大豆

140文字から溢れ出したひとりごと 趣味は考察と旅行、水族館も好き、好きな言葉はアッ…

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140文字から溢れ出したひとりごと 趣味は考察と旅行、水族館も好き、好きな言葉はアップグレード、好きなパンは塩パン、好きななにわ男子は西畑大吾くんといいます

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記事一覧

「夜明けのすべて」のすべて

原作ファンかつ朝ドラクラスタとして、この小説の実写化をあの二人が務めるということ、これでもかというほど公開を心待ちしてきた。 これはわたしが読んで、観て、よかっ…

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5か月前
19

2023ベスト

来年の暦は年末年始9連休とかいう極上の香りがするらしい。どうにか上手いように当番回避……と祈り始めたくなるけど、まだ今年の年末にすら差し掛かった程度の分際でまっ…

大豆
7か月前
14

秋は夕暮れ

みっかめ続き、の前にちょっとだけ前日の話。 実は、松江拠点に観光していた前日にも訪れていた、島根県立博物館。目的は二つありまして、その一つは夕日を見るための美術…

大豆
8か月前
14

出雲ここから

駅のポスター、好きキャッチコピーで一日頭にこだましてた。 みっかめ。 一日をバラパンから始めます。クリームぐるぐる巻きのご当地パン!お好みのじゃりじゃりクリーム…

大豆
8か月前
12

風が強い日

ふつかめ。 案の定バスが定刻1時間半遅れで到着したのは、 午前取り分け朝の活用にガチの眼差しが過ぎたので、急遽予定変更し松江駅にて降車。明日の予定とチェンジしてい…

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8か月前
14

モネ展行った

季節外れの新生活を目前に、綺麗に空くことが確定したカレンダーをどう埋めよう……と考えた結果、気付いたら一日で全部を手配してました。初めての一人旅に行くぞ!!! …

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8か月前
11

横浜紀行

アイドルのコンサートで横浜行った日の日記。 コンサートの朝は、陶芸から始まる。 ろくろ病みつきになりそうでヤバい………砂遊びあんまり好きじゃないけど、好き感触す…

大豆
9か月前
12

きゅん100

日常にある ハワァ〜♡とか、特別な何かとかにちょっとだけ敏感になって、掻き集めてみた。無くても生きれるけど、あったら超最高!なわたしのきゅんたちです。順不同。 ・ス…

大豆
9か月前
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夏の美術館日記

ここ数年、美術館にハマっています。 今年の夏にみたものの記録。 テート美術館展 光 なにわ男子のコンサート翌日、国立新美術館へ。タイトルとこのチケットに載ってい…

大豆
10か月前
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「八月の銀の雪」を読んだ

「八月の銀の雪」や「玻璃を拾う」の主人公のように、出会った人をなんとなくの印象やステレオタイプみたいなのに当て嵌めて受け取ってしまうこと、非常に心当たりがあった…

大豆
11か月前
5

「そして、バトンは渡された」を読んだ

どうしてか、食が物事の真ん中に近い部分で描かれる作品に縁がある気がしていて、はたまたそういうエンタメ、好きだな〜と思うのです。意識して手に取らないときでもなんか…

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1年前
12

「52ヘルツのクジラたち」を読んだ

美晴がずっと救いだったな。 物語の暗闇には色んな光が差したけど、美晴のそれの確かさって、燈〜とか照らす〜とかいう光量じゃあとてもなくて、導き!!!!!!という強…

大豆
1年前
15

「スター」を読んだ

当たり前なんだけど、いやそうなんだよ〜と思った。改めて。 自分の大切にしたいものを大切にしようとするとき、他の誰かを否定して切り捨てようとしたところで何も守れて…

大豆
1年前
10

そうだ京都、寄ろう。③

雨億劫人間、秒でバスに乗って鯖寿司を目指す。 京都といえば鯖寿司…で有名らしいけど一度も食べたことがなかったので、今回チャレンジ。 創業200年らしい。(ヒョエ〜)…

大豆
1年前
15

そうだ京都、寄ろう。②

腹ごしらえした後、雨の中向かった建仁寺。早速、「風神雷神図屏風」がお出迎え!はじめまして、よく教科書等で拝見してました!!!!!!!! 方丈の軒下に腰掛けたら、…

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1年前
15

そうだ京都、寄ろう。①

西へ行く用事に上手く公休がくっついたので、一人で京都をぶらぶらするなどした記録です。 これまで使ってたデジタル一眼、軽さ重視で選んだのにやっぱりその大きさ重たさ…

