記事一覧
コミュニティマネジメントとは何か
こんにちは。青木です。
多くの人に通じるコミュニティマネージャーの方々とお話しをしているとどこかで「コミュニティマネージャーという役職名がしっくりこない」というのはよく耳にします。
私は基本的に「自分が呼ばれたい呼び方で呼ばれるべき」と思っています。
昔お世話になった人が「アメリカの原住民は昔インディアンと呼ばれていた。しかし最近は彼らのことをネイティブ・アメリカンと呼ぶようになった。何が変わ
Coworking Europe 2023現地レポート
こんにちは!JCCOの青木です。
今回は2023年11/28-29に開催されたCoworking Europeのレポートをシェアします。今回で14回目を迎えるCoworking Europeの開催地はポルトガルのポルト。ポルトガル王国発祥の地であります。ポートワインやサッカーチームも有名です。
【まとめ】今回のCoworking Europeを一言で表現すると、業界におけるこれまでの価値観の「答
THE DECKで制作体験!エプロンにロゴを入れよう!
「エプロンにロゴを入れたい!」ということでTHE DECKに行ってきました。
3着分作りたかったので業者にお願いするほどの数量ではありません。そんなときはfabスペース!ということでTHE DECKの門をたたきました。たのもー!
BIRTHでは隔週でコーヒーミートアップを開催するなど飲食に関係するイベントが数多く行われています。そんな中で「エプロンしたらテンションも上がるし衛生的だしいいよね!」
weworkが拓いたフレキシブルオフィス業界の道
weworkは11/6に破産申請をしました(日本法人は独立した法人として事業継続)。weworkの破産について様々なコメントが飛び交っている中で、私なりにweworkが切り開いたフレキシブルオフィス業界の道を振り返っていきます。weworkは単なるフレキシブルオフィス・コワーキングスペース企業ではなく、間違いなく"不動産のその先"を目指した企業です。
weworkの創業 -ニューヨークのオフィス
funky jump2022年の振り返りと23年の抱負
色んな会社の年始の挨拶が終わりました…ということで2022年のfunky jumpを振り返りつつ、23年の抱負について書きます。
▶数字で振り返るfj
ということで運営受託・コンサルティング社数/TAISY共に成長させていただきました。TAISYの入力件数は5000件を超えております。
“お客様の成功が第一”、”企業は取引先に成長させていただく”ということを実感した1年でもありました。取引先の
【概説】Coworking Europe現地レポート
funky jumpの青木です。先日行ってきたCoworking Europeにて得た知見をシェアいたします。更にヨーロッパの今後の日本のフレキシブルワークスペースの展開についても考察しております。"これまでにないワークスペースを作りたい!"、"今運営しているワークスペースを進化させるために知見を得たい"という方はぜひご覧くださいませ。
【まとめ】ヨーロッパのフレキシブルワークスペース産業の現在
ウィーンのワークスペース紹介
今回はウィーンのワークスペースを紹介します。
Rochus Park Coworking:
マイクさんとテオドラさん夫妻が運営するワークスペース。
かつての飛行機部品工場を転換したワークスペースは高い天井と日差しが入ってくる空間になっています。
たまに日差しがキツいそうでスペース内には至るところにパラソルが。マイクさんの趣味である植物育成と組み合わさって、さながら植物園でのびのびと仕事をしてい
ベルリンのワークスペース事情
渡欧初日はベルリンです。
今回はインキュベーションスペースを中心に。
得た所感としては大きく3です。
そもそもスタートアップが多い
入居企業やリーチしている起業家の数が多いと感じました。
MOTION LABではハードテックスタートアップが約70社、270人ほどが利用者として登録しているそうです。「創業して1~2年くらいがメイン」と説明を受けましたが、電動バイクや自転車で移動する屋台など、日本
ヨーロッパのフレキシブルワークスペース事情(渡航前編)
