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chiccaとホテルの物語

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2021年のホテルでのステイケーション生活を基にした記事のまとめです。 for Instagram https://www.instagram.com/cccbypks.hote…
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#ホテル暮らし

 「おひとりさまホテル」は夢を見る。

「おひとりさまホテル」は夢を見る。

一介のホテルステイ好きであるわたしにとって、「おひとりさまホテル」の存在は衝撃だった。

わたしの夢見る「ホテルで生活する」を実践している人がもう居るのか!と、原案担当のまろさんのライフスタイルにとても励まされた。
日本のどこかにある、まばゆいロケーションの素晴らしさから、館内のいいところを小さく細かく見つめて眺めることで、楽しみ癒す時間をみっけた人が居る。
そうした姿をまるごと投影している「おひ

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ホテルステイに何、持っていこっか?

ホテルステイに何、持っていこっか?

関節に近い二の腕がなんか痛いな、と気がつくのはいつも帰宅後である。
ホテルステイの連泊をたっぷり楽しんだ、夢から覚める合図かのように腕と肩が悲鳴をあげている。
なぜわたしの荷物はいつも重いのか?を考えたら、軽量化に捧げる努力をやめたから!と、ここで答えを出しちゃう。

逆に持っていかないもの、それは。

意外とモバイルバッテリーは持ち歩いていない。
移動中の暇をつぶす以外で、スマホを確認する時間は

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麻布十番 | 東京タワーのある窓と、せり鍋の夕べ。

麻布十番 | 東京タワーのある窓と、せり鍋の夕べ。

ベッドから起き上がったら、今日のひとくちめは何を食べよう?って考える、まどろみのときは至福。
もうとっくに昼も過ぎた、あたたかい布団の中で、んん〜っと背中を伸ばしたら、冷蔵庫を開けよう。

元々、食いしん坊だし、おいしいものを食べることも、食べたことのないものを知ることも大好き。
ホテルステイで行った先に住んでいるひとは、どういうお店を利用しているのかを伺うのも、探検のようでおもしろい。

オーク

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東京 | すべて朝から始まるから、朝ごはんを食べたいホテル。

東京 | すべて朝から始まるから、朝ごはんを食べたいホテル。

その朝を特別なものにするのは、なにより朝ごはん。
わたしは平素、食欲より惰眠を優先したいので、朝ごはんを食べることは滅多にありません。それはホテルステイにもおいても、変わることなくベッドとギリギリまでお友達。
素泊まりプランを利用することが多いのですが、その中でも例外で朝食が目当てのホテルはいくつかあるので、一皿一皿を並べていきます。
施設情報はのちほどまとめておくので、目次からどうぞ!

ホテル

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行く前からホテルが楽しくなる、ホテルdigのすすめ。

行く前からホテルが楽しくなる、ホテルdigのすすめ。

自宅の椅子を飛行機のシートやトゥクトゥクに変えてくれる、GoogleMapで行く!世界ストリートビュー旅行。
在宅で旅行を楽しめるのですから、ホテルの施設情報に載っている質のよい写真もまた、ほわんほわんほわわ〜んとわたしの頭の中を豊かにしてくれるもの。

基本的にわたしは「あっ!明日、時間あるやん!ホテル泊まろー!」というくらいのフットワークで生きていて。
(ホテルの近くまで来て、30分後にチェッ

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ホテルが好き、と言ったらとっくに誰かと惹かれあっていた。

ホテルが好き、と言ったらとっくに誰かと惹かれあっていた。

世の中には、ホテル滞在が好きな人がいる。
イッツ、ミー。わたしがその人だ。
今までそういう人は、わたしだけだと思っていた。
わたしだけの世界が、わたしだけのものじゃなくて、でもつながっていることにわずかに幸福感を覚えた、そういう漫画と人がいる。

漫画「おひとりさまホテル」の原案を担当し、自身もInstagramを運営しているまろさんをモデルとしたキャラクター、若葉は、週末のみ家に帰る生活をしてい

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好きな部屋と毎日付き合える、その暮らし。

好きな部屋と毎日付き合える、その暮らし。

ホテルが好きだ。
その拠点の点をもとに、まわりを歩くごとに解像度が高まってゆくのが、楽しいのだと思う。
元来、知らない土地の知らない施設、室内や観光での非日常その世界観としてたったのひと晩だけのホテル滞在では、いつも物足りなかった。
もっと日常的に、もっと生活として、わたしはホテルで過ごしたいのだと思う。

先日も書いたように、わたしとホテルの結びつきで欠かせないのは、“清掃を誰かがやっておいてく

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わたしを解き放って、ホテル。

わたしを解き放って、ホテル。

ひきこもりにとって、最上の暮らしではなかろうか、ホテル。

わたしは2021年、ビューティーコンテストに参加していて、その半年は富山から東京に行くことが月に数度あって。ことあるごとにホテルに泊まるうちに、場所にこだわらない生活ができれば最高だなと思うようになりました。

すでに「アドレスホッパー」と呼ばれる人たちはいるし(身近にもいるし)、多拠点生活や移住などで、育った場所とは別のところに心地よさ

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