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吉田松陰の名言に学ぶ

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吉田松陰の超訳名言集「覚悟の磨き方」から抜粋した言葉に 自身の経験を重ねて綴ったコラムです。
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記事一覧

やる気が出ないときは

やる気が出ないときは

この記事は、吉田松陰の超訳名言集「覚悟の磨き方」から抜粋してコラムを書いています。

「誰にでもある時期」

何もする気がない。
たまには、そんなときもあるでしょう。
でもそれは後から振り返れば、せいぜい一時的なことじゃないですか。
これからずっと成長していく物語の、たった一部ですよ。
なんでいちいち焦ったり、傷ついたりする必要がありますか。

何もする気がないとき。

私はまるで何も進んでいない

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不安に思うことは、だいたい起きない。

不安に思うことは、だいたい起きない。

この記事は、吉田松陰の超訳名言集「覚悟の磨き方」から抜粋してコラムを書いています。

体験するまでは虚像

世間で言う批判とか賞賛とか
どれもこれも、あてになったためしはありません。
真実は、むしろ逆であることのほうが多いのです。
そんなことは百も承知のはずなのに
ありもしない幻想を、あると決めつけ
追いかけることに骨を折る気でしょうか。

不安を感じるとき

だいたいはまだ起きていないことを考え

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狂気と勇気

狂気と勇気

この記事は、吉田松陰の超訳名言集「覚悟の磨き方」から抜粋してコラムを書いています。

ひとつのことに狂え

「私は絶対こうする」という思想を保てる精神状態は、ある意味、狂気です。おかしいんです。
でもその狂気を持っている人は、幸せだと思うんです。

これまた結構、パンチのある教え。
ですが私なりの解釈があるので書きたいと思います。

こちらの記事でも少し触れているのですが、この「狂う」という言葉は

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判断基準を誤らせるもの

判断基準を誤らせるもの

この記事は、吉田松陰の超訳名言集「覚悟の磨き方」から抜粋してコラムを書いています。

「なにを選ぶか、どう選ぶか」

自分にとっての利益。
これをなるべく増やそう、残そうとすればするほど
判断基準がぶれ、迷いが生まれます。
反対に、自分の私益さえ一番後回しにできるなら
やろうががやるまいが、どれを選ぼうとも
ものごとは気持ちよく進んでいくものなのです。
自分のことを考えると、かえって自分のためにな

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頭は心を満たすために使うもの

頭は心を満たすために使うもの

この記事は、吉田松陰の超訳名言集「覚悟の磨き方」から抜粋してコラムを書いています。

「頭と心の関係」

ご存知の通り、すべての人の心には善と悪が同居していて
その心がいいことも、悪いこともさせます。
では、”性善”というのはどんなものかといえば
それは万人に生まれつき備わっているものですが
やむにやまれず「いいことをしたい!」と思ったとき
そうさせる心、それが”性善”に間違いありません。

です

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できないのではなく、ただやっていないだけ

できないのではなく、ただやっていないだけ

この記事は、吉田松陰の超訳名言集「覚悟の磨き方」から抜粋してコラムを書いています。

「なんでもやってみる」

できないのではなくて、ただやっていないだけです。
まだやったことがないことを
「怖い」「面倒くさい」「不安だ」と思う感情は
過去の偏った経験が作り出す、ただの錯覚です。

実際にやってみれば、意外とうまくいくことのほうが多いのです。

グサ――――――ッ

(心に刺さる音)

はい。そう

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「結果」よりも先に必要なこと

「結果」よりも先に必要なこと

この記事は、吉田松陰の超訳名言集「覚悟の磨き方」から抜粋してコラムを書いています。

「結果じゃない」

大事なことは、
なにを、どう手に入れるかではなく
どんな気持ちを感じたいかなのです。
たとえ手に入れたものが、どれだけ美しくて広い家だとしても、
住んでいる人がやさしい気持ちになれないのなら、
それは貧しい人生です。

人は物質的なものや結果を求めがち。
そして私も大いに求め、惑わされる。

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「諸君、狂いたまえ」の本当の意味

「諸君、狂いたまえ」の本当の意味

吉田松陰の名言で、おそらく一番有名であろう言葉

諸君、狂いたまえ 。

これは吉田松陰が弟子たちにおくったもの。
いきなりこの一言だけ聞くと過激な言葉に思えますが
実はこれ、単体ではなく上の句があるのです。

「狂愚まことに愛すべし、才良まことにおそるべし」

狂うほどの情熱を持って常識から外れる者は
”行動”を起こしている愛すべき存在。

一方、頭だけで考えて理屈を言うことは
何も行動しなくな

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