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『人類堆肥化計画』出版後の雑感
『人類堆肥化計画』関連のイベントが、先日の心斎橋PARCOでのトークイベントで一段落した。やれやれだ。次は二月までない。
商業出版に著者として関わるというのは貴重で新鮮な経験ではあるものの、そうして垣間見ることになった本を取り巻くあまりに人-間的挙動の数々(自分のを含む)には、ひどく疲れさせられる。本を出せて本当によかったとは何度言っても足りないが、いわゆる物書きには絶対になりたくないと決意を
人類堆肥化計画にむけて
来たる8月17日(土)夜、大阪豊中のblackbird booksにて、小説家 吉村萬壱さんとトークイベントを開催する。
人類堆肥化計画
——悦ばしい腐敗、土になりうる人間
これがそのタイトルだ。僭越ながら、わたしから対談相手の吉村さん、店主の吉川さんに提案させていただいた。
隠しようもないが、無論これは『新世紀エヴァンゲリオン』の中の「人類補完計画」をもじったものだ。いかにも仰々し
日記 生きられる水田
ほなみ(わが稲の愛称)、薊(アザミ)、中条あやみ、奇しくもわたしの好きなものの名前は「み」で終わる(もう一人いるがここには書かない)。偶然の一致にすぎないのだろうが、もしかすると無意識に「み」終わりのものに惹かれる気質なのかもしれない。もっとも、そんなことはどうでもいい。
さて、書きたいことがたてつづけに二つ起こった。衝撃的なほうから書く。
なんとわが棚田にニホンアカガエルがいたのだ。今