形成外科医 金沢雄一郎

眼瞼下垂手術を専門にする形成外科専門医、医学博士です。ミッションは「眼瞼下垂」を啓発し、まぶたのトラブルを解決してみんなを幸せにすること。 ウェブサイト「まぶたのお医者さん」を運営: https://manabuta.jp/

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眼瞼下垂手術を専門にする形成外科専門医、医学博士です。ミッションは「眼瞼下垂」を啓発し、まぶたのトラブルを解決してみんなを幸せにすること。 ウェブサイト「まぶたのお医者さん」を運営: https://manabuta.jp/

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    医師自らが眼瞼下垂手術を受けたら想定外のことが起きてバグる

    「眼瞼下垂手術を執刀する医師が、眼瞼下垂手術を受ける…」 そんな「ミイラ取りがミイラになる」みたいな話があるのでしょうか。 眼瞼下垂症診療をしていると、患者さんからさまざまな報告を受けます。肩こり・頭痛の変化にはもう驚きません。しかしながら腰痛や膝の痛み・不眠が改善、手の震えが収まった…など、彼らからの予期せぬ変化報告を受けるにつけ、自分も体験したいとの思いが強くなったのです。 それだけではありません。「手術を受ける側の体験」は、その後のまぶた治療に大きく貢献するはず。

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      • あなたの右の親指と鼻、どちらをなくすのが困りますか?

        冨士森良輔先生のおはなし。 もうコレ以上説明の余地はありません。 アハ体験をいただきました。顔を扱う外科医と共有したい価値観です。

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        • 110分の講演を担当した

          人の集中力は20分までゴールがみるみる遠ざかるとともに真っ白な霞にうもれていき、そして見えなくなった。 日本美容外科学会、学術教育委員会企画『上眼瞼の美容外科手術を学ぶ』での講演依頼を頂いたときでした。 依頼を頂いたら「Yesかはいで答える(最近覚えた)」をもって受諾しました。 6時間を3分割構成。一人の演者が110分で講演を行います。と。 は?110分??私が信じるコンセプトとして「人が集中して聞き続けることができる時間はマックス20分」です。 途方に暮れる、銀色

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          • 新型コロナに感染してホテル隔離生活

            『コロナ陽性反応』そして隔離療養生活へまったく症状のなかった私にとっては「寝耳に水」どころか「寝耳にアイスバケツ」でした。 成田空港に到着してすぐに唾液でコロナ検査です。当然アメリカ出国前のPCR検査も陰性でしたし、体調もすこぶる良好であった私。これでもかと言わんばかりに唾液を絞り出してぺっぺっとスピッツへ投入しました。 パイプ椅子に座って検査結果を待ちます。一時間以上経過します。私の周りの人たちは番号が呼ばれて次々と立ち上がり去っていきます。 「みょーに変だなあ??。

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            マラソンのボランティアを通して発見できたこと

            「ボランティアの皆さんありがとう」数々のマラソン大会に参加する中、常に感謝の気持ちを抱いておりました。 この感謝の気持ち。 この気持ちに偽りはないだろうか?そんな疑問が湧いてきました。 なぜかって?それは本当の苦労を知らないから。どんなことを準備段階からしていてそして当日に臨んでいるのか?ランナーから見えないところで苦労していることもあるのではないか?それらを知った上で"感謝”したいと思ったのです。 それが東京マラソンのボランティアに参加した動機。 結論から言うと、

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            『ポンペイ展』2000年前の暮らしを見る。水道管に外科器械…

            イタリアはポンペイ。ナポリの近く。 2000年前にヴェスヴィオの噴火。軽石(火山灰)が降り注ぎ、その後怒涛の火砕流によって埋もれた街。 図らずもその時の文化や生活様式が保存されたまま現在に至る貴重な資料となりました。 ポンペイの文明水道管が発達していたこと。 医学も発達していました。外科器械に腟鏡。 科学技術も相当進んでいたようです。日本で言えば卑弥呼時代よりも昔のことですよ。占いで政治をしていたんでしたっけ?日本は。 モザイク画(石やガラスを細くして並べる絵)から

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            山を攻めた後は古民家の宿でソロステイ

            玄関の扉は開け放たれていました。 んん~?、この人はスタッフだろうか。それともお客さんだろうか? テーブルに突っ伏して気絶している、若々しく艶のある髪を携えた女性。服装は普段着のようで、スタッフなのかお客さんなのかわかりません。 「ごめんください~?」 恐る恐る声をかけた私の存在に気づき、慌てて体裁をつくろいます。 「こちらに記入をお願いしまっす。」 彼女は慣れた手つきで黒い台帳を差し出しました。 「今日宿泊されるお客さんは金沢さんだけです…」 そうか私ひとり

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            これって図解?それともグラレコ?

