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#読書
【読書】銀狐は死なず【オススメ】
鷹樹烏介(たかぎ あすけ)さんの新作、銀狐は死なず。
主な登場人物が悪党専門の押し込み強盗に殺し屋とヤクザとスパイとテロリスト。で脇役がチンピラと半グレとデリヘル嬢という、悪党どものひしめく終わりなき死のロイヤルランブルとでもいうべき凄まじい一冊です。死とか血とか暴力、謀略、肉弾戦も盛り沢山の傑作クライムサスペンス。
オススメです。ホント面白い。
主人公の銀狐は、外国で捨て子として育ち、日本
【SF】江波光則さんの「屈折する星屑」を読みました!【読書】
「我もまたアルカディアにあり」
を読んですっかり江波光則さんの描く便利で寂しい荒れた世界の虜であります。
今回はアルカディアからさらに数年後に出版された
「屈折する星屑」
の感想です。結論から言うとサイコーで、愛読書であり目標とする世界が、また一つ増えた。ということになります。
SFと聞くと難しいというか、世界に入り込めないと楽しめないようなイメージを持つ人も居るかもしれませんが、この「屈折する
我もまたアルカディアにあり
Twitterで誰かのRTした呟きが回って来た。江波光則さんという作家さんのもので
俺はマジでこれはバカみたいに自信作なので皆さんアルカディア読んで俺に感想とか送って欲しい
という文言と共に通販のリンクが添付されていた。
そんなに言うなら…と、それまで全く存じ上げなかった人だけれど、書影になんとなく心惹かれ「我もまたアルカディアにあり」というタイトルも印象的で、さっそく江波さんのアカウントをフォ
かんのさんのわすれもの
かんのさん、というラジオリスナーで小説も書いているフォロワーさんが、一年に一度アンソロジーを出している。私も前に一度書かせて頂いて、その時はラジオがテーマだった。
そして今回のテーマは忘れ物。
○○×わすれもの
(まるまるばつ、と読むシリーズの、わすれものがテーマという意味)
で届いてから少し経ってしまったけれど、沢山収録されている中から特にお気に入りだけに絞って感想を書きました。
ネタバレ
正しい答えのない世界を生きるための死の文学入門
写真は今回ご紹介する本と、私の教祖様
内藤理恵子さんの著書
正しい答えのない世界を生きるための死の文学入門
という本をご紹介します
難しそうだけど、とても砕けてて読みやすい本です
近所の面白いお姉さんから興味深い話を聞かせてもらってるような、そんな本
伊集院さんと養老孟司さんの本の時にも話したけど、内藤さんのこの本も、両極端で中間ぐらいが許されず、それも不安定で上がり目のない日常というもの