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毎日400字日記

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文章を書く体力(200字以上、毎日書く)を付ける為に日記を始めてみました。 大体400字から800字くらいにまとめます。
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記事一覧

エロいイラストを描きたかったので、「動物 キス」で検索した:0109

エロいイラストを描きたかったので、「動物 キス」で検索した:0109

 「動物 キス」で検索していたら、象がキスをしている写真を見てしまった。見てしまった、と恥じらうほど色っぽい。二度見した後、そっとサバンナの灌木から覗き見たくなる。

 象が殊更好きというわけではない。たまたま動物同士のエッチなイラストを描きたくなって調べた結果がこれだ。どんな生き物でも、官能に浸っている姿は色っぽいのだ。

 鼻を絡ませてうっとり目を閉じていたり、鼻の先っぽを口の中に入れて頬張り

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がんばれビーフシチューパイ:0103

がんばれビーフシチューパイ:0103

 朝、買い出しに行くと開店時間なのにまだ閉まっていた。お店の品出しでいつもより遅くなるらしい。

 一旦家に帰るのも面倒なので、マクドナルドで時間を潰すことにした。メニューを見て、おっ、と目が瞬く。
 

新商品、ビーフシチューパイ。

 期間限定のベーコンポテトパイは有名だと思うけれど、ベーコンポテトパイの発売当初、一緒にミートパイが売られていたことを知っている人はどれくらいいるだろう。
 ベー

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休みの日の頭痛:0099

休みの日の頭痛:0099

 休みの日だというのに、お昼から今に至るまで頭痛が続いている。
 痛み止めを飲んでもうずっと寝ているのに一向に治りそうもない。もうこれは日記に書くしかない、と思ってネタにしている。
 僕にしては珍しく後頭部がズキズキ痛む。頭を動かさないでいれば平気だけど、動くと途端に痛む。布団の中でだらけて、痛みがひどくて眠れないからスマホを見て過ごしている。

 日記だけは書こうと勤勉な意思を見せているのに、家

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しぼしぼと煮りんごを食べる:0098

しぼしぼと煮りんごを食べる:0098

 映画「昨日なに食べた?」を見てから、作中のりんごのキャラメル煮を作るようになった。

 今は冬。安くたくさんのりんごが手に入る。
 ほろ苦いのと甘いのと、2つのにおいが混ざり合って、作るだけで癒されるお得なおやつだ。

 今日買ってきたりんごは途中で煮崩れしてしまい、食べるとしぼしぼとしていた。
 値引きされていたりんごだから、実の水分があまりなかったんだろう。もう少し弱火で、水を差してもよかっ

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悩みを書く休憩所を作りたい:0097

悩みを書く休憩所を作りたい:0097

 推し活って僕にとっては、テーマパークみたいだ。
 毎日のように楽しいイベントがある反面、情報の量とスピードに圧倒されてしまう。

 子どもの頃、町内会でテーマパークに行くのが、申し訳ないけどしんどかった。
 大きな音も激しい動きのアトラクションもてんでダメ。
 みんなと同じように楽しみたいけど、楽しめない。
 自分はなんでダメなんだろうと思って悲しくなった。

 ただ大人になってから、テーマパー

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ファンレターをナゾノクサに送った子ども時代:0096

ファンレターをナゾノクサに送った子ども時代:0096

 推し活の一環でファンレターを送るようになった。今まで手紙を人に送ったことがなくて、色々とネットで調べたりもして、半年に一度くらい送っている。

 読まれているのかは分からないけど、少なくとも検閲のスタッフさんは読んでくれてると思うから、そちらにも絵手紙を送るようになった。
 全く知らない人だから、こちらも気にせずその時に食べたいなと思うもの…ステーキやらじゃがバターやらを絵手紙にして報告している

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10年後も続けられる場所なんてむつかしいけど、ちょっくら考えてみた:0095

10年後も続けられる場所なんてむつかしいけど、ちょっくら考えてみた:0095

思わず古語のむつかしいを使ってしまった。でもこの平仮名の方が、あまり難しくうんうん唸らずに考えられる気がする。

 前の記事に「10年続けられる場所をファンの側から作りたい」なんて大言壮語を書いてしまった。書いて早々後悔している。
言うほど立派なことをできると思えないし、実はなにも考えていなかったことに気づいた。ごめんな。

