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りの
2024年6月24日 18:16
昨日の朝、教会に寄りながら少し散歩した。普段は行かない方向、線路沿いをぐるりと小一時間。線路沿いの手つかずの空き地は野草の楽園だ。大きな街路樹の下にはこちらも大好きなシラタマソウが。パンデミックで行動制限のあったころに一度だけテイクアウトしたことのあるレストラン。当時はかぼちゃプリンのような色だった壁が、すっきりしたブルーに塗り替えられていた。頭上には青空が広がるものの、この季
2024年6月20日 18:01
庭で一番遅く咲くバラ。「真紅」というより少し明るめな、ありそうであまりない色味です。何度切り戻しても、すっと一本伸びてきて、毎年ひとつだけ花を咲かせます。ここに引っ越したときにはもうあったバラ、どなたが植えたものか分からないけれど、ほそぼそながら元気にしていますよ。
2024年5月25日 18:06
30年ほど前のこと、関東近県で新しく誕生したバラに名前が公募され、参加したことがあった。企画に関わる親しい友人に誘われての参加だった。主催はバラ園だったのか、愛好家の方だったのかよく覚えていないが、それほど大々的に行われたものではない様子だった。そのバラは、こちらの昨日のつぶやきのものに少し似た雰囲気があった。(ヘッダーはつぶやきと同じ写真です)色はこれよりも淡く、ほぼ白といってもいい
2024年4月14日 18:08
よいお天気で気温20℃前後という日が続いたせいか、草木が俄然元気だ。昨日の土曜日は近所中で芝(うちは芝ではなくその他諸々勢。いわゆる雑草)を刈る音が聞こえていた。あちらこちらに漂うソーセージを焼く匂いが、初夏の幕開けを告げているようだ。さて、先週の森の散歩で、間伐作業の進められている一角を通った。「材木」となってしまった幹から出ていた細い細い枝。折れかかっていたのを夫が持ち帰った。
2024年4月11日 17:46
このときのチューリップももう終わり。残った3本は毎日水切りをしてだいぶ短くなった。畑から切ってきたときのすっと背伸びをするような瑞々しさにもだが、時を経た姿にしかない美しさにも惹かれる。透きとおるような光沢はとろりとした上質なシルクのよう。感謝と賞賛を。ひとひらに宿る神秘を感じながら…
2024年4月8日 18:17
昨日の日曜日、昨年の5月↓にも記事にしている森のあの場所に、山の桜を見に行ってみた。昨年はちょっと遅く、だいぶ散ってしまったあとだった。ちょうどよい頃合いは、おそらくその10日前ぐらいだったはず。そしてその頃には、昨日のつぶやきにも載せた近所の八重桜が満開だった。ということは、八重桜が見頃になっているいま行けばいいのではないか、と思ったわけだ。土曜日の気温27℃からは若干下がったし、標
2024年2月12日 19:33
ときどき青空の一片がのぞくもののほぼ曇天、時々小雨という日が続く。そんな中、元気に活動している鳥がいる。カササギだ。シャープな白黒に羽と尾の青が美しい。鳴き声は「カシャカシャ」や「カチカチ」と形容されることが多いようだが、このあたりでよく聞くのはもっとダミ声というか、「ギャ、ギャギャギャ」といったイメージだ。生涯を同じ相手と過ごす、いわゆる一夫一婦制をとると聞く。冬のあいだから巣
2024年1月22日 19:12
土曜日は久々に文句なしの快晴。日照時間=8時間という予報は当たった。5年ぶりのドイツの冬となった息子も一緒に、車で雪のあるところへ向かった。たくさんの人が通るが、雪が払われることなくこのまま残されているベンチというのがなんかいい。午前中から出かける場合はだいたいおにぎりやサンドイッチなどを持って出かけることが多い。でもこの日は朝のスタートが遅く、現地で調達しようということになってい
2024年1月16日 19:01
昨日は思いがけず街なかの平地でも雪になった。朝、少しだけ風花が舞ったものの、降雪確率はゼロのはず。それがお昼ごろには本格的に降りはじめ、辺りは柔らかな白でうっすらと覆われた。ゲストルームのようになっている2階の部屋を掃除していると、斜め向かいのご主人が道路の雪を除けているのが見えた。うちもやらなきゃな、と思いつつ、なんだか昨日は家事の手際が悪く(いつもか)、すっきり進まないでいた。「あ
肉村ハム蔵
2023年12月2日 11:21
盛岡旅行記ラスト!2日めの午後。旧盛岡銀行の建築を堪能していたら、あっという間に14時をまわっていた。お茶でもしようと櫻山神社前へ。旧盛岡銀行〜櫻山神社の周辺は、いい喫茶店が密集している。紅茶なら「ティーハウスリーベ」「紅茶の店しゅん」、コーヒーなら「六月の鹿」「waltz」「羅針盤」など。たった500m圏内にこれだけの名店がひしめくのだから、盛岡のおやつタイムをどの喫茶店で過ごすかは断腸
2023年12月3日 18:34
今年もクリスマスに向けての準備期間「待降節」(アドヴェント)が始まった。教会暦では今日が待降節第一主日。今夜、4本のろうそくの1本目に火が灯る。クリスマスまでの日曜日ごとに1本ずつ、4本のろうそくが灯るといよいよクリスマスがやってくる。下に敷こうと出してきたリネンにたたみ皺がついていたのでアイロンを。パリッと仕上げようと糊づけスプレーを使ったものの、たっぷりスプレーしてしまい大惨
2023年10月26日 18:12
昨日の早朝、ドイツに戻った。空港を出て、まだ夜が明けきらない深い霧の中で大きく息を吸い込むと、冷たい空気に咳込んでしまった。家に着いてとりあえず冷蔵が必要なものを収めたり、シャワーを浴びたりしてもまだお昼前。午後には眠気に襲われたが、ゆっくり荷解きをして過ごした。あれもこれもと買い集めた物たちは、たとえば日本ではありふれた食品であっても、ひとつひとつが小さな思い出の印になる。そんなも
2023年8月19日 18:32
夏の午前、旧市街の通りで 【日常の音】
ドイツ🇩🇪
賑わう街の通りのバイオリンとチェロのデュオ。かなりの速さで歩きながら録っていますが、距離が空いても意外と弦の音は拾えるものですね。道ゆく人の話し声や店から流れるBGM、自転車の音なども聞こえます。
2023年7月17日 18:18
土曜の夜遅くに雷雨があり、気温が下がった。カラッと吹き渡る風がうれしい。午後になっても24℃の日曜日。絶好の散歩日和だ。いつもの農地をぐるりと回ってきた。そして住宅街に戻り、道端で見つけたこちら……見れば見るほどよくできている。上のかさを外すと……そう、これは芥子(ポピー)の実。あんパンに……と、つい思ってしまう。帰ってブラックベリーのついたポロシャツを洗い(きれいに落ちま