れい

日常生活で思い浮かんだことを書き残してみる

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日常生活で思い浮かんだことを書き残してみる

記事一覧

価値あるもの

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の…

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3週間前

ぼーっとする

小学生の頃、よく隣県の祖母の家に遊びに行っていた。 土曜日の昼下がり。 特にすることもなく、部屋に寝転がってカーテンの隙間から見える空をただひたすらに眺めていた…

れい
3週間前

付和雷同

自分は先頭を行くより、誰かの後について行くのが気楽だと最近よく思う。 というのも、人がまばらな町中を歩いているとき。 普通の人なら何も思わないのだろう。 私の場…

れい
2か月前

眠りにつこうとしたら、瞼の奥に瞳のようなものが現れて驚いた。
思わず目を開けると、薄明かりで作り出された影の中にもそれが現れ、視線を逸らすうちにやがて部屋全体の影がひとつの巨大な瞳を模しているように見えてしまい、とても怖くなった。

心理的な背景によって起こったのだろうか。

れい
2か月前
1

電波人間

今日のニンダイも多分よく知らないタイトルが出て終わりだろうと思って見始めたら、初っ端から青春のゲームが出てきてもの凄くデカい声が出てしまった。 めちゃくちゃ嬉し…

れい
3か月前
1

音楽

私にとって音楽とは、切っても切り離せない存在だと思っている。心の空白が埋まらないとき、いつも音楽に救いを求める。 好きになる基準としては、別に歌詞がいいから好き…

れい
3か月前

視野

子供の頃は、目の前の世界が全てだった。 学校に行って、放課後は公園で遊んで、習い事に通って、気づいたら一日が終わっていた。 中学に進学したら、将来のことを考える…

れい
3か月前
1

備忘録その2

人生は死ぬまでの暇つぶしという言葉がある。 人は人と関係を築いたり、自分を高めるための努力をしたり、たまに立ち止まってみたりする。 けれど、富や名誉を得たとして…

れい
3か月前
1

虚無感

ふと気を抜いたときに、とてつもない虚無感に襲われることがある。 心が鉛のように重たくなり、思わず膝を抱え込んで下を向いてしまう。そうしていると気持ちが少し安定す…

れい
4か月前

会話

Twitterでは本当にどうでもいいことしか呟いていない。 というか、それが本来の役割であると最近ようやく気づいた。原点に立ち戻った感がある。 以前は巷の話題で自分が思…

れい
4か月前
1

備忘録その1

死生観について他人と意見を交換したいと常日頃考えているが、周りは触れづらい話題であると思っているためか、その目標は未だ叶っていない。 ふと頭の中で意見を思い起こ…

れい
4か月前
2
価値あるもの

価値あるもの

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵におなじ。

人が何を成し遂げ、他者からもてはやされ、富を築こうとも、やがて土に還ればそれらに価値はなくなる。

ならば生きる意味とはなんだろう。
人生において価値あるものは存在するのか。

強いて言うなら、それは愛ではないかと思う。

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ぼーっとする

小学生の頃、よく隣県の祖母の家に遊びに行っていた。

土曜日の昼下がり。
特にすることもなく、部屋に寝転がってカーテンの隙間から見える空をただひたすらに眺めていた。

あのとき自分は何を考えてたのだろう、と時々思い返す。

最近の生活を振り返ると、毎日職なしになってしまう憂いを抱えたまま眠り、極度の緊張の中なんとか通学し、授業を受けた後筋トレやギターの練習に励んだりしている。
筋トレは何もしていな

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付和雷同

付和雷同

自分は先頭を行くより、誰かの後について行くのが気楽だと最近よく思う。

というのも、人がまばらな町中を歩いているとき。
普通の人なら何も思わないのだろう。

私の場合は、すれ違う人の視線がこちらを向いているような気がして、どこか明後日の方向を見ながら歩いてしまう。
歩いている時の姿勢も、自分の中で最大限背筋を伸ばしてはいるが、堂々と歩くと逆に「なんだこいつは」と思われているのではないかとつい考えて

