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虚無感

ふと気を抜いたときに、とてつもない虚無感に襲われることがある。
心が鉛のように重たくなり、思わず膝を抱え込んで下を向いてしまう。そうしていると気持ちが少し安定する。ある程度満足したら、また起き上がって元のやることに向かう。


おそらく2年ほどこうした精神状態が続いているので、以前の何も背負ってなかったときの感覚が思い出せない。落ち込んではいるが、悲しみとは別の感情という認識でいる。一種の防衛本能が働いた結果そうなってしまっているような気がする。
解消法としては、専ら好きな音楽を聞いたりすることが多い。最近は出来ていないが本を読むこともある。
文字や音の流れに身を任せているうちに、平静へと立ち戻ってくる。文化は偉大だなぁ、といつも思わされる。


今のところは実家暮らしのため、決まった生活サイクルを強制されている部分にかなり救われているが、根本的な原因を解決しないことには意味がない。少しずつだが変えていく。解放された暁にはまた新たな試練が待ち受けているだろうが、おそらく今よりはマシになっているはずだ。

とにかく今を乗り切るために、がむしゃらに努力しようと思った。

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