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中庸を知るなんて無理。でも逸脱するのが意外に早道

すぎたるは及ばざるが如し。
程よいを知る。

これって死ぬほど難しいって孔子が言ってます。

左によらず、右にもよらず。多くも少なくもない。大きくも小さくもない。

いや、わかるけど。どうやって?

意味はわかるけど、実践することできません。私は孔子やその弟子ですらありません。だからやり方を知る由もないです。

そこで私が用いるハックがコレ。とにかく逸脱することを意識します。

逸脱することでニュートラル(普通)を初めて意識できるんです。

脱線するから元の道はここか!と戻れます。

暑い体験、寒い体験を知るからちょうどいい気温が意識されるんです。身体をいじめるから負荷のかかっていない心地いい状態を認識できるんです。

逆説的に考えてみますね。

決して逸脱することなく歩き続けてみてください。あれ?これでいいんだっけ?この道で正しいんだっけ?

自分が正しい中庸を歩いているという実感が得られなくなる気がしませんか?

さて、こんな体験をしました。

山のレース35キロ7時間かけて完走。持参した3リットルの水分はすべて汗として流れ出てしまいました。一週間経っても脚がいうことを聞きません。

暑くて寒くて、脚が痛くて、息苦しくて、喉が渇いて、絶望を感じて…

極限状態を体験すると、日常が普通であることに幸せを感じることができます。嗚呼この日常でいいんだと。

追伸

サウナって暑いと冷たいを交互に味わう。ある意味普通を逸脱した体験ですね。逸脱した体験は何かしらのリスクを伴いますがそれでいいんじゃないかと思います。どんどん逸脱しようよ。

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