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副業Webライター3年目!初心者時代の自分に伝えたい「ライターに求められるマインドセット」とは

こんにちは、水無瀬あずさです。週明けで憂鬱な月曜日、いかがお過ごしでしょうか。私は明日・明後日と所用のため本業で有休をとっており、休み前の抜け殻みたいな一日を過ごしました。てへ。

さて、1月が始まってから6本目のnoteです。「意外とコンスタントに書いとるやないかいワタシ!」と記事を見返してみたところ、5本のnote記事中3本がインディーゲームの紹介になっている事実に愕然としました。あれっ、私のnoteは副業Webライターとしての意識高い系バリキャリ日記にするつもりだったのに、気づけばゲーマー崩れみたいなnoteになっているのでは!?嗚呼これではいけない!と焦りまして、そろそろちゃんとした副業Webライター関連の記事も書かなければと思いました。ふざけているだけじゃないんだ、仕事もしているんだよ一応はね・・・?

ということで今回は、副業Webライターめでたく3年目を迎えた私が、今だからこそ考えるライター像について書いてみるnoteです。長いようであっと言う間に過ぎた2年間、喉元過ぎれば何とやらですが、自分なりに試行錯誤を重ねながらやってきました。最近では初心者Webライターさんからフォローしていただけることも増えたので、そういう方がこれからWebライターを続けていくうえで参考にしてもらえたら嬉しいです。よろしくお付き合いください!


副業Webライター3年目に突入

本業エンジニア(ただしパート勤務)の私が、新型コロナの全国学校閉鎖を受けてリモートワークになり、思ったより時間ができたので副業Webライターを始めたのは2022年1月のことでした。

冷蔵庫をそろそろ買い換えたいので、副業収入で買い換えよう計画を立て、クラウドワークスに登録しました。実績はない初心者丸出しの状態でしたが、何件も何件も案件応募を続け、ようやく決まったのはエンジニアの働き方のお仕事でした。文字単価は0.5円、3000円でした。懐かしい。

何とか始まったものの応募してもなかなか採用されず、採用されてもダメ出しをくらい、または納期が重なって重なりすぎてスケジュール過密状態になり、それでも駆け出しWebライターとして、「なんとか1ヶ月で10万円稼ぎたい!」という目標を達成すべく頑張りました。目標を達成できたのは、確かちょうど1年経ったか経たなかったかくらいの時期でした。思ったよりかかったんですよね。

なお、本来の目的だった冷蔵庫は1年目の8月に購入しました。20万しないくらいで購入。

2023年に入り、副業Webライター2年目の目標は「無理をせずに月10万円稼ぐこと」でした。1年目はとにかくスケジュールを詰め込みまくって、土日も働きまくって10万円を達成しましたが、今度は頑張らずに同額を稼ぐことが目標です。

そもそも私は平日は本業で9時から16時まで働いているので、副業のスケジュールを詰め込みすぎているといろいろ死ぬわけです。そこそこ大きくなったけど子どもも二人いるので(小6と中2)、全く放置というわけにもいかないですし。あと仕事ばっかりじゃ単純に息が詰まる。私は仕事人間になりたくて働いているわけじゃない!って思うから、たまには買い物したり芸術鑑賞をしたり、欲しいものを買ったりもしたい。そういうライフワークバランスを取れる形で、本業と副業を両立することを目指しました。

とはいえ道のりはなかなか険しく、夏休みくらいまでは1年目とそれほど違わない感じで忙しく働いていました。転機になったのは、夏休みにコロナに罹患したあとで始めた直接契約のお仕事。

この仕事が始まってから、状況が一変。単価の高いお仕事を大量に回してもらえるようになったため、月収がぐい~んと笑っちゃうくらい上がったんです。あと同じタイミングでクラウドワークスとか単価の安いクライアントを卒業したんですが、あれよという間に月収が本業を超しました。大手企業の底力ってSUGEE!

