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医療行為の同意書。内容が多すぎて本質が伝わらない
患者さんの目が死んでいる・・・私の話を聞いていない目でございますわ。
説明用紙にチェックや下線を引きながら一方通行でくどくど話まくる私。滑稽ですね。どっと疲労感に包まれます。
ですよね〜。難解な話を畳みかけられてもね。
私はかなりくどく説明するタイプ。
でね。失敗するんです。特に高齢者。
1〜10まで伝えるべき内容(重要度も1>>5>>10)があります。すべて説明すると消化不良でひとつし
「可能性」ではなく、「蓋然性(確率)」で議論しよう
自分の日本語の使い方が間違っていたことを知りました。それは「可能性」という言葉。あなたはご存知でしたか?
「シャーロックseason1episode1」で英語勉強中。
日本語訳で
「蓋然性(ガイゼンセイ)」と表示された表現。
日本人としても、あまり馴染みがないコトバです。
シャーロックが
蓋然性としては、その携帯電話を犯人が持っている。
と述べます。
ここでは、「犯人が持っている確率
医師は裁判官か?行動歴・知性・キャラに基づいて治療の可否を勝手にジャッジするのは許されるか?
「私の父です。まぶたが下がっていて見えていないようなんです。眼科では視力は問題ないと言われました」
高齢、かつ重度の眼瞼下垂だった
眼瞼下垂がひどくて、横方向のスリット程度にしか目が開いていない80代の男性。息子が連れてきました。加えて重度の難聴もち。
手術の話をしても、聞いていない(聞こえていない)(補聴器をつけているが)様子。紙に書いて説明しても見えてなさそう(下垂がひどい)です。歩行もま
患者にメタ視点を与える仕事は医師引退後にできるかも
人間の死亡率は100%。どんなにあがいても死というゴールに向けて人生を歩みます。
医学が進歩して多くの病を克服したものの、やはり最後は何かしらの(医学の力の及ばない)病(やまい)に倒れます。
外科的アプローチ、内科的アプローチに限界が訪れます。病との戦いに敗れる日が必ず。(美容整形なども当然限界があります)
その患者を救うのは何でしょう?さじが投げられておしまいでしょうか?
そこにメタ視点
もう、不気味の谷(uncanny valley)を超えた。映像世界ではね。
不気味の谷現象=uncanny valley
イラストやロボット業界の話。
人間を表現するのにリアリティーを追求すると、あるレベルから不気味さが増して、負の感情が芽生え、親近感が減るというもの。
例えば、ペッパー君は親しみを覚えますね。
一方、リアルなヒト型ロボットは怖いです。蝋人形やマネキンが動き出したものと想像してください。
石黒浩先生のアンドロイド。進化です。リアルすぎて不気味の谷底
健康問題の啓発は大きな罪を内包する
現代医療の罪。まぶたが下がっている人を見ると治してあげたいという気持ちになります。一方本人は気づいていません。教えてあげるべきでしょうか?
答えはNo。病気を認識しなければそこに「苦」は存在しません。認識した途端に「苦」になります。
健康問題の啓発って大きな罪を内包しているのです。
美容医療、予防検診事業もおなじ。多少の豊かさや寿命を得ることにはなるでしょうが、一方失うものも少なくないように
存在しない人を想像し知覚する事
緊急事態宣言やマンボウが発令されるたびに、17年後(2030年)の高校卒業アルバムの集合写真からひとりまたひとりと人影が消えていきます。
2020年から3年間の対策による出生減は14.7万人です。
https://www.bicea.e.u-tokyo.ac.jp/wp-content/uploads/2022/12/Chiba_Marriage_Birth_20221130.pdf
存在す