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【いま沼にいます】4 ミニーの日・ディズニー沼 レインボールアウ

今日は何の日?フッフゥ~♪
これをご存じかどうかで年齢がバレてしまいますね。
日テレ系で1987年から2007年まで放送されていた、みのもんたさん司会の「午後は〇〇(マルマル、と読む)思いっきりテレビ」内のコーナー「今日は何の日」のジングルです。
今日は3月2日、われらがアイドル、ミニーちゃんの日です!
ということで……もないんだけど、たまたま書きたいことリストの中にあって少しずつ書いていたので、今日に合わせて書き上げました。


ディズニー沼の恐ろしさ

くらたはディズニー好きです。
この沼は広大すぎていろんなDオタさんがいらっしゃいますよね。
いろんなコミットの仕方があるのがD沼の懐の深いところだと思います。
だから生きていてよくDオタ仲間に出会います。友達りーちゃんもカーブスコーチもディズニー好きです。カーブスコーチに「ディズニーの話するとくらたさんを思い出すんだよね」と言われたときはうれしかったです。

パークもホテルも好きです。年に5~6回程度パークに行くくらい。海外パークに行ったことはありません。もし年間パスポートが再開したら欲しいけど……、でも休職している間はお財布の事情で難しいかも。
くらたが昨夏捻挫したとき一番最初に何が悔しかったかって、一週間後に有休をとって東京ディズニーランドに遊びに行く予定があったことです。当初は本当に歩けませんでしたから、もちろん泣く泣くキャンセルしました。

東京ディズニーランドのシンボル、シンデレラ城。40周年デコレーション。
ディズニーランドホテルの中庭

ディズニー写真沼もありますね。
くらたも一度だけ一眼レフカメラを持って行ったことがあります。ショーでの写真撮影は楽しかったぁ……。スマホとは違ってズームしてもきれいに撮れるし、明るさとか被写界深度とかいろいろ調整できるのが楽しい。
でもうちの一眼レフは重すぎて、そうそう毎回は持っていけません。

ディズニー映画も好きです。一番好きなプリンセスは「美女と野獣」のベル。公開当時からずっと変わりません。ベル最高。実写版のエマ・ワトソンは最高に美しく知的でしたね!
2023年の「マイ・エレメント」「ウィッシュ」はもちろん見ましたし、今後公開予定の「インサイドヘッド2」「モアナ2」もめちゃくちゃ楽しみです。

パレード「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」でのベルとビースト

劇団四季のディズニーミュージカルは、「ライオンキング」「アナと雪の女王」「ノートルダムの鐘」「美女と野獣」を観ました。「アラジン」未見だけど観たい。「リトルマーメイド」は水中アリエルの髪型に笑ってしまって顰蹙を買いそうなので今はまだ気が熟していないと思っています。

劇団四季ミュージカル「美女と野獣」にて。ミッキー・ミニーのぬいば(ぬいぐるみバッジ)は、東京ディズニーランド31周年の時のもの。間のサルタン(美女と野獣で、スツールにされてしまった犬)は、ランド美女と野獣エリアでオープン時に買ったもの。

このとおりD沼は劇団四季沼、ミュージカル沼と、ほかの(しかもお金のかかる)沼にも太いパイプでつながっているのが恐ろしいところです。くらたは明るくありませんが、きっとコスプレ沼とかグッズ沼とかにもつながっているでしょう。
わかっていても止められない、それがD沼。

「ミッキーのレインボールアウ」に行ってきた

映画やミュージカルについては個々に劇評を書くとして、今回書きたいのは一番直近で体験してきた「ミッキーのレインボールアウ」です。
アドベンチャーランド内スティッチの魅惑のチキルームの隣にあるレストランショーで、コロナ禍でながらくショーはお休みしていましたが、昨夏にファンダフルディズニー会員向けに再開、9月には一般公開が始まりました。

「ミッキーのレインボールアウ」のここがすごい!

ミッキー、ミニー、チップとデール、クラリスがポリネシアの島々にちなんだ歌やダンスを披露するショーが見られてプチグリーティングもあります。
さらに、スポンサーのキッコーマンによるロコモコやアボカドのグラタン、マラサダなどのハワイ料理が楽しめます。これが添えられたパイナップルに至るまでおいしい。

このワンプレートに、別でマラサダがつきます。ボリューム満点!