大豆
1年前
15
「夜明けのすべて」のすべて

「夜明けのすべて」のすべて

原作ファンかつ朝ドラクラスタとして、この小説の実写化をあの二人が務めるということ、これでもかというほど公開を心待ちしてきた。

これはわたしが読んで、観て、よかったな〜とじんわり感じたことを憶えておくために、いつでも思い出すために、書く。

(直接的なネタバレになるような表現は控えていますが、内容に言及していますのでご容赦ください。)

原作小説では、山添くんと藤沢さん そして彼らの周りにいる人た

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2023ベスト

2023ベスト

来年の暦は年末年始9連休とかいう極上の香りがするらしい。どうにか上手いように当番回避……と祈り始めたくなるけど、まだ今年の年末にすら差し掛かった程度の分際でまったく気の早い話だよと欲の神様(いるんですか?)怒られそう。

さて、年末に差し掛かった分際ということで、2023年、特に良かったな〜と余韻が長引いたものをまとめて発表していく、年の瀬のお遊びをさせてもらいます。お付き合いください。

買って

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秋は夕暮れ

秋は夕暮れ

みっかめ続き、の前にちょっとだけ前日の話。

実は、松江拠点に観光していた前日にも訪れていた、島根県立博物館。目的は二つありまして、その一つは夕日を見るための美術館とも言われるここで、宍道湖に沈むそれを堪能する!!!ということ。
当朝のドタバタ予定変更で火曜日休館を見落としていた(安定ポンコツ)……のと、晴天強風の為、宍道湖爆荒れ(脱せない不運のターン)……という0勝2敗の経緯がありました。

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出雲ここから

出雲ここから

駅のポスター、好きキャッチコピーで一日頭にこだましてた。

みっかめ。
一日をバラパンから始めます。クリームぐるぐる巻きのご当地パン!お好みのじゃりじゃりクリームで美味しかった!

本日はいよいよ、出雲大社に行きます!!!!!!!

旧暦の10月は神無月で全国の神様が出雲に集まるわけで、つまり現在の11月下旬から出雲は神在月……!ということになる。街はすっかり神在月神様御歓迎ムードでありました。

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風が強い日

風が強い日

ふつかめ。
案の定バスが定刻1時間半遅れで到着したのは、

午前取り分け朝の活用にガチの眼差しが過ぎたので、急遽予定変更し松江駅にて降車。明日の予定とチェンジしていくぞ〜〜臨機応変長所長所〜〜!!!!!

小学生の頃に砂時計を読んで以来、ずっっっと行ってみたかった島根。本当はサンライズ出雲に乗って来たかったんだけど、何度挑戦しても予約とれないまま数年経ってしまっていたので、今回勢いで来てしまいまし

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モネ展行った

モネ展行った

季節外れの新生活を目前に、綺麗に空くことが確定したカレンダーをどう埋めよう……と考えた結果、気付いたら一日で全部を手配してました。初めての一人旅に行くぞ!!!
行き先は、今行かないと行けないかもしれないところと、そして子どもの頃からずっと行きたかったところ。

一日目の今日は、念願のモネ展へ。
もう少し先で行けたら……なんて思っていたけど、もしかしたら今しか行けない?となり慌てて東京を経由していく

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横浜紀行

横浜紀行

アイドルのコンサートで横浜行った日の日記。

コンサートの朝は、陶芸から始まる。

ろくろ病みつきになりそうでヤバい………砂遊びあんまり好きじゃないけど、好き感触すぎた土遊び。ろくろ家に欲しい。

一輪挿しと小どんぶりみたいなイメージで作ったんだけど、焼き上がって一回りキュッとなった作品に漂うは、そこはかとない仏具感で……?どうやら愛しい塊を生み出してしまったようだよ。

腹ペコの民は念願のASA

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きゅん100

きゅん100

日常にある ハワァ〜♡とか、特別な何かとかにちょっとだけ敏感になって、掻き集めてみた。無くても生きれるけど、あったら超最高!なわたしのきゅんたちです。順不同。

・スーパーの前にいる焼き鳥屋の匂い
・家の窓2ヶ所開けた瞬間に抜ける風
・長谷川あかりさんのレシピ本
・外で飲むビール
・昼から飲むビール
・注ぎたて盛り盛り泡の生ビール
・すきやきの一口目
・ちょっとだけふやけた天かす
・カルピスバター