ヨーロッパのワークスペース事情について事前に青木が入手している情報について整理します。行く前と行った後の差分をお見せできたら嬉しいです。
前段:フレキシブルワークスペースの潮流
世界的にコワーキングスペースの数が伸長しています。フレキシブルワークスペースの需要が伸びているからです。フレキシブルワークスペースとは、従来のオフィスを賃貸借契約で借りるのに対して、施設利用契約とすることで契約・解約の
ワークスペース運営ツールが乗り越えるべき3の課題
今回はワークスペース運営ツールが乗り越えるべき3つの課題について考察します。
最近ワークスペース運営ツールの相談をよく受けます。
相談でよくあるのは下記機能です。
・入退館(スペース自体/スペースのある建物)の鍵機能
・入退館履歴の取得機能
・利用者の基本情報管理機能
・決済(従量課金/会議室/月額課金/その他月例or都度発生のオプション決済)機能
・掲示板/SNS的機能
これらの機能は項目と
お客様インタビュー vol.1 コミュニティの質向上と外部への広がり(株式会社髙木ビル様)
本日はfunky jumpの"ワークスペース・コミュニティ運営コンサルティング"をご利用いただいているお客様の声をお届けします。
2019年よりお付き合いいただいております、株式会社髙木ビル様です。
コミュニティの質向上と外部への広がり株式会社髙木ビル様にはfunky jumpの黎明期からお世話になっております。弊社の考えるコミュニティ設計の思想について、まだまだ前例のない頃から、私達を信じて仮
行政が関わるコワーキングスペースで気をつけること4選
近年地方創生テレワーク交付金などにより行政がコワーキングスペースを保有するケースが増えてきました。公設公営のケースもあれば公設民営のケースもあります。今回は気をつけるべき点をご紹介します。
1. 民業圧迫に気をつける第一は民業圧迫です。行政は"お金儲けをしてはならない"という前提があるのでお金儲けを回避しようとするとどうしても安くスペース貸しやドロップイン料金を設定してしまいます。そうすると民間
コミュニティチームのマネジメントで重要な3要素
こんにちは。青木です。
弊社が運営するTAISYにて様々なワークスペースで利用者↔運営者のコミュニケーションの質が可視化できます。そのデータと運営に関する他要素の観察からコミュニティチームの運営(マネジメント)にあたって必要な3要素について紹介します。
「ワイワイガヤガヤはできているけれどなんだか思っていたのと違う」「利用者と仲良しなのにビジネスマッチングが起きない」という課題を抱えているスペ
理論から考えるコミュニティ設計 2. コミュニティの拡大限界
こんにちは。funky jumpの青木です。
前回は向社会的行動の説明を行いました。今回のお題はコミュニティの拡大限界です。向社会的行動の理解が前提となりますので、前回のnoteをご覧になっていない場合はぜひお読みください。
1. 向社会的行動の流通圏がコミュニティの拡大限界
向社会的行動の流通圏=コミュニティの拡大限界です。向社会的行動がなされない関係はコミュニティといえません(後述するオー
理論から考えるコミュニティ設計 1. 向社会的行動の理解
こんにちは。青木です。
本稿は「理論から考えるコミュニティの設計」と題した連続記事です。コミュニティを事業活動の一貫に位置づけるためには目標の成果物を得たいもの。本連続記事ではコミュニティの要素を分解、理論を当てはめ、目標の成果物を得るためのノウハウを説明します。コミュニティ版THE MODELを目指して。
今回は第一回、向社会的行動の理解です。
① 向社会的行動とは コミュニティ内で
コミュニティのコモディティ化と地域のワークスペースの生存戦略
こんにちは。funky jumpの青木です。
本記事はコワーキングスペース運営者限定アドベントカレンダー Advent Calendar 2021の企画です。
25日担当だと勘違いしてました…私22日でした、、
ということで本題に入っていこうと思います!
"コミュニティ"が地域のワークスペースの専売特許でなくなってきた従来比較的小規模で地域と密着した関係にあるコワーキングと、より商業的なシェ