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母親なんてやってらんねぇっ!!

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「母親」であることに苦しむすべての人へ。小さいころからお友達とのコミュニケーションがいまいちうまくいかなかった娘1。暴れたり、泣きわめいたり、死ぬと言ったり、学校には行かないし、… もっと読む
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2019年1月の記事一覧

魔法の子育て、なんてない。

魔法の子育て、なんてない。

期待を裏切るタイトル、なのかな。
でも、これ、本当に事実だと思うの。

厳密にいえば、
「これさえやれば、必ず~」ってやつ。
子育てに限らず、すべてにおいて、
そんなノウハウ、存在しませんから。

傾向はもちろんあるでしょう。
統計学ですよ。
今やAIが膨大なデータを分析してくれる時代ですよ。
行動心理を読んで、大多数がその予測通り動くのかもしれませんよ。

それを頼りに、「魔法の~」を試してみる

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「無償の愛」という幻想 ~わたしの始まり~

「無償の愛」という幻想 ~わたしの始まり~

世の中に、「完璧」という現象は存在しない。
「例外」はいつも存在するし、例外を認めないことほど不幸なことはない。

誰が、「親はみな、我が子への無償の愛を持っている」、なんて言ったのだろう。
分からないけど。
もしかして、誰も言ってない?
けど、完全に思い込んでた。
親になれば、自然発生的に芽生えるんだと思ってた。「無償の愛」が。

その呪縛は酷く重くて、
子を産み、母となっても「無償の愛」の湧き

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通信制高校という選択③。

通信制高校という選択③。

「通信制高校という選択②」の続き。

土曜日。
今日は福岡県立博多青松高校に見学に行ってきた。

吉塚駅西口を出てまぁまぁの距離を歩く。
キャンパスは大きい!立派!綺麗!
グランドもあり、これまで見てきた通信制高校とは全く違う。
校舎があり、教室がたくさんあり。

定時制では、平日毎日通学するみたい。
単位制なので、どのコマを選ぶかは自分次第。
午後からでも、午前だけでも。
1日1コマでも。

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通信制高校という選択②。

通信制高校という選択②。

「通信制高校という選択①」の続き。

個別説明会を電話予約し、
角川ドワンゴ学園N高等学校へ。薬院駅近くの福岡キャンパス。

まだ知名度があまりないのか、
在学高校の先生に伝えると、ご存知ないようで。

私の仕事のご縁でN高等学校情報がタイミングよく入ってきて、ピンときて。
娘1に紹介し、候補の1つに。

N高等学校で特徴的なのは、
ネットだけで完結できる「ネットコース」があること。
必須のスクー

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通信制高校という選択①。

通信制高校という選択①。

「娘1の決断。学校、やめる。」の続き。

知らない世界だったなぁ。
娘1が当たり前のように通学していたら、気づかなかった世界。

通信制高校2校に説明を聞きに行ってきた。

1つ目は博多駅前の第一学院高等学校。
この時期(1月24日)でも、決断すれば、2月1日から転入できる。
今月中に諸費用を振込、急いで書類を整える必要はあるが。

校長先生が丁寧に対応してくださった。
「人間関係がいや」、という

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とかく不登校体験者の生きづらさと成功事例が注目されますが。

とかく不登校体験者の生きづらさと成功事例が注目されますが。

「普通に学校に行く」ことが叶わないこどもたちが、
「学校に行かない選択肢」を選びやすい世の中になってきたなーと感じます。

不登校、とか検索すると、不登校でも社会に適応し、社会貢献する大人に成長しました、みたいな記事が沢山あります。

学校に行かなかった、行けなかった体験を乗り越え、
その後の人生をしっかりと生きているロールモデルは、
今悩み苦しむ子どもたちにとって、救いになることでしょう。

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死にたい。生きてる価値ナシ。って、子どもにつぶやかれる恐怖。

死にたい。生きてる価値ナシ。って、子どもにつぶやかれる恐怖。

けっこうしょっちゅう、つぶやかれたな。

初めのころは、辛かったなぁ。。。

去年だな。
学校に行くと言って家を出て、
学校から来てないって連絡入って探してて。

ラインで連絡取れたら、
「どうやって死のうかなー、」
だって。

そら動揺しますわ。
必死で探しますわよ。

「ナイフ買ってこよっかな」
「どんなナイフがいいかな、」

ってさ。
完全に心を振り回されている感半端ないんですけど。
そのナ

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娘1の決断。学校、やめる。

娘1の決断。学校、やめる。

2019年1月21日。

2回目の1年生。最近ほぼ登校せず。
とうとう、欠課数がデッドラインをオーバーした。
総合Ⅰ、落とした。

仕事から帰宅すると、
パジャマ姿で暗い部屋にいた娘1。

「分かってて、行かなかった。」

「もう、無理。やめる。」

だって。
今まで、言えなかったんだね。
卒業、おめでとう。
今までよく頑張ったね。

さて、またスタートライン。
次のフィールド探し、一緒に楽しもう

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