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ショウタ
2023年2月24日 10:25
お母さんの魔法に乗っけられしゃぼん玉が宙を舞うふんわり ゆらり彼方に飛んでくしゃぼん玉手が届きそうで 届かないぐんぐん空に舞っていくふわふわ そわそわ子供は必死に手をのばす魔法の動きに魅了され子供の夢中な視線にゆらり ゆらりと手を振る魔法のカケラ達今度はいつ会おう空に消えてハジける泡の声ふんわり ふわりゆらゆら ゆらゆら魔法の心地に 揺らぎ
2023年2月17日 22:39
壁に飾られた一輪の花静かで小さくて騒々しくて大きくて目をつむればさざめいてゆれていて華やいで香り立ち見事なまでの孤独その宇宙は造形的で創作的で自然的で神秘的でどこか煽情的で果てしなく雄弁だ遠くを見るように近くを見守る壁に飾られた一輪の花今日も明るく潤んでひっそりとうつむく
2023年2月16日 17:01
今日という今日は今日しかない今日という名の今日を歩んで行く今日も今日らしい今日を生きている今日も今日とて今日じゃない今日じゃない今日も駆けていく今日も今日という日を今日中に万華鏡のように訪れる今日に今日は軽い眩暈に踊らされ日夜訪れる今日みたいな今日をまるで今日のように過ごしてる今日の兄弟の昨日に嫉妬され今日という名の今日にとらわれる今日という名の今日はつまり今日
2023年2月14日 12:13
ぼんやりと足が向かった喫茶店入ったすぐそばの窓際の席少しかすみがかった風景が好きでコーヒーの匂いと溶け込んでいく…窓の木漏れ日と向き合いたゆたう視線ビンテージな空気と道具達が察してくれて優しく 優しく 丁寧に空間の余地を生かしきり祈りにも似た思いを抽出してくれる紫黒の全てが上手く言えない何かを掴んでくれる酸っぱく 渋く 苦く 甘く
2023年2月13日 18:40
遠くできらつく音響が響きわたる天空の隆々たる脈の鼓動 蒼い残影がほとばしる何だ 何かが起こるのか?見ると光と大地に映し込み 美のコントラストが胸を締め付ける見れば見るほど鮮やかで 滑らかな光芒の曲線を描き重ねていくまるで自分を包み込む一閃の高鳴りが閃光のように今を研ぎ澄ましていくこのまま心を打ち抜くように……おやっ何だっ単なる稲妻か…遠くの方
2023年2月12日 18:51
天秤のゆらぎが心地よく軽やかに流れはぜり跳ぶように前を向く創造の糸とたおやかに結び結ばれ瞬くように未知を問う花束達は飾り気なく装い渇きを潤い飲み干し華麗な韻と律を生む陽炎の香りに酔いしれて行き場を失う蜃気楼達雲間に望む一筋の四季の詩うつろいの満ち欠けとしつらえる一筋のしずく天秤のゆらぎは変わらずに確実にしっかりきっかり真摯に前を向く
2023年2月11日 21:23
大自然はいつも歓待してくれる山々には木が茂り軽く呼吸をするそれに合わせて草達は波気立ち風と共にモダンに舞う川は大地の悪戯に身を任せ魚は悪戯とたわむれ流れている育ち盛りの稲穂達は真っ直ぐに天を見つめ今か今かと宴の時を待っている月が辺りを照らし家々の灯は星達と共に淡く滲んで共鳴し優しく人を迎えている広大な自然は温かくその様子を受け入れる自然とはかくも雄大な事か歳月が
2023年2月10日 16:27
遠くの残像ゆっくりと深く掘り起こす冷たいぬくもりそっと忘れずに手繰り寄る魂のカケラザラッとつまんで縫い合わす何処を向いても明日に夢中視点を変えても溶け合わない乾いた記憶目映えの季節風との道しるべあたたかな温もりやっと大事に引き寄せる
2023年2月9日 20:27
眩しく遍くように雪が舞いを惜しむいたわるように消え入るようにすすむ時 戻る道それぞれ違えど駆けていくガランと空は調子良い静かに静かに只々静かに……抗うことなく前を向くあるがままになすがままに時を刻む
2023年2月2日 11:59
ギターを弾いてみよう何も難しい事は考えないでかき鳴らしてみるだけでも良いんだその喜びが自分を作っていくんだから音色に乗せて声も奏でてみよう細かい事は気にすんな音色と声の和音が君なんだ君の勇気が祝祭の入り口だから声を上げて奏でてみようまだ見ぬ自分を歓迎してあげようそんな君を君が見つけて欲しいから今出来うる限りの自分で奏でるんだきっと君に君自身と人が喝采の声を上げるだろう
2023年2月1日 16:08
色鮮やかな灰色の景色言葉は何も主張しない単調な意識に傾かれ人々はこぞって歩みだす映るものは意思あれど渇いた音色に沈んでいく時の迷路に惑わされ浮かぶ五色のモノクローム築かれた静謐の空間思考の矛盾を知るやがて縦に割れ行く意識色彩は慌てて顔を出すガタンゴトンガタンゴトンッ…今日も心と揺れている