            じょうずに情報を伝える方法はないか? 特に文章だけでは表現が難しい内容の場合。 そこで見つけたのが「図解」「グラフィックレコーディング(グラレコ)」と言う技術です。 私にとっての目的は兎にも角にも「伝えること」。それはつまり、「理解していただくこと」。 「ボールを投げて終わり」でなく、キャッチしてもらい、かつそのボールを手にとって触ってみてもらうこと。 「文章オンリー」「口でしゃべる」ではどうしても一方通行になりがちです。 そんな問題を解決する手段としての「イラス

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            甘いの苦手な私がトゥルトゥルのくずきり実食😋@鍵善良房

            氷水に混じり合う透き通った「葛切り」を箸で恐るおそるすくいます。黒蜜を絡めて口元へ。上品なコクと甘みが舌を包みそして歯茎の周りになだれ込んできます。 トゥルトゥル…トゥルトゥル こ、これは摩擦係数ゼロ。我先に!と勝手に喉の奥へ滑り落ちていきます。 待ってくださいませ。もう少し舌の上に留まっておくれやす。 粘弾性を歯で味わうのです。 グニュ、ネチョ… そしてトゥルトゥル…ゴクリ うん100年前の人もこれを味わっていたのでしょうか。ウェイ。 ときは10月。シカゴマ

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            ややこしい医学ネタを図解する

            「医療記事を読んでも内容が全然頭に入ってこない」 コレ、私自身の感想です💦 いわんや一般の方々にとって医療記事を理解するのは… ね〜〜〜 人って知らない単語に出会うとそこで脳がフリーズしてしまい、「理解しようとするモチベーション」が一気に下がってしまいます。 テキスト情報ってハードルが高いんです。 そんな私達を救うかもしれない概念を知りました。 ・図解 ・グラフィックレコーディング(グラレコ) です。 「視覚イメージ」の助けを借りるのです。 「眉下リフト

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            絵心なくてもなんとなくその気になれるiPadとProcreateとKindle

            「絵の才能がなくて…」 「芸術系はからっきしダメ…」 そんな自分でも遊べるのがiPad。 だって上からなぞるだけでOKだもの。 Kindleで『ジョジョの奇妙な冒険』をペラペラ。 「これは!」と思うシーンをスクリーンショット。 そしてProcreateで取り込んで、レイヤーを作成、透明度を50%にして 好みのブラシでなぞるだけ〜。 「無駄無駄無駄無駄〜」 『週刊少年ジャンプ』。 わたしが中学生かな。 iPadにApple pencilを滑らせていると沸々

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            とある皮フ科医院スタッフのお昼ごはん

            お仕事の日のランチあなたはどうしてます? 「みんなで揃ってランチ」をしなくなって久しいです。 「おしゃべり」を楽しむのもランチタイムを過ごす大きな目的だったのだなと感じ入る今日このごろです。 ところで、 仲間とおしゃべりができないとなったとき、あなたにとってランチタイムの目的・意義は何になるでしょう? ・エネルギー補給 ・午後のエネルギー切れを防ぐため ・栄養補給 ・空腹を満たす ・疲れを癒やす ・食事そのものを味わい楽しむ ・気持ちを満たす ・本能を

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            自分の顔に欠陥があって不安?醜形恐怖症とは

            自分の顔に「異常がある」と感じますか? その結果気分が落ち込んだり、人とのコミュニケーションが取りにくくなることがありますか? 生まれつき、もしくはやけどや怪我が原因で顔にイレギュラーな形がある場合、本人にとって精神的な負担になるというのはよくわかりますよね。 だから見た目の(形態の)ハンディキャップがある場合、形成外科や美容外科で治療を検討するのです。うまくいけば計り知れないメリットを享受できます。 一方「手術治療をしない方がよい人」がいます。 「醜形恐怖症」とい

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            YouTubeで手術動画の削除措置を受けた経験から学んだこと

            子供が"ユーチューバー"になりたいと言ったら親としてどうアドバイスしますか? 実は私、アップロードした動画を削除される経験をしました。そして無事復帰するストーリー。 そこから得られた教訓、それは「ある程度は仕方がない。そして依存しないこと」でした。 YouTubeさんから事前の警告もなく、私の動画が削除された「ガイドラインに違反した」とのこと。 内容は『粉瘤(表皮嚢腫、アテローム)の摘出手術』。 私の指導医である小泉正樹先生に教わった術式「小切開粉瘤摘出術」。小さな

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            医師は裁判官か?行動歴・知性・キャラに基づいて治療の可否を勝手にジャッジするのは許されるか?

            「私の父です。まぶたが下がっていて見えていないようなんです。眼科では視力は問題ないと言われました」 高齢、かつ重度の眼瞼下垂だった 眼瞼下垂がひどくて、横方向のスリット程度にしか目が開いていない80代の男性。息子が連れてきました。加えて重度の難聴もち。 手術の話をしても、聞いていない(聞こえていない)(補聴器をつけているが)様子。紙に書いて説明しても見えてなさそう(下垂がひどい)です。歩行もままならず、手を取ってもらって誘導してもらう必要があります。 「何か質問はありま

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            顔の老化10年分の変化を高解像度写真で見た

            10年ぶりに会って診察した患者さん(50代) こちらは覚えているけど向こうは私のことをあまり覚えていない様子…(アレ?😅) 10年前の記録写真を引っ張り出した。 まぶた治療を専門に始めて以来15年、ず~~~っと一貫して一眼レフカメラで患者さんを記録している。 顔全体を一枚におさめて。最高解像度で。ほぼ同じ画角で。 高解像度の画像をながめて10年間のギャップを噛みしめる。 なんだろう。。。 一体この10年間にあなたは何を経験したの? どんな苦労をしたの? 胸の

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