ただね。現在私は複数クライアントと契約しているのものの、上の1社の割合が半端なく大きくて、もしここの仕事がなくなったら結構ピンチです。もちろんそのクライアントからのお仕事は継続してもらえるよう努力しつつ、それとは別でもう1つ2つくらいクライアントを探したいと考え始めています。ということで副業Webライター3年目の目標は、新しいクライアントを獲得すること、そして本業+副業を合わせた収入で日本の「男性の平均年収」を超すことです!ちなみに2022年の全体平均給与は458万円、男性が563万円、女性が314万円ですよ。
参考:令和4年分 民間給与実態統計調査|国税庁

パート+副業フリーランスっていう、世間的に見れば割と低く見られがちなステータスだけど、男性レベルでそこそこ働けるんだぞゴルァ!って底力を見せたいところです。今年の「女子力」って年間目標が早くも崩れそうですが、そこはそれ。というかこれから学費がどんどこかかるから、何とか子どもたちの大学卒業までは持ちこたえなければいかんのですハイ。

ライターに求められる7つのマインドセット

とまあ私の副業Webライター業の軌跡を辿ったところで(全然辿れていない気がしないでもない)。めでたく3年目に突入した今、Webライターとしてどんなことが大切か、何を求められているかについて私なりに考えたことを書いてみようと思います。今の自分が、初心者時代の自分に会ったら伝えたいこと7選です。最近noteでは初心者ライターさんからフォローしていただける機会が増えたので、なにか参考になれば嬉しいです。

「初心者」を免罪符にするべからず

Xかなにかで、Webライターが初心者を名乗ることの是非、みたいな議論を見て、さもありなんと思いました。私もnoteでは「初心者です!」って連発していた気がするけど、クラウドワークスでは絶対に書かなかったです。

なぜなら、Webライターが初心者だろうと3年目だろうとベテランだろうと、そんなの記事を読む読者には何も関係がない話だからです。初心者だかなんだか知ったこっちゃねえ、記事が面白ければ読むし、役に立つなら検索されるし、反対につまらなかったり文法がクソミソなら離脱されるってだけ。「初心者だから仕方ないよねえ」って誰も忖度してくれません。

クライアントに「私は初心者なので・・・」と言うってことはつまり、
「初心者だから中身薄いかもだけど許してね★」「初心者だからレギュレーション全然守らないかもしれないけど許してね★」って言っているようなものです。そんな人にお金を払って記事を依頼するか?って話なんですよ。

Webライターとして戦場に出たからには、あらゆる人がライバル。だから初心者という免罪符は捨てて、「Webライターの◯◯です!」って胸を張って名乗りましょう。むしろ実績の量を見れば初心者であることは何となく分かるので、あえて言わないほうが良いと思います。

クラウドソーシングを主戦場にするべからず

私も駆け出しから1年半くらいまではクラウドソーシングが主戦場でした。というかクラウドワークスだけ。よくWebライター系のノウハウ記事では「クラウドワークス、ランサーズ、ココナラとか、そのへん全部に登録した方がいいよ!」って書いてありますが、え、別によくない?と思ったので、私はクラウドワークスだけ利用していました。でもそれで大して困らなかったかな。自分の使いやすいサービスだけ利用すればいいと思いますけどね。

ただ副業Webライター2年目も半ばを超えると、いい加減クラウドソーシングの手数料にイライラしてきます。1万5千円とか2万円とかの高単価案件を頑張って獲得しても、手数料20%取られるとなかなかに痛い。クラウドワークスが悪いわけじゃないんだけど、ああでもクラウドワークスが憎い!ってなります。

あとクラウドソーシングって、どこまで経っても「受け身」なんですよね。「こんな仕事ありますよ、どうですか?」ってシステムを通じて募集されるのをひたすらに待っているしかない。案件にたどり着けなければ、お金ももらえません。そういう受け身な働き方よりも、もっとガンガン攻めの姿勢に転じるべきだ!って思い始めたのが、私は1年半くらいの時期だったのです。「私、こんなんできまーす!」ってもっと言っていきたいなあって。

クラウドソーシングも悪くはないんだけど、Webライターを長く続けたいなら主戦場は別に移行していくべきだと思います。私は今月でクラウドワークスを完全に卒業しました(依頼が来たけどお断りしちゃった)。

とにかく種を蒔け

興味があったらとにかく動く、これがWebライターというかフリーランスの鉄則だと思います。いい仕事はダメ元で応募する、メールする。数打てばあたるかもしれないし、何かの仕事に繋がるかもしれません。

私は学生時代の友達や先輩などなど、ご縁があった人たちに「Webライターやってるんだよね~」ってなるべくアピールするようにしました。今はマーケティングの一環でWebに力を入れている企業も多いので、もしかすると仕事をもらえるかもなって感じで声をかけていたら、つながったのが「みらぴか」のお仕事です。先輩が一般社団法人の社長をしていて、ライターを探していたらしくて声をかけていただきました。人脈はバカにできないぞ!

最近だと、AI×教育の記事を書きました。署名記事なので貴重なのだ!

