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2021年7月の記事一覧
読書感想文(48)コナン・ドイル作、延原謙訳『シャーロック・ホームズの叡智』
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回はついにホームズの完結編です!
なんだかんだで10冊読み終えました。
今は達成感で満たされています。
感想今回も楽しかったです。全体的に平均以上に面白く感じたものが多かったように思ったのですが、最終巻補正でしょうか笑。
印象に残ったのは「緑柱石の宝冠」「ライゲートの大地主」「ノーウッドの建築士」「三人の学生」「ショス
読書感想文(46)コナン・ドイル作、延原謙訳『シャーロック・ホームズの事件簿』
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回はシャーロック・ホームズの短編集です。
感想今回も面白かったです。が、他と比べるとどうも面白さが一段と劣るような気がしました。なぜでしょう……?
今回の特徴はワトスンではなくホームズの一人称視点で書かれている作品が二つあり、また三人称視点で書かれている作品もある点でしょう。なんとなく違和感はありましたが、ホームズ視点
読書感想文(45)新井素子『チグリスとユーフラテス 下』
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
前回投稿した新井素子「チグリスとユーフラテス」の下巻です。
壮大な物語が幕を閉じ、ほっと一息つくような気分です。一方で、ほっと一息つけないほど沢山の大きな問いを投げられたので、複雑な気分です。
上巻の感想でも書きましたが、本当にテーマが多様で、そして深いので、色んな人の感想を聞きたい本です。
是非読んでみてください。
一
読書感想文(44)新井素子『チグリスとユーフラテス 上』
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回読んだ本は友人のオススメです。
昨晩教えてもらったので、今日早速本屋で買って読みました。
1冊のページ数が多く、上下巻あるのでボリュームはたっぷりです。
その分内容も濃く、読書会などでじっくり議論したい本です。
テーマが多様な上に深いので、どこから切り込んでいこうか迷いますが、ともかく感想を書いていこうと思います。
読書感想文(42)コナン・ドイル作、延原謙訳『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』
はじめにこんにちは。笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回読んだのは、シャーロック・ホームズの8冊目です。
このシリーズを読み始めたのは確か2月頃で、3月に5冊目の『バスカヴィル家の犬』を読んでからしばらく期間が開いていました。
そしてつい先日からまた読み始めて、もうあと2冊で終わろうとしています。
今月中に読み切るぞ!と意気込んだものの、少し寂しいような気持ちもあります。
読書感想文(40)宮口幸治『ケーキの切れない非行少年たち』
はじめにこんにちは。笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回読んだこの本は、2年前に超話題になっていた新書です。
と、思ったら帯には「2020年ベストセラー第1位!」みたいな感じで書いてあったので、もしかすると話題になったのは去年かもしれません。
出版年は2019年のようです。
まあ、どうでもいいか……。
読んだきっかけは、有名だから、です!
話題になっただけあって、とても勉
読書感想文(39)コナン・ドイル作、延原謙訳『恐怖の谷』
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回はホームズです。
先日『シャーロック・ホームズの帰還』を読み、「やっぱりホームズは面白い!」と思って早速続きを読みました。
感想超面白かったです!
これまで読んだホームズ作品の中で一番かもしれません。
『緋色の研究』『四つの署名』『バスカヴィル家の犬』の長編はそれぞれ面白いところがありますが、この『恐怖の谷』は終始面
読書感想文(38)進士素丸『文豪どうかしてる逸話集』
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回読んだこの本は、出版当初から気になっていた一冊です。
私は近代の作家や文学についてあまり詳しくはないのですが、何人かの文豪については面白いエピソードがあることを知っていたので、「きっともっと面白い話があるはずだ!」と思っていました。
そんな好奇心に応えてくれたのがこの本です。
感想面白かったです。
全部で27人、読ん
読書感想文(37)コナン・ドイル作、延原謙訳『シャーロック・ホームズの帰還』
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回は久しぶりの小説です。前回読んだ小説はサマセット・モーム『月と六ペンス』で6月8日なので、一ヶ月以上前です。
ちなみにホームズの前作『バスカヴィル家の犬』を読んだのは3月22日なので約4ヶ月ぶりです。
読書記録をつけていると、こんなこともわかって面白いですね。
感想久しぶりのホームズ、楽しかったです。
しかし久しぶり
読書感想文(35)勝又基編『古典は本当に必要なのか、否定論者と議論して本気で考えてみた』
はじめにこんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。
今回読んだこの本は、一部界隈で超話題になったシンポジウムに関してまとめたものです。
私自身、高校で古典を学び、工学部から文学部に志望を変えたような人間ですが、高校古典については問題があると思っていました。
今まで読んでいなかったのが不思議なほどですが、ともかく機会に恵まれて読んだ次第です。
先に書いておくと、この本は国語