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許せない友だちのこと。
中学から高校まで
仲良しの友だちがいた。
家も近く、部活も同じで
お互いに親友!とまではいかないけど
まあ仲は良く、2人でも遊ぶ間柄だった。
中学生のとき、手汗がすごいという理由で
彼女は部活内で避けられた。
私はその空気に従うでも争うでもなく
部活ではその状況に無視をし
2人でいるときはなにも気にせず
相変わらず遊んでいた。
ある意味、周りのいじめのようなものを
気にしていなかったし
逆にそ
結婚したい私と決めきれない彼とドゥーブルフロマージュ
2018年2月。
せっかくの彼との北海道旅行。
わたしはひとり、小樽を歩いていた。
マンションの更新月が、迫っていた。
更新するとそこから2年間は住むことになる。
彼と私は付き合って数年、
そろそろお互い良い歳で
このタイミングで一緒に住んで結婚、が
正直理想だった。
だってあとまだ2年も待つのかよ…が本音。
結婚しちゃう?
軽めの逆プロポーズ。
この時点での彼の答えは変わらずだった。
料理をする、という概念
学生時代からずっと
パティシエになりたかった。
きらきらして見ているだけで
胸が躍るような感覚。
ケーキ屋さんの扉をあけたときの
誰でも無条件に包み込んでくれるような
バニラやバター、焼き菓子の優しい香り。
泣きたくなるほど好きだった。
誰かのために、いちからなにかをつくる
美しさと、食べたら消えてしまう儚さに惹かれた。
作るのが好き、なことと
仕事にする、ということを
結びつけてしまった