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西湘うみかぜふぁーむさんの会合に参加してきました🧑‍🌾

こんにちはARCHです🌈
先日おだわら市民交流センターUMECOで開催された西湘うみかぜふぁーむさんの会合に参加させていただきました🌸

今回はフードロスの観点から小田原の規格外野菜を販売したいと思い、お話しさせていただきました🗣️
規格外野菜の販売では、農家さん・消費者・環境の三方よしを考えて提案しました。農家さんは「廃棄の手間削減、自分の農園を知ってもらえる、小田原の野菜を広げられる」消費者は「普段より低価格で地域の野菜を購入できる」環境へは「廃棄の量が減りCO2削減へ」
というそれぞれの良さを考えました🌱しかし!お話を聞かせていただいて少し違った点や考えなおした点がありました!そこは最後に紹介します😊

皆さんにプレゼンしている様子です🧑‍🏫


規格外野菜の量は農家さんによってそれぞれですが、加工品にして出さないようにしたり、直売所で売ったり、土に返したりするそうです。最初土に返すとお聞きした時、もったいない!と思ったのですが、B級品を選別して販売するより、そこにかける人件費で赤字になってしまう、そのぐらい安値でしか農作物が売れないと言う現状にとても衝撃を受けました。味はA級品と変わらないぐらい美味しいのに見た目が悪いから価格が下がってしまう現状がとても残念に感じました。
また小田原で小田原の規格外野菜を安値で販売してしまうと、A級品が売れなくなり、さらに利益が落ちてしまうという課題も見えました。一方で東京や横浜などではB級品でも小田原のA級品と同じぐらいの価格で販売できるそうです。そこで現時点で企画していた地域の野菜を地域で販売するというものから他の地域で販売するという観点に変えてみようと思いました✨
そして一番の課題だと感じたのは、農作物に対する価値が低いという現状です。物価高で他の食品や物品は高くなるのに農作物の値段はあまり変化はありません。しかし農家さんの野菜を作るための経費は上がる一方です。よって農家さんの多くは経営難になってしまっています😢消費者は野菜が高いと大変ですが、農家さんの収入を考えると高値の方が良くてそこの関係がとても難しいと感じました。
今の私たちにできることは農作物に対する考え方を変えていくことです。農業人口はどんどん減少していて、このままでは国産の野菜はなくなってしまいます。さらに日本は輸入に頼っているため輸入が止まったら日本から野菜は無くなってしまうかもしれません。私たちは当たり前のように野菜を食べていますが、この危機に気づいている人は少ないかもしれません。この現状は多くの人に、特に若い人に伝えられるようにこれから活動していきたいです🏃‍♀️💨
また、インバウンドで外国人観光客数はとても増えています🌏観光客を対象にした観光農園や野菜を調理してもらえる施設などを増やせたらいいと思いました🥦🍅

やりたい!と思ったことはあっても実際に実現するには様々課題があることがわかりました😿難しいですね🤔🤔最初に紹介させていただいた三方よしでは低価格と書きましたが、そこはA級品と同じ値段にする必要があることがわかりました!
それでも私たちにできることを活動していきたいと思います💪
今回のお話を踏まえて、規格外野菜の販売(東京や横浜で)、農家さんの現状を発信する活動(パンフレットなど、、)を企画したいと考えてます!
まだまだ構想段階で課題も多いですがこれからのARCHの活動にご期待ください🌈👍

今回ご協力していただいた西湘うみかぜふぁーむの皆さん、お話をしてくださった皆さん、お忙しい中本当にありがとうございました!沢山の質問に丁寧に答えてくださり嬉しかったです🙇‍♀️
今後ともよろしくお願いいたします!

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