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「そして、バトンは渡された」を読んだ
どうしてか、食が物事の真ん中に近い部分で描かれる作品に縁がある気がしていて、はたまたそういうエンタメ、好きだな〜と思うのです。意識して手に取らないときでもなんか巡り合いがちなのは、今年本読む冊数が一気に増えてみて感じるところでもある。
本書、本屋大賞を受賞した2019年に単行本を購入していたけれど積読のまま本棚の肥やしとなっていたところ、7月の課題図書としてページを捲るきっかけをもらったってわけ
「52ヘルツのクジラたち」を読んだ
美晴がずっと救いだったな。
物語の暗闇には色んな光が差したけど、美晴のそれの確かさって、燈〜とか照らす〜とかいう光量じゃあとてもなくて、導き!!!!!!という強い引力が目に見えて、素直で真っ直ぐで、腹を括って決断することができて(それがちゃんと大切な人たちを想うことになっていて!)羨ましかった。美晴の言ってること、ずっと正しく思えちゃってすごかった。
アンさんの居るところから、光は見えたのかな