしが癒そう。

わたしの身体を貸そう。
いつでも寄りかかってすがれるように。

わたしの幹はあなたの悲しみの心を温める。

あなたの涙を受け止める。

わたしの横で泣き崩れたあなたをわたしは、ずっと見守って来た。

わたしの幹をあなたに貸そう。

わたしの枝をあなたに貸そう。

悲しみくれる彼に届けたい愛を伝えるために。

悲しみに暮れる彼を見て、心を痛めるあ

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拝啓

空を想う時

一番に出てくるのはあなたの顔

最期に会いに行けないことが分かり、マスクの鼻の部分をグチャグチャに濡らして泣いた、あの日

どうにかしてあなたに届くように
そして私のこのやりきれない気持ちを
何かに渡したくて

ろうそくが一本真ん中に立ててある不思議な花束

鈴でも付いていそうな、赤と緑の色合いの花束

その子を家に持って帰り
小さい時の素直になれずにいた私ではなく
26歳のわたしと

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僕から見える景色

僕から見える景色

どうも。
イヤホンのはんぶんの方、僕です。
Rとお呼びください。
僕は今、僕のご主人だった人のため、木さんに音楽を聴いてもらっています。
すると、木さんの幹から枝、枝から葉、葉から風へと伝って、僕のご主人だった人へ彼女が大好きだった音楽を届けてくれるのです。
僕の相方、イヤホンのもうはんぶんの方の彼女、Lは、Lのご主人の耳に収まり、思い出の曲を届けています。
Lはいつも言います。
「私のご主人った

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こちらの思いってやつです。

こちらの思いってやつです。

すみませんが先に説明します。
EATALK MASKさん、大変申し訳ありません。
これは紹介記事という意味でリンクを貼らせていただいた為
企画への参加ではありません。
紛らわしくてごめんなさい。
この物語の下に経緯を書いてありますので
すみませんがご了承下さい。

***

僕はある女性が書いた「手紙」です。

僕の身体にその女性は、めいっぱい色んなことを書きました。

悲しかったこと楽しかったこ

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