《choito》。『日本製紙グループ』が、使用済みの紙コップをバッグなどにアップサイクル。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんは、一度は紙コップを使ったことがあると思います。
私の小さい頃の紙コップの思い出は、子ども会のイベントで運動会やちょっと外でご飯を食べた時に、紙コップにお茶やジュースなどを入れて、紙皿におかずやご飯などを入れて、みんなでワイワイ食べていました。
確か親戚が家に来た時も、紙コップとかを使うことも多かったと思います。
紙コップで今でも母から褒められることがあって、私は保育園の頃、紙コップを逆さまにして折り紙を貼って、底で顔を作って書いて、雛人形を作りました。
「作ったよ」と私が言って、雛人形を渡し、それを観て母は、「よくこんな発想できたよね」と驚き、今でも大切に取っていますし、母にとっても今でも話す、とても良い思い出だったみたいです。
この記事では、実は紙コップでタオルやバッグを製造する、【アップサイクル】をしている企業となります。
『日本製紙グループ』が、使用済みの紙コップなどを再資源化した紙糸を一部に活用して、エプロンやタオルなどの布製品にするSDGsな【アップサイクル】プロジェクトを進行中です。
飲料・食品用紙容器専用のリサイクル設備を動かしている、静岡県富士市にある日本製紙富士工場などを介して、付加価値の高い製品に再資源化することで、参加企業などにSDGsな社会へと還元して頂くことが目標です。
今回は、『日本製紙グループ』が行う、【アップサイクル】の《choito(ちょいと)》を発信します。
《choito》がスタートした理由
段ボールや新聞、雑誌などの再資源化は一般的ですが、紙コップなどの飲料・食品用紙容器には良質な品質が使用されつつも、プラスチックで覆われていることや食品汚れなどの衛生面の問題などがデメリットとなって、再資源化が進んでいないことが大きな課題でした。
『日本製紙グループ』は、東京近郊のグループ会社に破砕洗浄装置を設置して使用済みの紙コップの回収の拡大を図ったり、2022年10月から日本製紙富士工場で破砕機や高度な除じん装置を完備し飲料・食品用紙容器の再生処理に特化した設備を動かしながら、これらの再資源化を促進してきました。
段ボールや紙コップ、トイレットペーパーとして再資源化する以外にも、リサイクルした紙糸を一部に活用し、布製品に変換させる【アップサイクル】に励んでいます。
2024年2月、東京都にあるグループ会社の「日本紙通商」が、紙コップを再資源化した布製品ブランド《choito》を始めました。
「個人が、少しの手間をかけ、少し良いものに生まれ変わらせる」という理念で、連携会社の協力を得て、再資源化した紙糸を綿糸などと織り合わせていき、エプロンやタオル、バッグなどの製品に生まれ変わりました。
画像引用・参考:使用済み飲料用紙容器の古紙入り紙糸を用いた布製品"choitoTM"を軸にした紙容器アップサイクルプロジェクトを始動 日本製紙グループ(2024年)
既に千葉市動物公園や兵庫県神戸市にあるUCCジャパン、東京都にある日本航空、京都府にある京橋千疋屋などが《choito》に賛同し、完成した商品を通販などで販売しています。
使用済みの紙コップなどの回収の手間やコストが大きな課題ですが、専用回収キットを用いて、廃棄量が最小限でも《choito》に参加しやすいといいます。
《choito》を「日本紙通商」は、
「優れた原材料をより沢山の人に活用して頂きたいです。再資源化の裾野を拡大したいと思っています」と説明しました。
それ以外の紙コップの思い出
それはコロナ禍前ですね。1ヵ所目と2ヵ所目のA型事業所に行っていた時のことです。
以前の職場はどちらも花見がありました。1ヵ所目のA型事業所では車で遠くに行って、ご飯を食べたり、桜の写真を撮ったりしました。
2ヵ所目のA型事業所では、会社近くの桜並木があるところに行って、こちらも外で食べました。2ヵ所目のA型事業所では、2事業所あったので、もう1つの事業所が合流して、大人数で食べました。
1ヵ所目のA型事業所は色々あって、1年半で退職しましたし、2ヵ所目のA型事業所が花見に行っていたのはコロナ禍前で、コロナ禍に入ってから行かなくなりましたが、退社してもうすぐ3年になりますし、コロナ明けして1年以上が経過しましたし、もしかしたら今また花見が再開したかもしれません。
今の会社では年内最後の出勤日に、その日出勤した人たちと、お弁当を食べたりしますが、ちょっと紙コップがあったかは失念して、覚えていません。
こちらの記事の紙コップで、【アップサイクル】というのは思い付かない考え方でした。
紙コップって、使ったらすぐ捨てるものだと思っていましたが、こうやって【アップサイクル】にも使えるんですね。
【アップサイクル】はなかなか考えつかないものから生まれるので、オンリーワンなものになるんだろうなぁと毎回そう思います。