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【AI/生成AI】

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私がこれまでに、書きましたAI関連記事のまとめとなっております。
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#読了 『生成AIと脳』池谷裕二
生成AIと脳の協調性の観点から未来像を考察しつつ生成AIの使いこなし方や生成AI×脳によって生まれる新しい価値観と能力を理解出来る。
技術の進歩に翻弄されないように、私たちの尊厳や文明の築き上げた歴史を守っていく必要がある新たなAI論を学びました。

【‘‘AIと芸術性’’/朱墨の美学とミッドジャーニー考】

【‘‘AIと芸術性’’/朱墨の美学とミッドジャーニー考】

生成AIにおける、画像生成技術はますます進化しています。
ある動画を見てから、画像生成AIのミッドジャーニーというものを初めて知りました。

画像生成AIミッドジャーニーとは、テキストに適当な言葉を入力することで、描いてほしい画像を自動で生成してくれるAIのことを言います。
しかも、わずか数分で完成度の高い絵を簡単に描けるところが驚きであり、高性能な画像生成能力により、絵をなりわいとしている画家や

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【‘‘生成AIにおけるSoraとは何か?’’】

【‘‘生成AIにおけるSoraとは何か?’’】

私にとって関心のあるテーマとして生成AIについて調べていると、面白いニュースをある時たまたま見つけました。
それは、文章をもとに、短い動画を作成するAIであるSoraというものでした。

これまでの生成AIでは、たくさんの情報をもとにAIが解析して画像や文章、音楽などを作ることが可能でありましたが、Soraは今までのAIとは何が違うのだろうか。
生成AIのSoraの特徴としては、三つの特徴として挙

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【‘‘人工脳について’’/脳オルガノイドとは何か?】

【‘‘人工脳について’’/脳オルガノイドとは何か?】

人工脳というものについて、あるいは‘‘脳オルガノイド’’という言葉を初めて知ることがありました。
脳科学という世界は、とても奥深いものであり、私たちが未だ知らない解明されていないことがたくさんあるものだと感じました。
例えば、神経細胞や脳の分野を調べる上で重要になってくるのはオルガノイドと呼ばれる研究であります。
神経細胞というのは、脳機能における私たちの脳や神経系の基本的な構成要素であり、その形

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[エッセイ]【‘‘外的と内的’’/AIと教育について】

[エッセイ]【‘‘外的と内的’’/AIと教育について】

-超AI時代においての、AIと人類の教育について-

動画コンテンツから学べる要素は、かなり大きいものであり、私自身もアイデアの発想へと繋げる為に活用していて動画は社会人にとって必要不可欠な教材であると考えています。
ですが、動画コンテンツが広く行き渡り、メディアとして一般化される位置付けにより学習向上にも限界点があるのではないかと感じることがありました。
動画コンテンツによる学習は使い方によって

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【‘‘独創性からのAIと人類’’】

【‘‘独創性からのAIと人類’’】

-生成AIと人における、出来ることと出来ないこと-

人とAIにおける出来ることと出来ないことの境界線は何かということについて考えることがありました。
近年は生成AIの進化に伴い、文章生成や画像生成、音楽生成など、創造力が求められるものも人間に代わりAIが行うことが出来る社会になったところが見受けられます。

ブルーカラー(肉体労働系)の仕事やホワイトカラー(頭脳労働系)の仕事の両立はAIにとって

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【‘‘アンドロイド・オペラとは何か?’’】

【‘‘アンドロイド・オペラとは何か?’’】

音楽とAIの生成能力は、益々進化しており、アンドロイドがオペラを歌うという面白い動画を見つけたのでぜひとも紹介したいなと思いました。

動画内では、僧侶が唱える仏教音楽である‘‘声明’’と呼ばれる音楽とアンドロイドが即興で曲や動きに合わせて歌うというもので新しくて斬新な音楽の可能性を垣間見えたものがありました。
声明とは、節をつけて唱えるお経であり、仏教音楽とオペラという組み合わせだけでも珍しいの

