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#136【雑感】くらた的幸福論(その1)

今日もお読みくださってありがとうございます!
寒暖差ありますのでお気をつけてお過ごしくださいね。


面談の影響

なんだかんだ、面談の影響を感じています。前ほどじゃなかったけど。
でも考えてみれば、

  • 家族の確定診断

  • 母コロナ

  • 家族の入院前検査ラッシュ

  • 家族の「検査お疲れさま会」ラッシュ(今週はあちこちへ行って美味しいものを食べまくっている)

  • 自分の休職延長面談←今ここ

  • 家族の治療方針面談

  • 家族の入院準備

と、めちゃくちゃイレギュラーな予定が詰まっている。
これに加えて、去年からずっと準備してきた、フラの発表会も。

意識して気を抜いて休んでいかないとたぶんもたない、と思えるようになったことをこの休職期間の成長と思おう。
それに、自分が今休職中であることに、どれだけ救われているかわからない。

くらた的幸福論

ということで、今日はくらた的幸福論を書きます。

そこそこ溜まった時点で公開するつもりでくらたが「幸福」「幸せ」のキーワードについて、素敵だなと思ったいろんな人の言葉を集めてきたものです。別の記事ですでに掲載したものも掲載します。

そういうものの積み重ねで、くらたが「幸福」「幸せ」をどのようなものだと考えるかの輪郭を探っていけたらなと思います。

積み重ねなので、この記事の公開後にもまた集めたら、「その2」として公開するかもしれません。

なお、今日のタイトル画像はとあるクレーンゲームの写真です。くらたはこのひよこが大好きなのですが地元のゲームセンターから消えてしまって久しいので、最近遠方のゲーセンで発見した時にはとても幸せな気持ちになりました。こんな感じなのに足がしっかりしていてちゃんと立つんですよ。またお顔がみんな違うのも大変いとおしい。

脳科学者・中野信子さんの発言

最初の掲載はこちら【いま沼にいます】4 ミニーの日・ディズニー沼 レインボールアウ|中途半端高IQくらたの仲間探し日記 (note.com)

中野さんの講演会で、「そもそも幸せって何でしょうか」という質問に下記のように答えていました。

難しい質問ですね。人により国により違う扱いにくい概念です。
だけど、どの国のどの言語にもあるんです。
脳科学的には「オキシトシン」が大きくかかわっていると言われています。

ミッキーのレインボールアウ

クラリスの歌唱のパート。

始まりのティアレを見つけましょう 愛にみちあふれるでしょう
おめでとう しあわせでありますように

「ティアレ」とは花の名前で、タヒチではこの花を刺しゅうした布をお祝いに贈る習慣があるのだとか。
そして「おめでとう しあわせでありますように」とは、なんと尊い福々しい祝福のメッセージでしょう!

「幸せ」という言葉に対して「になる」ではなく「である」という言葉をとり合わせるのも示唆深くてとても好きです。「になる」だと今は幸せじゃないみたいだし、幸せって「野球選手になる」みたいなものではなくて、もっと時間的に限定されていて、そのときそのとき自分が置かれた状態について幸せだと感じて初めて、事後的に「今幸せである」という形で到来するものではないのかと思うのですよね。

手に入れるものではなく気づくもの

パパやママって単語を覚えるより早く
「キレイ」と言う言葉を覚えた子供が
星や花壇を見てもなにを見ても「キレイ」と言う
という話を友人から聞いてそれが頭から離れない
贅沢とか幸福とかは手に入れるものではなく
気づくものだとして、この子供はどんなに贅沢で
幸福なんだろうと思う。見習いたいと思う。

『いつか別れる。でもそれは今日ではない』(F/KADOKAWA KADOKAWA公式HPへリンク)

不幸から考える幸福

ねえ すずさん

わたしゃ好いた人に 早う死なれた
お店も疎開で壊された
子供とも会えんくなった

ほいでも 不しあわせとは違う
自分で選んだ道じゃけえね

『この世界の片隅に 下』(こうの史代/コアコミックス)

先日も書きましたが、『この世界の片隅に』の終盤で小姑(周作の姉)・径子がすずにいう台詞です。

↓先日の記事はこちら↓

好いた人に早く死なれたことなどは、決して幸福なことではない。だけれども、不幸せでもまたない。これは径子の強さだなあと思いました。
この一連の台詞、大好きなので最後まで引用します。

そのてん 周りの言いなりに知らん家へヨメに来て
言いなりに働いて
あんたの人生はさぞやつまらんじゃろ思うわ

じゃけえいつでも往にゃええ思うとった
ここがイヤになったならね

ただ 言うとく
わたしはあんたの世話や家事くらいどうもない
むしろ気がまぎれてええ
失くしたもんをあれこれ考えんですむ……

すずさんがイヤんならん限りすずさんの居場所はここじゃ
くだらん気がねなぞせんと自分で決め

『この世界の片隅に 下』(こうの史代/コアコミックス)

ミュージカル版『この世界の片隅に』(”かたすみゅ”と呼ぶらしいです)で「居場所」がキーワードとして強調されていたのが印象的でした。

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