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アウシュビッツからの帰還記「休戦」

<文学(65歩目)>
アウシュビッツから奇跡的に生還できたレーヴィさんの帰還記から、生きることの素晴らしさを学ぶ。

休戦
プリーモ・レーヴィ (著), 竹山 博英 (翻訳)
岩波書店

「65歩目」は私が絹川さんのご指導をいただく前に読んだアウシュビッツ関係で最高の本です。

作者のプリーモ・レーヴィさんのこの本に出会い、若いサラリーマン時代を乗り越えていけたと感じています。

人間が起こすことの不条理と、それでも人間は素晴らしい生き物であること。

これがこの帰還記には描かれています。
20代の通勤時に、集中して先の大戦関係の本を読んでいたのですが、この作品が一番心に残っています。

今回、再読してもう一度感じたことは、「生きること」と「死ぬこと」は表裏一体の「シュレーディンガーの猫」の様なもの。もしかしたら、「生きている」と脳が感じていても死んでいるのかもしれない。その様な中で、「生きる素晴らしさ」を学べました。

社会に出て、理不尽にさらされる時。あるいは何を目指しているのか?道がよくわからなくなった若者に一読されるといいとおススメしたいと思います。

この作品は「素晴らしい」です。

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