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眠りにつこうとしたら、瞼の奥に瞳のようなものが現れて驚いた。
思わず目を開けると、薄明かりで作り出された影の中にもそれが現れ、視線を逸らすうちにやがて部屋全体の影がひとつの巨大な瞳を模しているように見えてしまい、とても怖くなった。

心理的な背景によって起こったのだろうか。

電波人間

電波人間

今日のニンダイも多分よく知らないタイトルが出て終わりだろうと思って見始めたら、初っ端から青春のゲームが出てきてもの凄くデカい声が出てしまった。

めちゃくちゃ嬉しい。
Twitterでエゴサしまくって、周りの歓喜している様子を目にしてやっと実感が湧いた。

興奮で眠れなかったので、こうして日記に残してから寝る。
明日からまた頑張れそう。

音楽

音楽

私にとって音楽とは、切っても切り離せない存在だと思っている。心の空白が埋まらないとき、いつも音楽に救いを求める。

好きになる基準としては、別に歌詞がいいから好きになるという訳ではない。どちらかというと、メロディーや曲の展開が刺さって好きになるということが多い。
曲が気に入ったら、アーティストを調べる。そのアーティストの有名な曲や同じアルバムに収録されている曲から聴く。
そうして、そのアーティスト

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視野

視野

子供の頃は、目の前の世界が全てだった。
学校に行って、放課後は公園で遊んで、習い事に通って、気づいたら一日が終わっていた。

中学に進学したら、将来のことを考えるように周りから言われ始めた。将来のために進学先を選ぶ。その先がどこに通じているかも分からないのに決めたから、選ばされたという感覚が強かった。
運よく自分の頭で行けそうな所に決まった。

高校に進学して、今度は大学を決めなくてはいけなくなっ

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備忘録その2

備忘録その2

人生は死ぬまでの暇つぶしという言葉がある。

人は人と関係を築いたり、自分を高めるための努力をしたり、たまに立ち止まってみたりする。
けれど、富や名誉を得たとしても死んだらそこで終わる。積み上げてきたもの全てに価値がなくなる。
存在は一時なら覚えていてくれる人がいるだろうが、それもじきに消えてしまう。

毎日のようにニュースで訃報が流れ、その有様に虚しさを覚える。
著名人が亡くなると、その死を利用

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虚無感

虚無感

ふと気を抜いたときに、とてつもない虚無感に襲われることがある。
心が鉛のように重たくなり、思わず膝を抱え込んで下を向いてしまう。そうしていると気持ちが少し安定する。ある程度満足したら、また起き上がって元のやることに向かう。

おそらく2年ほどこうした精神状態が続いているので、以前の何も背負ってなかったときの感覚が思い出せない。落ち込んではいるが、悲しみとは別の感情という認識でいる。一種の防衛本能が

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会話

会話

Twitterでは本当にどうでもいいことしか呟いていない。
というか、それが本来の役割であると最近ようやく気づいた。原点に立ち戻った感がある。

以前は巷の話題で自分が思ったことを赤裸々に引用などして書き残していたが、取っ付きにくい印象を与えかねないと考え断念した。
それでも、時折抑えられずに溢れてしまい、その度にツイ消ししている。実に不甲斐ない。

思えば、1番初めにTwitterを開設したのは

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備忘録その1

備忘録その1

死生観について他人と意見を交換したいと常日頃考えているが、周りは触れづらい話題であると思っているためか、その目標は未だ叶っていない。
ふと頭の中で意見を思い起こしては霧散させ、吐き出せない日々が続いているのでこうして文章に残そうと思ったわけである。
正直唐突に書き始めた日記の1つ目のテーマにしては、些か壮大すぎるように感じてはいるが。
(普段他人と会話しないので、予め脳内を整理するという意味もこめ

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