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映画と場所についての論考(仮題)②:「映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレーコンテンツ消費の現在形」
「映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレーコンテンツ消費の現在形」を読む。筆者は稲田豊史。
「鑑賞」と「消費」 Netflixなどのサブスクサービスで映画やドラマ、アニメを1.25倍や1.5倍速で観る人たちがいるということ、そしてクロス・マーケティングの調査や筆者による青山学院大でのアンケート調査を元に、それは若者に多いことを示している。早送りで観る理由として主に時間効率を優先するこ
「君たちはどう生きるか」俺はこう生きた
引退するって言ってなかったっけ…?
スタジオ・ジブリ最新作。監督は宮﨑駿。
事前の宣伝や広告をほとんど打たないという戦略。普段からテレビを観ない私は映画館に貼られているポスターを見るたびに思い出し、公開直前で告知を行っていないということを知った。公開前日あたりからSNSで話題に登るようになっていた印象。「君たちはどう生きるか」という題名と「宮崎駿が監督する」ということ、そして鳥のような生き物
「BLUE GIANT」ジャズの良さを言語化できなかった自分
好きなジャズプレイヤーはジョン・コルトレーン。マイ・フェイヴァリット・シングスが大好き。
原作は「岳」の石塚真一による同名作品。
ジャズをテーマにし、主人公である宮本大が地元の仙台から東京、ヨーロッパ、そしてアメリカへと旅をしていき、その中で出会う人々や街とジャズを通じて、世界一を目指す話だ。本作では東京編が主軸で仙台での描写は少しの回想に留まる。
なぜジャズが好きなのか 漫画を全巻持っ
「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」スパイダーマンというスタンダード
スパイダーマンってな、200人おんねん(もっといる)
前作は個人的に生涯TOP3に入るほど大好きな作品。そもそもスパイダーマンが好き。もちろん今作も見逃せないため劇場へ。前作以上の最高の体験だった。
スパイダーマンのスタンダードについて 前作と同様に今作でも別次元のスパイダーマン(スパイダーパーソン)を描くことをテーマにしているが、前作で感じた”もっと別のスパイダーマンを見たい”という欲望
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」それぞれの変化とその作品性について
ありがとうガーディアンズ、ありがとうジェームズ・ガン。そして最後の最後でVOLUME 3をやっとつけた邦題担当の人、ありがとう。
シリーズとしては3作目。「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ:エンドゲーム」や「ソー:ラブ&サンダー」、ディズニープラス配信の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル」も含めてかれこれ9年間もMCUで活躍してきた。一応シリー
「アントマン&ワスプ:クアントマニア」ビッグかつスモールな目的
あのキャシーがこんなに大きくなって…(親戚のおじさん目線)
アントマンは言わずもがなマーベル・コミックにおける最古参のヒーローであり、蟻のサイズまで小さくなったり、時には大きくなったり、自分のサイズを変化させることができる能力を持つ。それに倣ってと言うべきか、映画では"大きい"と"小さい"が要素として散りばめられており、本文でもこの点で映画を見ていきたいと思う。
次の”アベンジャーズ”に向
「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」新しいスタート
前作で死んだはずのシガニー・ウィーバーが何を演じるんだろうって思ってたら、まさかの子供で登場。CGってすごいなって思いました(小並感)
復習がてら前作の「アバター」を観直し。2009年の映画だから約13年も前に観たきりだった。当時は映画館で3Dで見て、3Dすごい!ってなった覚えがある。それからしばらく3Dで映画を観てたけど、眼鏡オン3D眼鏡は疲れることに気づいた為「トランスフォーマー/ダーク
「THE FIRST SLAM DUNK」再構築と脱構築
公開前の声優変更とかストーリーを一切明かさないとかで炎上してたけど、なんで観る前にあーだこーだとネットで言うやつがいるんだろうって毎回思う。黙って公開を待て。観てから言え。
SLAM DUNKことスラダンはもちろん漫画は全巻読んでいる。アニメは小学生のころ夏休みにテレビで放送しているのをよく観ていた(ちょうど学校の夏休みプールの時間前に放送していたのを覚えてる)井上雄彦の漫画も好き。最近の「
「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」悲しい物語
暗い水の中から突然、足首パタパタ海パン男が現れたら凄く怖い。この世界の人たちって宇宙人とか神様とか超能力者みたいなのが身近にいるから慣れてるのかな。
最初から最後までずっと悲しい物語だった。
前作までブラックパンサーことティ・チャラを演じていたチャドウィック・ボーズマンは2020年に亡くなった。世界中が悲しみに暮れる中ブラックパンサーの続編制作のニュースに不安を抱いた。チャドウィックのいな
「キャメラを止めるな!」これは落語です
いや本当に。
タイトルの通り「カメラを止めるな!」のフランスリメイク作と思いきや、“30分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!”が日本でヒットしたのでフランスでリメイクしようというお話。構造的には続編であり、やってることはリメイクであり、映画の中でもリメイクっていう多重メタ構成。そもそもの原作もメタが重なってるので、ミルフィーユの如き。
原作と同じく、前半は何ともい