予約開始10分で完売してしまうのもうなずける、恐ろしいショーなのです。

さらにくらたはフラ好きです。
ディズニーとポリネシア文化のコラボなんて素敵すぎる。
まさにDオタ×フラ好きのくらたのためにあるようなコンテンツ。
初めて見てからすぐフラのお教室のみなさんにもお勧めしちゃいました。

ミニーちゃんのウリウリさばき

まずフラを学ぶものとして言っておきたいのはミニーちゃんの見事なウリウリさばきです。
ウリウリとはハワイでフラダンサーが用いる羽の付いたマラカスのこと。これを高速で、きれいな音が鳴るように振るのって大っっ変!なんですよ!(くらたはアクエリアスのペットボトルにビーズ入れて練習していて、本物を持たせてもらったことは数回しかないけどね!)また、踊るとき以外に音が鳴らないように扱う必要があるので気を遣います。

ミニーちゃんと女性ダンサーが持っているのがウリウリ、男性ダンサーが持っているのはイプ(ひょうたん)。イプは丸い底を手のひらで叩いて鳴らします。

クラリスの歌に涙 しあわせでありますように

初めての時には気が付かなかったのですが、二回目に観た時にクラリスの歌のくだりに大変感動してしまい、うっかり涙ちょちょぎれてしまいました。
クラリスの声はチップとデールと一緒で加工音声なので、一回目は声の方のインパクトが強くて歌詞が入ってこなかったのです。

始まりのティアレを見つけましょう 愛にみちあふれるでしょう
おめでとう しあわせでありますように

「ティアレ」とは花の名前で、タヒチではこの花を刺しゅうした布をお祝いに贈る習慣があるのだとか。
そして「おめでとう しあわせでありますように」とは、なんと尊い福々しい祝福のメッセージでしょう!

後ろのダンサーが持っているのが、ティアレの花を刺繍したタヒチアンキルト。

「幸せ」という言葉に対して「になる」ではなく「である」という言葉をとり合わせるのも示唆深くてとても好きです。「になる」だと今は幸せじゃないみたいだし、幸せって「野球選手になる」みたいなものではなくて、もっと時間的に限定されていて、そのときそのとき自分が置かれた状態について幸せだと感じて初めて、事後的に「今幸せである」という形で到来するものではないのかと思うのですよね。

何度も引用している脳科学者・中野信子さんの講演会では、「そもそも幸せって何でしょうか」という質問に下記のように答えていました。

難しい質問ですね。人により国により違う扱いにくい概念です。
だけど、どの国のどの言語にもあるんです。
脳科学的には「オキシトシン」が大きくかかわっていると言われています。

脳で「オキシトシン」が分泌されているときに「幸せ」を感じる。としたら上で述べた「もっと時間的に限定されていて、そのときそのとき自分が置かれた状態について幸せだと感じて初めて、事後的に『今幸せである』という形で到来する」というのもあながち外れてもいないのかもしれません。むふふ。

やっぱりお笑い担当 チップとデール

感情誘導的で濃厚なクラリスのターンの次は、お笑い担当チップとデール。この緩急がすばらしい構成です。ダンサーさんの素晴らしい踊りに対して、チップとデールは少しズルをして笑いをとります。

紐を操って2つのポンポンを回すダンスなのですが、チップとデールが持っているのは…?!

観客を置き去りにするミッキーのダンス指導

トリを勤めるのはわれらがミッキー先生です。ミッキーが、みんなも一緒に踊ろう、と言って観客も立って踊るのですが、途中から笑いが漏れるくらい速くなって難しすぎて踊れません。

見よ、この躍動感!

ダンサーのダンスがすばらしい

循環参照みたいな言葉ですね。
とにかくどのダンスもすばらしかったです。
くらたがよそで観たことがあるのはフラダンスとタヒチアンダンスでしたが、少なくともその二つは「テーマパーク内で行われる短い出し物」というレベルではなく、しっかりしたショーとして楽しめました。

タヒチアンダンス


チップとデールも最終的にはちゃんとやります。


ミッキー先生は男性ダンサーとともに勇壮なダンス

D沼は「ほどほどに」

ディズニーをめぐる話題としては、今夏、東京ディズニーシーに新エリア「ファンタジースプリングス」がオープン予定ですね。バケーションパッケージは大変お高いのに予約困難になっているほど白熱しています。
小さいころから『ピーターパン』大好きだし、ギフテッドの象徴とも言えるエルサのかかわる『アナと雪の女王』エリアができるとなったら早く見たいけど……(プラス『ラプンツェル』のエリアもあります。くらたの守備範囲外ですみません)。ここまでになると引いてしまう自分もいます。とはいえ現在の「美女と野獣 魔法のものがたり」ライドの混雑ぶりを見ても、いつまで待っても落ち着かないかもな、悩むーーー。

また、新グッズ発売のたびに問題になるのが転売問題
ダッフィー&フレンズのハートフェルト・ストロベリーギフト」の海外客による買い占め、転売がニュースになったのは記憶に新しいです。
くらたはダッフィーは守備範囲外なのでそっちは知らん顔できるとしても、「ミニーのファンダーランド」や「ホーンテッドマンション ストーリビヨンド」など、さまざまなジャンルのグッズが公式完売、転売されているのを見ると、なんだかなあ。
利益が上乗せされていてもたいていはパークに入るよりは安い。パークに行くには時間もかかる……となれば買っちゃうのも人の性だとも思います。なんだかなあ。

強すぎる誘因力は、葛藤を招いたり、身を亡ぼす恐れもある。
「推し活・ヲタ活もほどほどに」とD沼は教えてくれているのかもしれません。くらたも気を付けます。

以上、ミニーの日に寄せる、くらたのD沼告解でした。

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