東大受験「奇跡の二週間!」-藤吉豊他「「勉強のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた」
東大受験「奇跡の二週間!」-藤吉豊他「「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた」
というわけで、今回はお勉強の話だ。
勉強法のベストセラー100冊をまとめた本だね??
そうだ。それだけに、内容は信用できる。
で、東大法学部合格、在学中司法試験合格のポリドルフィンさんは、何が一番勉強法の中で大事か、と思っているの??
それは「理解」だよ!
本書にも書いてある。
あれ?11位じゃん?低いんじゃね??
本書は40位まで挙げているから、これでも、順位は高いほうなんだ。
でも、ポリドルフィンさんは、1位だと思っているんだね。
そうだよ。理解が何よりも重要なんだ。
そっか、で、どういう勉強をしてたの、東大お受験時代は?
ボクは、高二まで、劣等生だったんだ。
意外だな。そんなんで、東大法学部に受かるの?
実は、こんなエピソードがある。
何?
「奇跡の二週間」というエピソードだよ。
どういう二週間だったの?
まず、高二の最後の春休みに、「このままでは、さすがに東大法学部に受かるのはムリだな」って、なんとなーく焦ってたの。
そりゃー高二まで劣等生だったら、ムリだよね。
それから、その焦りとは関係なく、まあ、何の気もなく、新宿の三星堂書店に行ったんだ。
別に、勉強の本買おうとか思ってたんじゃなく?
うん。ボクはよく、新宿のでかい本屋には、習慣的に行っていたからなー。
で、どうしてそれが転機になったの?
実は、ある本と運命的な出会いをする。
どういう本?
よい大学受験の参考書を紹介する本だよ。
ふーん、ポリドルフィンの当時は、そんな本が売られていたんだね?!
今は、インターネットもあるし、スマホもある。だから、そういうものを駆使すれば、よい本と出会えるよね。
そうだね。Amazonを検索するだけでもいいし、武田塾のアプリを使うとかでもいいし、色々手はあるよね。
でも、ボクの頃はそんなものなかったの。だから、そういう本にたまたま出会ったのは、
まさに、セレンディピティ!!
ほほー、そんな幸運があったんだね。
でさ。その本は、超超初心者本から、中上級レベルの本まで、網羅してたんだわ。
まあ、上級レベルの本は、東大合格体験記みたいな本を買えばわかるもんね。それで十分だね。
で、さっそくボクは、
その本にのってる全ての本を立ち読みしたんだ。
ほほー、それまで勉強しなかったポリドルフィンさんが、なんの変化だ!?
でしょー?、で、気に入った本は片っ端から袋に入れていったの。
なんかまんびきと間違えられそうだね。
もうねー、
超超初心者本がとにかくスゴくて、
もう立ち読みの時点から目から鱗だったんだよなー。
東大にゼロから合格するには、超超初心者本が必要だったんだね。
東大模試関係で、たとえば、E判定とか、ふるわない人は、ぜひとも、超超初心者本を読んでほしいよ。
具体的にはどんなことが書いてあったの?
勉強のしかたから、どんな科目なのかの分析、そして、超超基礎的な知識に対する、深い考察などだ。
それで、「理解」したんだね?
そういうこと。とくに、ボクは英語が超苦手でね。で、ボクが読んだ本にはこう書いてあった。
英語は日本語で解け!と
おおー、これは、パラダイムの大変換だね!
幸い、国語は、まあまあだったボクは、この教えのお陰で、東大英語を攻略できたんだ。他の科目も、色々あったけれど、話が長いんで、割愛する。
それで、ドサっとレジに本を置いて、大人買いしたわけね。
うん。そして、
その日から二週間、風呂にも入らずに、自室にこもって、買ってきた本を読破していったの。
ふーん、それがどういう結果を生んだ?
なんと、
高三になってすぐの、高校の実力試験で、文系で10位になったの!
まさに奇跡だね。
ボクの学校は進学校だったの。だから、文系で10位は、まあ、合格が狙えるポジションに立ったわけ。
ふーん、で、はじめの「理解」が大事だという話と、そのエピソードとは、どういう関係があるの?
とにかく、
超超初心者本からスタートしたお陰で、各科目に対する、ふか~い理解が得られたんだ。
だからこその「奇跡の二週間」だったんだよ。
あとは?
ボクは、丸暗記がとても苦手でねー。この本にも書いてあるけど、
要するに、
記憶するには、理解することが、遠回りのようでいて、一番大事なことなんだ!
いやー、勉強になったよ。しかし、ポリドルフィンさんも、たった二週間で、よく百人以上もごぼう抜きできたね(笑)
そうだね(笑)。「理解」したからじゃない?(笑)
今回の対話も、すごく有意義だったね。
アナタの参考になると嬉しいな!(笑)
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