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眼瞼下垂手術体験記 補足説明付き

眼瞼下垂手術がんけんかすいしゅじゅつを執刀する医師が、眼瞼下垂手術を受ける…」

そんな「ミイラ取りがミイラになる」みたいな話があるのでしょうか。

眼瞼下垂症診療をしていると、患者さんからさまざまな報告を受けます。肩こり・頭痛の変化にはもう驚きません。しかしながら腰痛や膝の痛み・不眠が改善、手の震えが収まった…など、彼らからの予期せぬ変化報告を受けるにつけ、自分も体験したいとの思いが強くなったのです。

それだけではありません。「手術を受ける側の体験」は、その後のまぶた治療に大きく貢献するはず。ですよね。

ついに信州大学の形成外科学教室、松尾清先生(当時教授だった)にお願いして、眼瞼下垂症の手術をしてもらう事となります。

あらかじめ準備したことやモノ。暖かく受け入れてくれた先生方との出会い。危惧されるダウンタイムとの付き合いとその覚悟。想定していなかった感覚。反省点などをテーマとして、松本での眼瞼下垂症の手術体験談(ダウンタイムの経過)、およびその後を綴ります。

なお『眼瞼下垂治療完全ガイド』を登録された方には無料でこの記事を配信しております。


2009年12月某日 まぶた治療の中心地、信州大学のある松本へ

「ワイドビューしなの」で夜8時半に松本駅に到着。

駅前に降り立つと、凛とした空気に包まれます。闇とネオンのコントラストが強くて美しい…。松本に来るのは3度目。

この空気の透明感…誰も踏み入れられることのない奥地の湖に佇む硬質で澄み渡る真水のようです。別世界に来たな〜〜。

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