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子どもの反抗をどう受け取るか
まともな親はこれを子どもの自立性・主体性の萌芽と見るが、毒親はこれを自らに対する攻撃であり許すべからざる反逆行為と見る。したがって、前者はこれを肯定的に受け止め寄り添おうと試みるが、後者はこれを徹底的にねじ伏せようとする。ねじ伏せるための手段は恐怖による萎縮・無力化である。例えば怒鳴る。
「親に向ってなんだその態度は!!」
あるいは脅迫する。
「言うことを聞かないと怖いところに連れていって置いて
自分しか見えていない人、言葉の表面しかとらえられない人
息子の就職先について口出しするのを止めない母親がいる。息子にどこの会社に就職するつもりなのか聞いた。すると、他県のAやBという会社を希望しているという答えが返ってきた。しかし、母親は
「A、Bかぁ。地元で就職してくれると嬉しいけどなぁ。」
などと言ってやまない。長年のこうした減らず口についにしびれを切らした息子が怒りだして、
「うるさい! 口出しするな! 僕の自由だろ!!」
と怒鳴った。これに対