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『北浦和イッカイ』。埼玉県にある、お菓子製造や飲食店などに使える、地域の憩いの場。

こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんのお住まいの地域には、憩いの場とかありますか?

私の住んでいるところは、特に色んな世代が集まる様な憩いの場はなく、そういう場所を構えているところがあるのかと言えば、そうではありません。

私はよくこのnoteで地域密着型の交流スペースなどの記事をたまに書きますが、そういうところがある都道府県が、素直に羨ましいです。

私は現在、元々あった趣味も停止し、無趣味となってどこも休みの日も出かけなくて、完全に仕事と家の往復で、そのバランスが不均等になった時に、心の拠り所が他にないわけで、そういう時に、「どこかいつでも立ち寄れる場所があったらいいのに」と思ってしまいます。

この記事では、埼玉県にある地域密着型の交流スペースとなります。

2024年6月に埼玉県さいたま市浦和区にあるJR北浦和駅近くのコミュニティースペース&シェアキッチン『北浦和イッカイ』がオープン1周年を迎えました。お菓子の製造業や飲食店に活用できるキッチンと、小上がりのあるスペースを半日単位で有料で貸し出していて、各種講座なども開講され、街の風景にも馴染んできました。

元自宅を改装してオープンさせた管理人の猪瀬早紀さんは、「『北浦和イッカイ』に人が集まることで、商店街の違う店舗での購入などが増えてくれたら嬉しいです」と希望を描きました。

今回は、『北浦和イッカイ』がオープンした経緯などについて紹介します。

『北浦和イッカイ』の誕生秘話。どんなイベントをしている?

『北浦和イッカイ』は、銀行員の猪瀬さんと夫で文化人類学者の浩平さんなどが10年ほど住んでいた3階建ての元自宅の1階を改装し、2023年6月に起業を希望したい人らの背中を押したいと「1階で、1回お試しを」の言葉を託しオープンさせました。

『北浦和イッカイ』は商店街の中ほどに立地し、私道の路地にも面して2方向に間口が開いており、使い勝手が良いとされています。現在はボランティア団体が主催する「子どもも大人も食堂」が開催されたり、米粉パンやドーナツの製造・販売が定期的に開催されたり、と利用法は多種多様です。浩平さんの家族が関わっている「見沼田んぼ福祉農園」の野菜販売もしています。

猪瀬さんは3人の子どもを育てる中で知り合いが増え、趣味を超える手芸、料理などの技術を持ち、起業して腕試しをしてみたいと考える人が周りに多いことに気付きました。技術のお披露目の場を求めても、地域の公民館は個人で借りることは困難です。

銀行員の視点から、物件を活用することにも至り、チャレンジしたい人の初期投資リスクを減らせるスペース提供を提案しました。さいたま市内出身の夫と違い「知らない土地」だった北浦和を好きになって、さらに地元の人との交流を深めていきたいという想いも巡らせました。

猪瀬さん自身は子育て世代ですが、同じ属性の人たちだけでなく高齢者や男性など多くの人が穏やかに交流していくことが目標です。そのためには「オシャレ過ぎない」と「洗練しすぎるとダメ。雑多な感じが良い」ことを意識して、貸し出しています。

すると、店内では野菜と浩平さんの著書が並べて売られるなど「何でもあり」の楽しい場所になりました。広い間口から中のイベントが見えるので、飛び込みの人も気軽に立ち寄れます。ある講座の講師が別の講座の参加者になったりと穏やかな人と人との交流も見られる様になりました。

参考:つながりは「イッカイ」から 北浦和の貸し出しキッチン&スペース開業1年 創業支援の拠点化、地域との連携に意欲 47NEWS(2024年)

この1年の『北浦和イッカイ』の稼働率は4割程度で、利用したいと希望するお問い合わせも多くなって、猪瀬さんは近く銀行を退職して、『北浦和イッカイ』の管理人に専念し、コミュニティスペースで行う自主企画も計画中です。

「ゆくゆくは『北浦和イッカイ』を創業支援の場と位置付けて、近くの北浦和公園や県立近代美術館などとの回遊性向上も図りたいです」と意欲を燃やしています。

2024年7月28日から米粉パン「穂々えみ」などを販売しています。

改めて、

こういう交流スペース、いいなぁと思いました。住んでいるところは身バレをしないために何のお店かは書きませんが、いつも同じ業種のお店ばかりが、見渡す限りできています。

そういうお店ばかりできても、周りはライバル店ばかりとなって、お客さんとして行っても、どこに行こうか非常に悩みますし、果たしてそれが地元の活性化になっているのか?と言えば、よく分かりません。

色んな業種のお店がオープンするわけではないので、そんなに一部の業種に偏らず、もっと色んなお店ができたらいいのになぁとも、そこに住んでいて、率直に思うのですよ。

食べ物屋さんも、通勤している西鉄久留米駅には今幾つも全く違う飲食店が沢山できていますが、地元はそうですね、ないですね。多分本当に隠れ家的な、ひっそりと佇むお店がどこかにあるだけなのでしょうね。

『北浦和イッカイ』は、お菓子の製造だけではなく、色んなイベントも開催されていて、私は「うんうん、凄く良い」って思えた場所でした。

実際に『北浦和イッカイ』を利用した方の高評価も検索した時に読みました。

こういう場所に憧れるので、私はこういう記事を読むのも書くのも好きなんでしょうね。

参考サイト

https://www.instagram.com/kitaurawa.ikkai?igsh=eXp5eHU4bnUxcjlq


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