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2024年3月31日 09:15
優しい歌声の忘れられない歌それは あなたとの思い出と共にある柔らかい手に包まれながら眩しい光が きらきらと交錯した世界のしあわせを当たり前の様に受け取っていた夕陽が作り出した影を こわいとも思わずにあなたの旋律に身を委ねていた物は力を与えられ私が作った物達は 意図せずに意味があった私の魂は躍動そのものだった体と連動していて飛躍しただから 私が描く絵や文字はいつも はみ出
2024年3月29日 09:15
頂を目指して 僕は歩き続けた決して 下を見ようとはしないで立ち止まらないで上へ上へ上へなだらかな丘陵ごつごつとした岩山頂上の景色は 僕を魅了した晴れ間が見えた次の瞬間雲が全てを遮ったそして 雨が降り続けた僕が 何度登っても同じ景色は ないだろう今 この瞬間も刻々と変化し続けている僕は そこに君の横顔をみた
2024年3月28日 09:16
きっと やり直せるよみんな そう言うよね私も そう 思ってたでもね一度すれ違っちゃうともう 元には戻れない前の様には出来ない前の様には振る舞えないどこかが微妙に違うんだ何かが少し変わってしまうんだそれが自分なのか相手なのか分からないけど何かを納得していないからすれ違う自分から変わればいいのにね自分が変わればいいのにね
2024年3月27日 09:15
暗い窓の先に真っ黒な物体が道路に ごろりと落ちていた胸がざわざわして一体 何事かと夜の額縁を覗き込んでみたら黒い水溜まりだった(身を乗り出した私の姿は、冷たい夜の芸術の一部となる。)いつかの 苦悩して煮詰まっていた私の抜け殻が夜の先にうずくまっていたのかもしれない(この街は、たおやかな人間が居て初めて完成する。)
2024年3月26日 09:15
この種は どこから飛んで来たのだろうか?最初のはじまりを私は知らない風は どこから吹いて来たのだろうか?私の胸をざわつかせるこの土手にも 咲いていなかったのにたんぽぽは いつの間にか根付いていた世界は一瞬で変わる時がある私とあなたの人生も交わる事なんてないと思って生きてきたのにねあなたは 今までどこで どうして 生きてきたのかしら?あなたの人生を私は知らないあなたの一
2024年3月25日 09:16
春の眠りは 異常に深い深層まで堕ちるあなたの声は 届かない薄暗い夢は あまりみないかわりに甘い蜜のような快楽に似た幻をみるそれは現実よりも 心地よくて 優しくていつまでも 此処に 留まっていたい気持ちにさせられる(あなたの寝息も届かない。)春のまほろば足を踏み入れたら最後私の眠りは なかなか醒めない眠たい身体を引き摺りながら今日の夢も なかなかだと思い朝の光を全身
2024年3月24日 09:17
風の冷たさの中にほんのり甘い微かな香土の中にも生命の息吹太陽の光もあたたかさを増して行くもうすぐ 春になる髪の毛は外側に弾けようとする私は櫛で それを抑える唇は 高い旋律を奏でたがる鼓動は生の音楽両足は スキップで跳ねたがる明るい洋服が町を彩る意識は自然と外を向いて行くまだ約束されていない新しい何かを見つけたい電線に知らない鳥がとまっていた新しい歌声を私に聴かせ
2024年3月22日 09:15
大人になった男と女酸いも甘いも噛み分けてグラスを片手に嘘をいただく毎夜特殊なディナー会話が混ざり合い吐息も絡み合いそれでもお互いの線は越えない交わらないのは宿命こうして出逢えた事だけが運命同じ食べ物が腹の中に溜まっていくそれぞれに足りないものを各自、違う栄養に変えてどうぞ吸収できるうちに違う絆が音色が織りなす日々丁寧に丁寧に生き抜きましょうそれが私
2024年3月21日 09:15
私の目の前に 新しい惑星が広がる当風の目の輝きこの目は 地球で 何が起きようとも決して 諦めなかった目だ私は 何度 この人に救われたのだろうか地の底から這い上がる想いで共に歩んで来た何度も新しい風を吹き込んできてくれたあなたは 違う星の匂いがする此の地に奇跡を運んで来てくれる光の加減で水晶体の輝きは増すあなたを見つめる度に何度も違う星に生まれ変わる私は その度にやり
2024年3月20日 09:15
時が止まったかの様な暗い暗い夜空を太古の星々がそれぞれの光で瞬く吐く息は淡く白く存在ごと消えていきそうだけど私は折れないこれまでもこれからも夜空を見上げる液体を通して見る星は今にも降ってきそうだった
2024年3月19日 09:16
半径数メートルの小さな世界で鬱屈しそうな僕達は粘着している脳は半分溶けそうになっている手がベトベトのソフトクリームは地面に落とした傾斜を頼りにのびて行った(いつまでも自立出来ない僕の様。)晴れているのに寒い辻褄が合わない事だらけ正解が分からない僕は ちぐはぐな服装でこの町からも浮いてしまった(繰り返しした小テストは何の為?)世間から弾き出されるその前に跳べ跳べ
2024年3月18日 09:15
窓を眺める 外を見る鳥の囀りが聞こえる犬や猫の鳴き声も高まる事を知らない この胸の中で不安だけが声をあげている背中に光を感じながら自分の影を見つめながらこれから どうして生きて行こうか行きたい道と行こうとする道と本当に生きる道は違うのか空の青さが眩しかった流れる風が愛しかった自分は まだまだ未熟い事を知ったただ 単純に色々な人の色々な声を聞いてそれが妙に嬉しかっ
2024年3月17日 09:15
私の体に染み付いて離れない天使の頃から多分持っていた皆 笑って見てるから気付きもしないけど無意識に心の中で握り締めていたんだと思う人を傷付ける毒の花それが 今は覚醒して意識的に心の中で根を張っている外ではねそんな素振り一度も見せないの子供と違ってコントロール出来るから我慢して 我慢してはち切れるまで我慢して家の中で爆発させるそっと手に握らせる醜い形の毒の花変色した毒
2024年3月15日 09:15
人々の温かさが一足早く この島に春を呼び込んでいた土を愛し 花を咲かせまた 此の地に種を落とす2万年前に島を選んだ その日から咲き誇る黄色は祝福の匂いがした初めて この島を訪れた私にも島の菜の花は 安らぎを与え迎え入れてくれたかの様だった今も あの黄色に胸が染まっている