【エッセイ】里の駅に行ってきました12 桃色の秋桜が咲いていました[道の駅・里の駅](1436文字)
2023年9月14日。
夫と一緒に車で、京都府京都市の里の駅に行ってきました。
天気予報を見ると、晴れて、私の子どもの頃の盛夏くらい暑くなり、時折、雨の降る可能性があるそう。
晴れても雲が多いようなので、
「強い陽射し対策の長袖麻シャツを羽織る必要はないかな」
と思い、トップスは袖なし綿ブラウスという出で立ちで外出しました。
たくさんの様々な種類の雲の、ところどころの切れ間に、いくつもの晴れ間がのぞいている空。
灰色のべったりと広がる雲の上に、綿菓子を薄くのばしたような雲が乗っかり、点々と小さな丸っこい雲がありました。
空気は思ったよりもカラッとしていて、やや高めの温度も快適に感じました。
心地良い暑さ。
「まだ、夏ですよ!」
と私。
「まだ、夏です!」
と夫。
地球温暖化の心配はありますが、まだ夏に去ってほしくない私は、夏のような高く明るい陽射しに、ワクワクしました。
前回までは冷房を効かせるために閉めていた車窓を開けてみたら、数は随分減ったものの、まだ、ミンミンゼミを始めとする蝉達が鳴いていました。
心地良い暑さに心地良い蝉達の鳴き声。
肩や背中の力の抜けた状態で、里の駅に到着しました。
駐車場に繁った雑草を踏み締めるのも心地良い(ごめんね、雑草)。
遠くに見える山々や田畑の緑色も美しい。
畑に桃色の秋桜がたくさん咲いていました。
夏気分が抜けきりませんが、桃色の秋桜の咲く季節です。
風のない穏やかな空気を感じながら、里の駅の店舗へ向かいました。
里の駅では、胡瓜・茄子・緑細長茄子・ふわとろ長茄子・丸オクラ・餅菓子を購入。
売り場には、数は少なめでしたが、種類は豊富な野菜が並んでいました。
山科茄子もあって、買いたくなりましたが、今回は緑細長茄子とふわとろ長茄子を優先しました。
緑細長茄子は初めてですし、ふわとろ長茄子は今のお気に入りですから。
緑茄子も紺細長茄子も食べたことがありますが、緑細長茄子は食べたことがありません。
緑茄子は比較的さっぱりした味だったように思いますし、紺細長茄子は濃厚な味でしたが、緑細長茄子はどんな味なのでしょうか!?
とても楽しみです。
よくお喋りする生産者さんのところからは、八頭の茎としば漬けが出品されていて、とても気になりましたが、今回は見送ってしまい、後で後悔しました。
八頭の茎は、ぱっと見て、どう食べたら良いのかイメージが湧かなかったですし、しば漬けは会計の後に見たので、また次回にしようと思ってしまったのです。
次回もあるかな?
その生産者さんですが。
店舗に入った時にはいらして、とても素敵な笑顔を見せてくださったのですが、買物をしているうちに、いらっしゃらなくなってしまい、今回は一言も話せませんでした。
残念です。
実は、その生産者さんの下のお名前を間違えていたかもしれないことが、今回、判明。
我が家では、商品の袋に付いていることの多い、ラベル記載の下のお名前でお呼びしていたのですが、今回、しば漬けのラベルで見た、お母様と見られる方の下のお名前の1文字と、ラベルで初めて見たかもしれない下のお名前の1文字が一致しました。
あら!呼び名を変えなければ。
失礼いたしました。
今まで、お呼びしていた下のお名前は、お父様のお名前かな?
車の中で餅菓子を食べました。
前回は里の駅の餅米ではない気がしましたが、今回は里の駅の餅米のような気がしました。
いつもより薄味で比較しにくく、はっきりとはわかりませんでしたが。
何はともあれ。
まだ暫く、大好きな夏野菜を楽しめそうで嬉しいです。
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