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2021年9月の記事一覧
エッセイ142. おうちでロスト・イン・トランスレーション(9)てにをは問題
我が家では日常会話のレベルが二層に分かれています。
下層は日本語の世界で、これは日常語です。
「暑いので窓を閉めてエアコンをかけよう」
「ご飯もおかずもまだたくさんあるよ」
「もう出かけたいので、急いでよ」
というように、プラクティカルで実用的で短文となります。
上層が英語の世界で、これはひとえに、私が短気だからです。
日本語でなるべく夫と話そう、
たくさん話すことで、夫が自然なカジュアル
エッセイ141.小さい頃不思議だった物語の世界ー(3)ドリトル先生とアフリカ
ドリトル先生は、一度全部読み返したいぐらい好きです。
挿絵も、作者のヒュー・ロフティングさんによるもので、
可愛いところも、不気味なところもあり、なかなか独特です。
私は「岩波少年文庫」の、大判で表紙も固く、箱入りのもので読んだので、
今 大人買いをするのなら、今度は13冊揃いで、「ドリトル先生ものがたり」となっている岩波版(やはり箱入り)を選ぶと思います。
「ナルニア国物語」などでもそうです
エッセイ140. 小さい頃 不思議だった物語の世界 (2)ドリトル先生航海記
朝日新聞は、古典の再鑑賞に熱心というのでしょうか、
しばらく前までは、土曜日Be版に、手塚治虫さんの「火の鳥」の続編?の小説版を載せていましたし、今は朝刊に、「ドリトル先生」のそれ版を載せています。
私、どういうわけか「カバー曲」とか、他の人の書いた「続編」とか、スピンオフムービーとか、好きではないです。
柳の下に泥鰌は二匹いないでしょう。
みたいに感じてしまいます。
まさか、「ご本家に無
エッセイ139. ヨガの言葉や声
私は運動がとても苦手で、何をやっても一番できないので、
体を動かすのは。どちらかというと嫌いな方です。
でも、ヨガだけは、始めたりやめたりを繰り返して今まで続いています。
ヨガは、ポーズが完成することが目的ではないし、
できないなりに、身体をよく伸ばしたり、
ゆっくり呼吸をすることが気持ちがいいからです。
3年ほど前に始めたホットヨガは、とても楽しくて、続いています。
この9月からは、スタジオに
エッセイ138.小さい頃不思議だった物語の世界 (1)メリー・ポピンズ
私の家の本箱に、たくさんの童話の本があります。子供たちがあまりに本を読まないので、「いつも手に取れるところに置いておけば読むようになる」という説を信じて、BOOKOFFで買い続けたものです。
見事に読みませんでした〜。
読めば? 面白い本があるよ?
などとというと逆に読まないかなと思って言いませんでしたが、言っても言わなくても、読まなかったことでしょう。
長女が家を離れ、次女も就職ができれば
エッセイ137. 間違えても無理はないかもしれない(駄)
私は確認癖があり、気になると一旦確認したい気持ちが、人より強いです。
映画やドラマを見るのがとても好きなので、
長い間には大変な量を見ていますが、当然、
「この人は、『あれ』に出ていた『あの人』ではないか」
「この曲は、『あれ』に使われていた『あれ』ではないか」
とか、別にどうでもいいことが気になり、ついWikipediaやその他の検索で、確認してしまいます。
なので夫には「ごめんだけど、
エッセイ135. おうちでロスト・イン・トランスレーション(8)ういろう
外国人同士だけれど、お互いの母語が100%わかるカップル。
外国人同士だけれど、片方が相手の言葉を100%わかるカップル。
そんな人はきっと、たくさんいるのでしょうね。
汝らに幸いあれ、天国は汝らのものである。
と、イエス様もおっしゃいました。
嘘です。
コロナウイルス感染者の濃厚接触者である私は、
あと三日、家にこもっていなければなりませんが、
オンラインヨガのお試しでヨガをしたり、
野菜
エッセイ 170. トド松現象
トド松現象 とはなんであるか。
これは、相原コージさんの4コマ漫画(だっけ?)、
「勝手にシロクマ」(?)の中でも、私が忘れられない名作です。
そう言った舌の根も乾かぬうちにすみませんが、
今の私は、「こんな感じだった」ということしか思い出せません。
でも、なんとかお伝えしてみようと思います。
1コマ目: 歌舞伎役者が見栄を切ったとたん、
はっ!
トド松!?
2コマ目:マラソン選手が胸
エッセイ169.その事があった日
今日はずいぶん、殺伐としてしまいます。
閲覧注意でありますこと、先に申し上げます。
写真も迷って、空の雲の写真を選びました。
自分が生きているうちに、いろいろあったと思っています。
今日のこれは、その事が会った日に自分は、という角度から書かせていただきます。
【1987年10月19日 ブラックマンデー】
ニューヨーク株式市場始まった、歴史に残る大暴落のあった日です。
私はこのとき、大手町に