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ゆうま
2023年9月9日 19:18
峠幾つも越えては進む懐かし詩集携え進む沸き立つ孤独高鳴れ鼓動蟲の音響く闇夜の森よ帰り路にお茶でも一寸約束果たせずおうちへ帰る沸き立つ孤独高鳴れ鼓動蟲の音知らす光夜の森よ朝まで話し焚火を蒸しやおいもを焼いてはもぐもぐ食べる沸き立つ孤独高鳴れ鼓動蟲の音知らす偉大な森よ
2023年9月6日 19:18
おいらを待つのは秋のやさしさとんだなまけもののおいらはしようがないとため息をついて外に出られぬ夏を過ぎてまたやがて秋と遭うだろう秋になると響きたるウクレレの音 それは友達の調べ小さな小さな無花果があの木になるとききみに聴かせたい歌をひとつ歌おうと思います少女があの山のそばで泣いているあなたが昨日夢で見たこわいおばけとやらはおいらはそんなに恐いとは思わない海では
2023年9月6日 22:21
あきいろのかぜふいたらあなたとあぜみちあるいている こおろぎもきようはどこかおとなしい またさんまをやいているおばあちゃんしあわせをすこしかんじながら いちじくのはやしは ほんのすこしだけいろづいて あきのやさしいひかりたちがほら きみのわらうかおを おおきなみずうみにうつしている もしもないていたなのなら わたしのことすこしおもいだして あいをう
2023年9月8日 18:03
小さなさかなが見慣れた池泳ぐ秋の木の葉があなたの頬撫でるあなたの手が温かくてやさしかつたのはこのほしの神秘だと気づいたぼくの描いた似顔絵見てくれたのかなあなたの手紙を待つてゐるあなたと過ごしたこの町であなたが嘘をついた日からなんのために息をしているのかわからないから哀しみなんてチンケに響くわたし1日だけあなたとまた暮らしたいつて思うのはわたしがしあわせだつたからでしょうか
2023年9月9日 00:57
メリー・クリスマス虹色の魔法につつまれたあなた指先から流れ出すケーキがシフォンに変わつてあなたのほつぺは落ちる白い雪が落ちてくるまるでプレゼントみたいだ靴下用意しなきやいけないねあなたに編んであげたクリームのセーターそれはとても似合つてるメリー・クリスマス町はなんだか浮き足立つていてぼくのこころは空の上あなたはマドレーヌのようにあまくてやさしい今日は苺に逃げられたく