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#コーヒー豆
コーヒー豆×スーパーコンピュータ【焙煎メカニズムの解明】
今回の記事は先日投稿した、「焙煎中の組織変化を知る重要性について」の続きとなりますので、読んでない方はこちらを読んでいただけると内容が頭に入りやすいと思います。
【前回の復習】コーヒー業界でもスーパーコンピュータを使った、理論的な計算がかなり進歩してきており、大きく今までの概念(常識)が変わろうとしています。
今まで:
実験データ ➡︎ なんとなくこんな法則っぽい ➡︎ 理由は分からない
コーヒー豆×スーパーコンピュータ【焙煎中の組織変化を知る重要性について】
私は物理工学系の大学を卒業、大学院では結晶構造に関する理論的研究を行い、就職後は素材のミクロ組織について研究した経験があります。
また、20冊を超えるコーヒーに関する本を読んできましたが、医療・科学系の研究者として有名な著者はいるものの、「スーパーコンピュータで理論計算の研究経験」「趣味はプログラミングでAIを作った経験」「自家焙煎を趣味としている」「コーヒー製造プロセスのあるべき姿について考え
コーヒーの提供を自動化する方法
本記事ではロボットを使ったコーヒー提供の自動化について紹介します。
私自身、ロボットに動きを教える「ティーチング」という作業を行う事ができる資格を持っており、実際に生産ラインでロボットの操作をしているのでこの分野については実体験も踏まえて詳しく説明できます。
工場見学などで自動車部品の組み立てとかで生産ライン上に大型のロボットが動いているのを見たことがあると思います。
ロボットに動きを教える
欠点豆の見分けを自動化する方法
コーヒー産出国インドネシアのガジャ・マダ大学の研究成果を紹介します。
論文ではコーヒー生豆の品質をⅠ〜Ⅵの6段階で教えてくれるソフトの開発について紹介されています。
コーヒー豆の品質6段階についてはStandar Nasional Indonesia (SNI)というインドネシア国家規格があり、そこで決められているようです。
画像はCoffee Bean Grade Determinatio