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夏の美術館日記

夏の美術館日記

ここ数年、美術館にハマっています。
今年の夏にみたものの記録。

テート美術館展 光

なにわ男子のコンサート翌日、国立新美術館へ。タイトルとこのチケットに載っている絵の説得力にやられてチャンス虎視眈々と狙っていたので、友だち巻き添えにして行った。

時代と共に、光がどう捉えられてどう描かれていったか、というテーマで集められている展覧会。
カバー写真の作品もそうだし、絵のある展示室の真ん中に草間彌

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「八月の銀の雪」を読んだ

「八月の銀の雪」を読んだ

「八月の銀の雪」や「玻璃を拾う」の主人公のように、出会った人をなんとなくの印象やステレオタイプみたいなのに当て嵌めて受け取ってしまうこと、非常に心当たりがあった。マッチングアプリとかね。(トホホ…)
当たり前だけど、知ろうとしないと分かれないことで世の中は溢れてるんだな〜と思った。

「海へ還る日」で書かれていた、地球で進化してきた悟性や意識には、大きく、ヒト山とクジラ山の二つがある話。脳にヒトよ

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「そして、バトンは渡された」を読んだ

「そして、バトンは渡された」を読んだ

どうしてか、食が物事の真ん中に近い部分で描かれる作品に縁がある気がしていて、はたまたそういうエンタメ、好きだな〜と思うのです。意識して手に取らないときでもなんか巡り合いがちなのは、今年本読む冊数が一気に増えてみて感じるところでもある。

本書、本屋大賞を受賞した2019年に単行本を購入していたけれど積読のまま本棚の肥やしとなっていたところ、7月の課題図書としてページを捲るきっかけをもらったってわけ

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「52ヘルツのクジラたち」を読んだ

「52ヘルツのクジラたち」を読んだ

美晴がずっと救いだったな。

物語の暗闇には色んな光が差したけど、美晴のそれの確かさって、燈〜とか照らす〜とかいう光量じゃあとてもなくて、導き!!!!!!という強い引力が目に見えて、素直で真っ直ぐで、腹を括って決断することができて(それがちゃんと大切な人たちを想うことになっていて!)羨ましかった。美晴の言ってること、ずっと正しく思えちゃってすごかった。

アンさんの居るところから、光は見えたのかな

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「スター」を読んだ

「スター」を読んだ

当たり前なんだけど、いやそうなんだよ〜と思った。改めて。
自分の大切にしたいものを大切にしようとするとき、他の誰かを否定して切り捨てようとしたところで何も守れてないぞ!、というのはここ数年つくづく感じてきたところだったので。

そういう千紗の言葉に"共感"して、ページに付箋を貼る私。友人のツイートに"わかる〜"と思って、いいねする私。対話することや議論することに重きを置いている、千紗や尚吾に響くと

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そうだ京都、寄ろう。③

そうだ京都、寄ろう。③

雨億劫人間、秒でバスに乗って鯖寿司を目指す。
京都といえば鯖寿司…で有名らしいけど一度も食べたことがなかったので、今回チャレンジ。

創業200年らしい。(ヒョエ〜)中も外も店主さんも老舗の風格。昼過ぎからはお持ち帰りのみらしく、ホテルに着いてからのお楽しみということで購入。ちょっとお値段張ったけど、旅先での食体験を金額理由で諦めなくなったのは大人になって良かったところ!

こちらは歩き出したら見

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そうだ京都、寄ろう。②

そうだ京都、寄ろう。②

腹ごしらえした後、雨の中向かった建仁寺。早速、「風神雷神図屏風」がお出迎え!はじめまして、よく教科書等で拝見してました!!!!!!!!

方丈の軒下に腰掛けたら、一生居られるなーーーーーと思った。雨音が響いてるのが情緒的で、かなり嬉しくなった。隣に座ってたおじいちゃんとおばあちゃんもそんな話をしてた。(じいちゃんが元気だった頃の祖父母も、こうやってあちこち旅行してたんだな〜と背中重ねてじんわりした

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そうだ京都、寄ろう。①

そうだ京都、寄ろう。①

西へ行く用事に上手く公休がくっついたので、一人で京都をぶらぶらするなどした記録です。

これまで使ってたデジタル一眼、軽さ重視で選んだのにやっぱりその大きさ重たさを億劫に感じて留守番の選択をしちゃうことが自分は多かったので、意を決してスナップシューターに買い替えちゃった!張り切りもやし生活!コンパクトさはやっぱりわたしの正義、iPhoneもいいけど、やっぱりめちゃくちゃ活躍してくれたので撮って出し

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