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生きるということ

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#フリーランス

つるつるとしたサテンのリボンのように

つるつるとしたサテンのリボンのように

趣味の良いインテリアショップで働いていると、色々な家族の形を目にする。

混乱のないように前置きしておくと、私は現在3つの仕事をしている。
通訳ガイドと、ライター、加えてアルバイトのショップ店員だ。

タイムマネジメントが常に課題としてあるのだが、この話について語ると長くなるので、また別の機会にでも話そうと思う。

さて、話題が逸れてしまったが、約半年前に素敵なインテリアショップで働き始めて

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感受性が強すぎるということ

感受性が強すぎるということ

いや、まったく、HSPという人種は疲れますね。
生きづらいったらありゃしない。

Highly Sensitive Person、つまり、普通の人よりも感受性を強く持って生まれた人のこと。
全人口の20%、つまり5人に1人がHSVに該当する。

もちろん、プラスに働くこともある。

人よりもずっと繊細で傷つきやすい心を持っているからこそ、普通の人では見過ごしてしまいそうな、心の奥底に深くしまいこん

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ヴィーガンはただの迷惑? ”おもてなし”の行方

ヴィーガンはただの迷惑? ”おもてなし”の行方

「困っちゃうね、そう言うの。アレルギーとかでどうしても食べられない、という訳でもないのに。”郷に入っては郷に従え”と言うしね」

ヴィーガン対応に追われ、鰹だしではなく昆布だしで提供してくれそうな蕎麦屋探しに翻弄していると、母は同情してくれた。

通訳案内士として、訪日外国人案内に携わりはや1年半。

相手の言いなりになってしまうのはやり過ぎだが、せっかく日本という国を選んでくれたのだから、出

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紛れも無い経営者

4月からの移民新法案に賛成か反対か、という愚問には
そういう次元の話ではなく、この世界の動きに対して日本はしなければならないことだ、と仰った。
圧倒的マクロな視点。
ごもっともだと思った。

なぜ教育事業にされたのか、という愚問には、
彼はこう答えてくださった。

日本の未来に、辟易していた。
元から、ロンドンの大学への進学を希望していた、と。

既存の制度を変えていくには、現場を担うことになる

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