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つい自虐しちゃうあなたへ。私もだけど。
自分のことを語るとき、自虐ネタで話をつなぐ人たちがいる。彼、彼女はにこやかなようでいて、ちょっとうつむくようにして、そのような発言をする。
それが「謙遜」ということかもしれないが、聞いていてちょっとつらくなってしまうことがある。私が彼、彼女をそんな人間だと思っていないときは特に。
「自虐」は本人の心を守る盾になる。けれども同時に、他人からの気持ちを遮断することにもなる。自虐される側になってみる
何物でもない日々の記録と、思い出と。
私は数年前から日記をつけている。note記事とは違い箇条書きだが、ちびちびと進めて、三年連用日記を一冊使い切った。
きっかけは祖父の死だった。
地元を離れて遠方に住んでいたので、死に目に会えないのは仕方がなかった。そう、仕方なかったのだ。
連絡を受けたその日、会社から走って帰宅し、新幹線に飛び乗り、まだ着かないかまだなのかと急かす気持ちで座っていた。今更急いだってどうしようもない、とはそのと