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「諸君、狂いたまえ」の本当の意味

吉田松陰の名言で、おそらく一番有名であろう言葉

諸君、狂いたまえ 。

これは吉田松陰が弟子たちにおくったもの。
いきなりこの一言だけ聞くと過激な言葉に思えますが
実はこれ、単体ではなく上の句があるのです。


「狂愚まことに愛すべし、才良まことにおそるべし」

狂うほどの情熱を持って常識から外れる者は
”行動”を起こしている愛すべき存在。

一方、頭だけで考えて理屈を言うことは
何も行動しなくなるので恐ろしい


つまり、弟子たちに「頭で考えるより、行動せよ」と送ったメッセージです。

情報過多の現代、「常識」という枠を超えるとまずは叩かれることが多い。
そしてその枠は一般的な常識に留まらず、自分自身で作った枠の場合もある。

人が作った枠も
自分が作った枠も
それを出るときは恐ろしく感じる。

枠の外に出ることは
それまでの自分からしてみれば
”狂っている”行動なのかもしれない。

恐いから、やめるのか
恐くても、やるのか

脳には、最初の一歩を踏み出さないと
行動を起こせないという性質があるそうです。

行動を起こすためには、とにかくやり始めること。

たまには頭であれこれ考えるのをやめて
感覚を信じて、一歩踏み出してみよう。

諸君、いや自分よ
狂いたまえ。


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