「○○らしさ」で苦しむくらいなら
「○○らしさ」が彼、彼女の呪縛となっているならば、私はそれを引きちぎって丸めてポイしてしまいたい。
「男の中の男」「女の中の女」みたいな人、ネットに散見される美しいモデルケースに完璧にあてはまる人生を送れる人って、どれくらいいるのだろう。他者の評価と自分の評価でまた違うだろうし、能力パラメータが男寄りなら優れていて、女寄りなら劣っているということもない。逆もそうだ。さらに言うと能力の有無イコール個人の尊厳をけなしてよい理由にはならない。
幼少期、私は大体男の子のような服装