 10年…、10年かぁ。
 そもそも僕自身、推しと呼ぶほど誰かをここまで

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体に合うものは自分しか分かってやれない:0089

体に合うものは自分しか分かってやれない:0089

 依存症、という言葉はインパクトが強いけれど、僕はチョコレートに依存しやすい性質です。チョコレート自体はお酒やたばこほど警告の強いものではないですが、ぼくの場合は、今も食べるときは2~3粒。一気に食べ始めそうになったら、もう捨ててしまうくらいには敬遠しています。

 中学生から高校生の頃、板チョコを一日2枚、ほぼ毎日食べていた時期がありました。安売りのお店で買ったとしても、毎月¥5,000くらいチ

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歌を口ずさむように書きたい:0088

歌を口ずさむように書きたい:0088

 この前、友達と紅葉狩りに行った時のことだ。

「…これ、何の音楽だっけ?」

 帰り際に、どこからか柔らかい音色が聞こえた。

 街頭スピーカーからの音楽かと思ったが、その割には音が近い。
 並木道を歩いている老人が、おもむろにハーモニカを吹き始めていた。
 石畳を歩きながら紅葉を眺めて吹いている。
 ライブイベントでなく、ただ吹いているようだ。

 1分ほど立ち止まって音楽を聴く。曲はおそらく

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ジンベエザメの息抜き:0087

ジンベエザメの息抜き:0087

ここ数日書きたいことがまとまりきらなくて、日記を書けない状態が続いた。

なぜだかnoteからログアウトしたことから、ちょっくらサボろうと思い、一日何も考えずに家の仕事をして過ごした。
掃除と一週間の買い出し。祝日だったからか、スーパーマーケットの駐車場の一画でバザーが開かれていた。
地元のハンドメイド作家さん達が小物を売っていた。
口ががま口のジンベイザメがユーモラスに吊り下がっていたので、一匹

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老後のデラックス松ぼっくり:0086

老後のデラックス松ぼっくり:0086

葉っぱが落ちきる前に、友人と公園まで紅葉狩りに行った。

ここ2週間で気温が下がり、イチョウもモミジもすっかり色づいている。
マスクをずらして空気を吸う。
冷たく乾いていて、自然がゆっくり枯れていく香りだ。

公園の名所はイチョウ並木だ。
写真部の学生がカメラを構えていたり、女性数人が記念撮影していたり。
小さな子どもが金色の落ち葉をかきあげる。ひらひら舞っていくのを、二人の親が目を細めて見ている

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日記は文章の体力がわかる:0084

日記は文章の体力がわかる:0084

文章力を伸ばすのに、毎日日記を薦められた理由が分かってきた。

とりあえず思いついたことを200字。毎日書くと、文章のペース配分が体に馴染んでくる。
例えるなら、
「あの公園まで20分で走ってみよう」
とジョギングをする感じだ。

どれくらいの量の文章を書くのに集中できるか、今のテンポは体に合ってるか。
途中、最後の100字の辺りで話題が変わって、違う道に入り込んでるぞ、なんてのも分かってきたりす

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不自由な通信:0083

不自由な通信:0083

仕事に行くのが億劫になってしまったので、スマホをスピーカーに繋いで友達としゃべりながら走っている。

最初は気になってるニュースやら聞いている音楽の話くらいだったのが、
あれは確か大型バイクのツーリングが通り過ぎた時だったかな。
「…なに今の音?」
「バイクが5、6台くらい反対側から走ってきてた」
「マジでか?!恐竜でも襲ってきたのかと思った!」

友達のあんまりびっくりした声やら、恐竜なんてワー

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Twitterはテレパシーの世界なのかも:0081

Twitterはテレパシーの世界なのかも:0081

3日目 #200字日記  

Twitterやdiscordのような短文が主体のSNSが苦手だ。

身近な人に話しても理解されたことがなくて、
おかしいと思われるのが嫌であまり書いたことがないんだけれど、何が書いてあるのか読めない時がある。

おそらく情報量が多すぎるのと、前後の文脈がわからない短文が苦手なんだろう。注意深く追って行かないと、誰が何を言ってるのかも分からない。

色んな思考が流れてる

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