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【‘‘Resource & Install’’】

【‘‘Resource & Install’’】

デジタルヒューマンやデジタルクローンという言葉が世に浸透してきた中で、人間とAIに通じるもので‘‘意識’’というものがいかに重要であるかということを考えることがありました。
意識そのものを機械へとアップロードすることが出来れば、身体が老化しても思考だけは思考し続けられることは可能であって、好きな読書や映画を見たり、音楽を聞いたりと数年、数十年、数百年先も生き続けられることが出来ればどれだけ幸せなこ

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【‘‘現在と未来の感度’’】

【‘‘現在と未来の感度’’】

久しぶりに宮崎駿さんの最新作『君たちはどう生きるか』について、改めて考えるきっかけがありました。
それは、映画の主題歌にもなった米津玄師さんの「地球儀」のMVを見て聴いたからでありました。

 本編の部分的なシーンと音楽が重なり合うMVからは米津さんが映画に込めた歌詞のメッセージ性や宮崎監督の情感の全てが詰まった作品であることは間違いなく、『となりのトトロ』のような子供向きな映画から『風立ちぬ』ま

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【‘‘漫画とAI’’/表現力の臨界点】

【‘‘漫画とAI’’/表現力の臨界点】

-人間が描く漫画とAIが描く漫画、表現力について-

画像生成AIの力を使って、漫画を描くという動画をみた。
漫画家にとって、画力は必須であるスキルではあるし、画力だけではなくストーリー性も求められ、画と文章を組み合わせて作品をつくるということを考えるとかなり難しい分野でもあることが理解出来ます。

漫画を描くにあたり、本来はネームと呼ばれる作業からキャラ作り、ペン入れ、仕上げの段階を経て制作され

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【‘‘AIと人間、汎用性から’’】

【‘‘AIと人間、汎用性から’’】

-人工知能と人間における相違点について-

人工知能でしか行えないものを調べていると、逆に人間にしか行えないものというのは何かという疑問が脳裏を過ることがありました。
デジタル化の進化、発展によって私たちの生活はより良く効率的にかつ合理的に支えられており、AIが人間の行う行動様式を代行してくることで便利だと感じる反面、時間を無駄に余らしてしまうという現象も起きてしまっているのではないかと考えられま

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【‘‘生成と創造の音楽’’】

【‘‘生成と創造の音楽’’】

-音楽における生成と創造の狭間についての問題-

AIが更なる進化を遂げることで、私たちが持つ音楽的な価値観や感性、嗜好というものが変わりつつあるのではないかと感じられます。
生成されて生み出されたAIの音楽とクリエイターがつくる音楽とを比較する場合、鑑賞者側にとっての良し悪しというものもあるとは思いますが、芸術的と捉えずに作品として捉える場合は遜色ないようにも思えます。
今やAIを使って、世界中

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【‘‘機械学習とディープラーニングによる機能性’’】

【‘‘機械学習とディープラーニングによる機能性’’】

-機械学習からディープラーニング、そして深層強化学習まで-

AIを学ぶ上で、‘‘機械学習’’という言葉と‘‘ディープラーニング’’という言葉をよく耳にしますが、それぞれどういう意味なのかという問題については広く曖昧なところがあると感じたので、まずこの二つを定義からまとめたいと思いました。
一つ目の機械学習とは、人工知能が自ら学び、知識を得られるようにする為に誕生したものだと言われていますが、過去

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【‘‘感情と人工知能’’】

【‘‘感情と人工知能’’】

人工知能について、色々と調べものをしているとたまたま面白そうな動画を見つけました。
未来channelさんという方の動画で、人工知能に感情を持たせるべきかという問題については動画を見ていると私自身にとっても勉強になることがたくさんありました。

AIにとって、もしくは人間にとっても言語処理能力で正確に物事に対応してコミュニケーションを取るという行為は極めて難しいものがあります。
ディープラーニング

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