ほかにもnoteとかXとかでいろいろなつながりを作っておくことが大事だと思います。私はまだXをちゃんと使えていないんだけど、そういうのから仕事に繋がることも多いと思うので、とにかく手広く種まきをするのがおすすめです。

知識の流入口を確保せよ

SEOの記事を書くとき、多くの場合は競合のSEO記事を参照すると思いますが、ぶっちゃけそれだと情報収集的には不十分だと感じています。情報を深掘りするためには、やっぱ本なんです。紙で出版されているような本。だからとにかく関係がありそうな本を見つけたら買います。書籍代がバカにならないので、多くの場合はブックオフとAmazonマーケットプレイスで探しますが。おかげさまで本棚はパンパンになりました。

「本を買っても読むひまがない」と思うかもしれませんが、それでいいと思うんです。ぶっちゃけ資料として使うのであって、全部を読む必要はない。ただ「この本にはこういう内容が書いてあるな」ってことだけ把握して、あとは本棚へしまっちゃってOK。もしその本を使って書く記事があれば、引っ張り出して掘り下げて読めばいいのです。本は資料。読書好きの人には怒られるかもしれないけど、割り切ってとにかく収集することが大事だと思います。

あと、本をわざわざ買えない時に備えて、Kindle Unlimitedに加入するのもおすすめ。書籍では出版されていないような最新系の記事(AI関連とか資格系とか)だと、電子書籍を調べると情報の宝庫です。マンガも読めるし、暇つぶしとしても最適です。

目を向けるべきはエンドユーザー

Webライターたるもの、執筆の先にいるのはクライアントではなくエンドユーザー。読者のことを考えて執筆することが、良記事を書くための鉄則だなと思います。最近私は、どう書いたら知らない人にも面白さが伝わるかとか、困っている人に訴えかけられるかとか、よく言われる「ペルソナ」ってやつをしっかり想定したうえで記事を書くように心がけています。

記事のチェックをしてくれるのはクライアントなので、初めのうちってつい「クライアントさんが喜んでくれた!」ってなっちゃうんですけど、クライアントを喜ばせるとかどうでもよくて。クライアントよりもっと先の、読者に意図した内容がきっちり伝わるか、重視すべきはそこです。私もたまにここがブレてしまうことがあるので、自分に言い聞かせる意味でも書いてみました。

大事なのはクライアントへの貢献度

駆け出しWebライターだった頃は、とにかく実績を増やしたい、記名記事や署名記事を増やしたいってことに重きを置いていました。でも3年目で仕事としては安定してきた今、実績を積み重ねることはもちろん大事だけど、それより何よりも、いかにクライアントに「私、めっちゃ役に立ちますんで!」ってことを仕事を通じてでアピールできるかってことのほうが大事だと感じています。実績はきっと、後からついてくるものだからね。意識して頑張って増やしても、キャリアに繋がる実績にはならない気がする。

てなかんじて、マイペースに少しずつ積み重ねてきた結果、ありがたいことに実績も増えてきました。で、なんか多いのでLinktreeにまとめてみたのですが、これがもう長~~~いページになってしまってね。見にくいったらありゃしないんす。

何とかしなきゃな~ペライチとかで実績ページを作ろうかなあ、夫のワードプレスを間借りしようかなとか、いろいろ考えていたんですが、なんかだんだん面倒くさくなってきて現状のまま今に至ります。だってあんまり使う機会もないんだよな。今年中になんとかしたいとは思っていますが、はたして・・・?

これでいいのだ!自分に自信を持て

毎日黙々と案件をこなしていると、「これでいいのかな・・・」と自信がなくなってくることもあります。でも仕事って結局、どんなに素晴らしいことをやっていても、世の中の役に立つことをしていたとしても、自分が自分のことを「良い」って認めてあげなければ満足できないものだと思うのです。つまりは自己肯定感。

だから、迷った時ほど、落ち込んだ時ほど「いや、これでいいんだ!」「たぶん間違ってないんだ!」「私頑張ってる、エラーイ!」って、最大限自分を肯定してあげることを心がけています。Webライターって目に見える成果を実感するのはなかなか難しいので、自分流の方法でテンションを操作することが大切だと思います。気分はコウペンちゃん。

結び

副業Webライターも3年目に突入し、いよいよベテラン感を出していきたいと勇み足になっている今日この頃です。とはいえ、まだまだ目標達成まで先は長いので、気長に気張らず、マイペースを保ちつつ働いていきたいと思います。10年後もライターとしてバリバリ記事を書いている自分だったらいいなあ。Webライターのみなさん、ともに頑張りましょう。

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