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ちゃんぽんビート by あふろざむらい
2024年2月2日 19:08
郊外の夕暮れはセンチメンタルだ。なぜかはわからないけれど。自分が生まれ育ったのが郊外だからだろうか。
2023年9月25日 19:36
郊外の車窓からはセンチメンタルがあふれていく。眺めては流れていく風景。いつまでも目で追っている。
2023年5月20日 08:57
鉄塔はいろいろなところに立っている。市街地にも、郊外にも。なぜこんなに巨大なものがあちこちにあるのかとも思う。
2023年4月4日 20:47
郊外の町を散策する。時間の流れがゆるやかなのは、休日でからだろうか。それとも仕事とは無関係な町にいるからか。
2023年3月31日 21:33
郊外の散歩道、あまり知らない場所なのに、どこか懐かしくて。雨のせいかもしれない、湿度が高いと、心もしめる。
2023年2月16日 19:20
遠くに横切る巨大な構造物はサイバーパンクな空気を醸し出している。実際、発想というものはいつだってちょっとしたことがきっかけだ。
2023年2月15日 19:01
ロマンスカーに乗ることはなくなったけれど、名前の通りロマンを感じる。みんながそうかわからないけれど、そういうもがあるのはいいものだ。
2023年2月14日 19:36
郊外のデパートには郊外っぽさがある。それは都会の洗練とは違う一種のたいくつさであり、味わいがある。それは情緒と呼んでもいいものかもしれない。
2023年2月11日 10:18
居酒屋の看板はシンプルなメッセージがいい。わかりやすくて、安心なもの。酔客にも読める大きな文字で。
2023年2月9日 18:44
郊外の都市はそこかしこに味わいがある。都会にはない情緒。それを探して歩くのが楽しい。
2023年1月21日 10:27
郊外は空が広いからか、心が穏やかになる。都会の息苦しさから解放されて、自分を取り戻す。
2021年2月10日 18:57
豊かな自然というものをぼくは知らないんじゃないか。彼女もそうだ。ふたりとも、都会育ち、いや、都会というほど栄えてなくて、郊外というほうが正しい。とにかく、緑はあったけれど、大自然ではもちろんなくて、添え物程度。自然破壊が叫ばれる昨今、そんなもの、身近になかったぼくらからするとイマイチピンとこなくて。だから、豊かとは言えない自然でも、ぼくらは満足してしまう。
2021年2月4日 18:42
たまに郊外を訪れると、広さに驚く。彼女にそういうと、空が広いのだという。ぼくは、なにもかもが広いと主張した。「表現が漠然としていてわからない」と彼女は言った。「でも、いいたいことはわかるだろ?」ぼくが反論する。「わかるけどさ」彼女は言った。「わかるけど、私にしか伝わらないよ」「いいじゃないか」ぼくは言った。「きみにしか話さないよ、こんなこと」彼女はふっと笑った。
2021年1月8日 18:26
少し郊外のほうが落ち着くんだ、と彼女がいう。ぼくらは都会に住んでいるけれど,たまには郊外に足を伸ばすこともあって、そんなとき、彼女は決まってその言葉を口にする。そうかもしれない、とぼく。ぼくも郊外で生まれ育ったから、きっと懐かしいんだ。ぼくらは顔を見合わせてほほえんだ。